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-件のコメント

[C1256] むう

あちし一時期考古学を志したことがありまスて。
それにゃー先ず宗教からダナ、なんちて。
聖書を読んだりもしたんでスが。
ユダヤ・イスラム・キリスト教って、旧約が共通してるんでスよねー。
そういう一神教のラビが、↑みたいなこと言ってくれるのって意外でスね・・・
勉強になりまスた。
<(_ _)>
  • 2006-11-08
  • 投稿者 : かっぱやろう
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[C1257] 今日も

非常に勉強になりました。

果たして今の日本は彼らから尊敬されるのでしょうか?
不安になります…
誇りと紙一重の現状ですね。

それから、仰るとおり、

>自分たちの「伝統、文化、非常に美しい人生観、概念、宗教」を尊び、愛し、守っていこうとする熱意

とても大切なことだと思います。

[C1258]

ユダヤ教が旧約聖書、キリスト教が新約聖書、そしてイスラム教がコーランですね。
「約」は、約束の「約」です。
井沢元彦氏の宗教解説はわかりやすくていいです。拙僧も、数多くの愛読書があります。
milestaさんは、「日本人とユダヤ人」という書籍を読んだことはありますか?
必見かと思います。
角川文庫から出ています。まだ、でしたら、ぜひ、お勧めしたいですね。
著者は、イザヤ・ベンダサンこと山本七平氏です。

  • 2006-11-08
  • 投稿者 : おしょう
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[C1259]

「ユダヤ教→キリスト教」の流れは、フェミニズムの系譜を知るのに適してますね。
カトリック(マリア崇拝):女性の地位向上→プロテスタント(マリア像や聖書を燃やす宗教革命):女性の地位低下

ここでいう女性とは、ローマ法王が使った「真の女性」のこと

「神道」は、八百万ですからね。アラーもキリストも沢山の神の中の一つに過ぎない。
「神道が、あらゆる神を信じてもいいものであるならば、神道を否定するものは無宗教である」と思う。

井沢元彦氏といえば・・・・
・・・・・・言霊三部作
  • 2006-11-08
  • 投稿者 : NS大川
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[C1260] さすが

さすが、4ヶ月かかって、UPした記事だけあって、分かりやすいし勉強になります。ご紹介ありがとうございます。

井沢さんは、こういう本も出しているんですね。

日本だと、特に都会では、宗教といえば与党の◎◎くらいが一番目立つくらいで、生活の中でほとんど意識しません。

でも外国では、そうはいきませんよね。オーストラリアはどうなんでしょうね。記事を読ませていただくと、やはり日本よりは生活の中で話題になっているようですね。

私が読んだ本には、日本人はあまりにも宗教に無関心だから、そのまま海外に行くことは危険だ、とまで書いてありました。

もし類書を読まれたら、ぜひUPして下さいね。

[C1261] >かっぱやろうさん

>あちし一時期考古学を志したことがありまスて。

あっ、それでHNが「かっぱ」なんですか?でもかっぱは古代の生き物じゃないか・・・。(笑)

>そういう一神教のラビが、↑みたいなこと言ってくれるのって意外でスね・・・

そうですよね。私も意外で、読んでいて嬉しかったんですよ。
  • 2006-11-08
  • 投稿者 : milesta
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[C1262] >刀舟さん

>果たして今の日本は彼らから尊敬されるのでしょうか?

そうなんですよ。それが問題ですね。彼らは、宗教家で、神道に感心をもたれているので、そういう研究やお付き合いからの印象が大きいのかもしれません。俗世間についてはどうお思いになるか・・・ちょっと引っかかりますね。
  • 2006-11-08
  • 投稿者 : milesta
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[C1263] >おしょうさん

「日本人とユダヤ人」はまだ読んだことがありません。山本七平さんですか。それはぜひ読みたいです。これなら昔からある本だから、こちらの和書の古書店にあるかもしれません。ご紹介ありがとうございます。
この本で、ユダヤ教のラビは「ユダヤ道」と「日本道」は似ていると仰っていました。単なる宗教でなく、文化、慣習まで、その「道」が行き渡っているからだそうです。
  • 2006-11-08
  • 投稿者 : milesta
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[C1264]

この本は未読ですが、バカ売れした「ダビンチコード」を読んでから、キリスト教とユダヤ教について知りたくなり何冊か読みました。そして、ローマ人の物語も読みました。
読書の楽しみとして、次々と知りたい事が広がりまた次の本をさがし読むということですよね。
これからもいい本紹介して下さい。
  • 2006-11-08
  • 投稿者 : さんぼ
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[C1265] >NS大川さん

この本には、カソリックについてあまり書かれていないのが残念でした。どちらかというと、カソリックの方が、嫌われていないようだったのですが、詳しくは書かれていませんでした。
私は、カソリックの国にも少しだけいたことがあるのですが、プロテスタントよりも、親しみを感じました。それは、マリア様が天照大神のような役割を果たしているのと、聖人信仰が強く八百万の神に近いものを感じたからです。

言霊・・・「核の話をしたら保有することになっちゃう」と思っているから議論もしたがらない。と井沢さんなら仰るでしょう。(笑)
  • 2006-11-08
  • 投稿者 : milesta
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[C1266] そういえば

前ローマ法王のヨハネ・パウロ二世も、それぞれの宗教の信者は各々の天国を持っている等といった、寛容でバランスの取れた宗教観の持ち主だったように思います。

ユダヤ教のラビさんのおっしゃられている事もわからなくもないんですが、そもそも「敵」の概念を聖書に入れたのはユダヤじゃなかったでしたっけ?? イエスは「カイザルのものはカイザルに」と叫び、地上権力に対する復讐でない救済を唱えたと理解しています。むろん、その後ヨハネ黙示録という異教徒への復讐を煽る篇が混じるわけですが・・・
あ、これはロレンスの受け売りです(笑)

どうもこの3者が互いに反発しあうのは、あまりに似ているにもかかわらず、たがいに混じりあうことができないところにある気がします。
日本人と韓国人のように。
  • 2006-11-08
  • 投稿者 : cyber_bird
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[C1267] >VIVAさん

>さすが、4ヶ月かかって、UPした記事

正確には、4ヶ月放置して二日で書き上げた記事です。(笑)すみません、遅くなって。

オーストラリアは、学校で週に一回宗教(キリスト教)の授業がありますが、異教徒は出席しなくても構いません。

最大の宗派である英国教会は、様々なボランティアやサークルをやっていて、私も英語サークルや手芸サークルに参加しています。そこで、よくキリスト教の話を聞きます。強引な勧誘はありません。

また、日本にもありますが唯一絶対の創造神の名前がついた宗教からの接触がかなり頻繁にあります。日本語の雑誌まで持ってきます。私はそういう人達に「シントイストで改宗はしないから来ても無駄。」と言っているけど来ます。そういう点では、無垢の日本人が来たら危険かもしれません。

カソリック国は偶像崇拝だから「ステンドグラスきれいだわ。」とか「教会の売店でロザリオ買って身につけましょう。」とかいうところから、惹かれていく日本人はいるかもしれないと思いました。
NS大川さんへのコメント↑にも書きましたが、私はカソリックの方が身近に感じます。多神教であったギリシャ神教やローマ神教の名残が感じられるような気がします。
  • 2006-11-08
  • 投稿者 : milesta
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[C1268] >さんぼさん

『ダビンチコード』を読んだ友人がやはり、宗教のことを知りたくなったというので、この本を薦めました。

>読書の楽しみとして、次々と知りたい事が広がりまた次の本をさがし読むということですよね。

そうなんですよね。だから終わりがなくて、広がりすぎて取捨選択に悩んで、いくら時間があっても足りないです。

>これからもいい本紹介して下さい。

ご期待に添えるかどうかわかりませんが、みなさんのコメントを励みにがんばります。
  • 2006-11-08
  • 投稿者 : milesta
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[C1269] 宗教のお話は大好き

難しい神学は分かりませんが、宗教のお話は好きです。でも、自分の都合の良い聞き方ばかりしてると思います。
旧約聖書は、大学時代に読んだなぁ。ヒルティは、ちょこっと読みました。手島郁郎さんの冊子を、送って戴いていた時期もあります。迫力ありました。ギリシャ語とか出てきて。
この前は、『致知』で、曾野綾子さんと禅宗の境野勝悟氏の対談を読んで、とっても面白かったです。やっぱギリシャ語まで遡って読むと、聖書って違ってくるみたい。
今は『天皇─その論の変遷と皇室制度』の、天皇はゴッドじゃないってところを、ちょうど読んでました。だから、今回の記事も興味津々で、面白いわぁ!
  • 2006-11-08
  • 投稿者 : 失敗だらけだフニャ
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[C1270] >cyber_bird さん

>どうもこの3者が互いに反発しあうのは、あまりに似ているにもかかわらず、たがいに混じりあうことができないところにある気がします。

そうなんですよね。だから混じり合おうとせずに、別々に自分の信じるものを信じていればいいんですよね。
だけど、聖書に書いてある通りのことをしようとすると、異教徒は存在してはいけない→改宗させなくちゃとなって、接触が起こるんですね。
たぶん前ローマ法王が寛容なのは、聖書至上主義のプロテスタントでないからのような気がします。
  • 2006-11-08
  • 投稿者 : milesta
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[C1271] >失敗だらけだフニャさん

フニャさん、何者なんですか?すごいものをいろいろと読まれてますね。
ヒルティ、手島郁郎さんて誰だろう?
聖書はギリシャ語まで遡って読むと・・・というのは、カメラのお話と同じですね。

>天皇はゴッドじゃない
は、私もこちらに来て、強く感じたことです。だって創造神じゃないし唯一じゃない(何代も続いている!)から。
日本の神=ゴッドという訳は誤解を生むからやめた方がいいと思います。
キリスト教徒から「シントイストは自分が死んだらゴッドになると思っているんですって?」と言われたことがあるのですが、日本の神様の末席を汚すかもしれないと思っていても、それはゴッドじゃない、そんな不遜な考えは誰も持っていないと反発を感じました。
『天皇─その論の変遷と皇室制度』という本面白そうですね。でももうフニャさんは絵一筋だから、書評は書いてくださらないんですよね・・・気が向いたらでいいので書いて欲しいです。
  • 2006-11-08
  • 投稿者 : milesta
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[C1272]

こんばんは。
今回も大変興味深い書を解り易くご説明下さって有難う御座います。

皆様のコメントも拝見いたしまして、その学識の深さに感服しておりました。
私も一応神道家であり、宗教文化の探求者として、もっと造詣を深めなければと感じました。

>こうした考え方が、日本で醸成されたらしいことは誇らしい。それも、日本が、彼らから尊敬されるような「伝統、文化、非常に美しい人生観、概念、宗教」を持っていたからである。
逆に、日本が彼らから学ばねばならないのは、自分たちの「伝統、文化、非常に美しい人生観、概念、宗教」を尊び、愛し、守っていこうとする熱意である。

私も同様に感じております。
こういった諸問題を解決することが出来る土壌を持った数少ない民族であるということも意識せねばならないとも感じております。

それと蛇足ですが、
>天皇はゴッドじゃない
などにも見られる翻訳文化の弊害的な解釈を改める必要性もあるでしょう。
これは海外の信仰を持つ方々だけでなく、現代の日本人の「神観念」にも通ずる問題であろうと思います。

以前、ある学者が
「神道は宗教ではなく日本人の生活様式だ。インド人が何を信仰してもヒンドゥーになるように日本人が何を信仰しても神道であろう。」
と言っていました。
極端な論理ではありますが、ある種、本質を突いた言葉でもあろうと思います。

日本人が日本人のアイデンティティーを確立していくためには、その大基がどこから来ているのか、そのルーツは何か、その意味は何かを明確に理解する必要があるのかも知れません。

その言語化をこれからも続けて、多くの方々に解り易く語りかけられるように努力を続けて行きたいと思います。

そんな熱意をこのエントリで頂きました。有難う御座います。

話がかなり横道に逸れましたのでこの辺で・・・。
いつも素晴らしいエントリを有難う御座います。

駄文乱筆にて失礼致しました。
  • 2006-11-09
  • 投稿者 : 田舎の神主
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[C1273] >田舎の神主さん

神主さんのような専門家に読んでいただき、お褒めの言葉まで頂戴し恐縮です。

>「神道は宗教ではなく日本人の生活様式だ。インド人が何を信仰してもヒンドゥーになるように日本人が何を信仰しても神道であろう。」

この本では、同じようなことをユダヤ教のラビ、トケイヤーさんが仰っています。「道」=「信仰」ではないんですよね。

それと神道は、「教典がない。」というのが良いのかもしれないと、この本を読んで思いました。聖書やコーランがあると、それに縛られて道義的にはおかしいことをしたり、政治的利用して他民族の迫害などもできてしまうからです。
そして教典ではなく、神主さんのように、今日的問題に即した教えを説いてくださるという形は、自然で好ましいものだと思います。これからもいろいろと、ご教示くださいね。


  • 2006-11-09
  • 投稿者 : milesta
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[C1274] 大原先生の本の書評

以下のサイトで、取り上げておいでです。私もここで知ったのです。
http://shikisima.exblog.jp/3631682/
私が「書評」をやると、長大な論文になっちゃうからなぁ・・・・。
(;^_^A アセアセ…
  • 2006-11-09
  • 投稿者 : 失敗だらけだフニャ
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[C1275] >失敗だらけだフニャさん

書評のご紹介ありがとうございます。早速読んで、ますます興味が沸きました。天皇論を100冊も紹介しているとなると、そこからまた読みたい本も出てきますね、きっと。

[C1278]

難しいね、人の心って。
日本がそのこころに余裕を与えられてると思うと、なんだかうれしくなりました。
  • 2006-11-09
  • 投稿者 : ゆた
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[C1279]

おぉ、みなさん猛烈なコメントの嵐だ~。
出る幕ないな~(w

イスラム教徒のことをまず知るには、キリスト教徒を敵とは思っていないという部分など知らないといけないですよね。
このあたりは本当にとっつきにくくて大変です。
僕も何冊か本が転がっていますが、なかなか進まず。。。
ただ、多神教があって、一神教が生まれる。
だから一神教より多神教は前段階で、遅れているというのは違うなぁと思いますね。
  • 2006-11-09
  • 投稿者 : ウナム
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[C1280] >ゆたさん

本当に嬉しくなりますよね。
別の何かに書いてありましたが、日本は農耕民族だから、農作業で近隣が協力しなくちゃいけなくて、普段から争いごとをしないように社会の「和」を大事にしてきたのですって。

[C1281] >ウナムさん

>キリスト教徒を敵とは思っていない

この本にもイスラム教徒側はそう仰っていました。キリストはいたし、キリストの言ったことも全部信じていると。ただ、それはちょっと古い教えだと考えているみたいですね。

多神教と一神教は、それが必要とされていた地域性とか民族性が違うのであって、発展段階が違うわけじゃないですよね。

[C1306] 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  • 2006-11-13
  • 投稿者 :
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[C1315] >nanbu_somosomoさん

宗教のことは気をつけて書かなければならないと、いつもより時間をかけてチェックしたはずなのに、間違えていました。ご指摘ありがとうございました。アドレス等がわからないので、こちらにお礼を書かせていただきました。
また何かありましたら、教えてください。今後ともよろしくお願いします。

[C3653] TB有難うございます

おひさしぶりです。一神教はみな兄弟だから、余計に仲悪いんですよね。困ったもんです。まあ、自然環境の厳しいところでは、神道の「共存」の発想が起こりにくいのはわかりますけど、もういい加減にしてほしい。GODが一番悲しい思いをなさっていることでしょう。
のんべは神社にお参りして世の平安を祈るのみ。今日は所用で午後休暇を取ったので、空いた時間で久しぶりに日枝神社と赤坂氷川神社にお参りしました。家に帰ったらTB頂いていてびっくり、スサノオさまに感謝(笑)
  • 2009-02-03
  • 投稿者 : 練馬のんべ
  • URL
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[C3654] >練馬のんべさん

ご無沙汰しています。年末からしばらく忙しく自分のブログ更新もできないような状態でした。

本当に一神教兄弟、いい加減けんかはやめてほしいですね。我が家のカレンダーは明治神宮のものなのですが、今月の御歌は

はらからの したしきなかの あらそひは 時の間にこそ わすれてけれ

兄弟はなかよく!という御歌です。

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『ユダヤ・キリスト・イスラム集中講座 宗教紛争はなぜ終わらないのか』 井沢 元彦

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オーストラリアに来て数ヶ月のイスラム教徒の知人が、突然キリスト教に改宗した。しばらくして、町の教会で「かつてイスラム教のテロリストだったが今はキリスト教に改宗した人」の講演があると聞いた。

一方、友人の中でも、仏教徒、ヒンズー教徒、それに私は、共通の友人に熱心なキリスト教(英国教会)の信者がいて、キリストのお話を聞く機会が多いが、否定もしなければ改宗もしない、したたか三人組である。

これは、一神教と多神教の違いによるものではないかと感じていたが、そもそも一神教について、あまりにも知識がないので、この本で勉強をしてみることにした。

前半部分に、ユダヤ教→キリスト教→イスラム教と誕生してきた経緯と、それぞれの違いが書かれている。そして後半は、各宗教のリーダー的な仕事をされている方へのインタビューで、主にお互いの宗教についてどう思っているかを聞き出している。

これを読んで、この三宗教が、いかに近いものかということがわかった。ユダヤ教のラビがインタビューで話していたが、ユダヤ教という母親の元に、キリスト教とイスラム教という二人の娘が生まれたという図式らしい。

私の理解で整理してみると、

◆各宗教の考え方
①ユダヤ教
まず最初に唯一絶対の創造神という考え方を生み出した。ユダヤ人はその神から撰ばれて救われる民族だという考え。
②キリスト教
「今までのユダヤ人しか救わないという考えは間違っていたから全人類が救われる新しい考えと交換した方がいい。」とキリストという姿で神が伝えに来た。だからキリスト=神である。人間でない証拠に死んだ後で復活した。だからイースター(復活祭)は大事な行事。
③イスラム教
ユダヤ教、キリスト教を経て、アラブではムハンマドという預言者(神の言葉を伝える人間)が、これこそが最終の教えであると、コーランを口述した。キリストはいたし、キリストの言葉は正しいけれど、それは数ある預言者の一人であって、神そのものではない。

◆それぞれの宗教の共通点
①ユダヤ教とキリスト教
自分達の創造神「ヤハウェ(エホバ)」は共通。イスラム教はイスラム教徒以外を豚や猿だと呼んだり、殺戮を認めるから、ムハンマドは預言者でないし、アッラーの神は「ヤハウェ(エホバ)」ではないという点で一致。
②ユダヤ教とイスラム教
唯一絶対神は一人しかいないはずだからキリストは神ではないという点で一致。
③キリスト教とイスラム教
ユダヤ民族しか救わないという宗教は間違いであり、全部の民族を救うというキリストの教えは正しいという点で一致。

インタビューからは、現代の経済、領土などの要素が絡んだ複雑な問題や、相手に対する疑心暗鬼などが垣間見られる。

このインタビューで「そういうことなのか!」と思ったのは、アメリカはイスラエルを擁護し、ユダヤ人の帰還を積極的に支援している理由について、ユダヤ教とイスラム教の両方から出ていた見方だ。
キリスト教では、イエスの再臨が信じられている。それは、全てのユダヤ教徒が一堂に会して、キリスト教に改宗したときに叶うのだという。その再臨を早めるため、まずはユダヤ教徒を集めようと、ユダヤ人の帰還を懸命に手助けしようとしているというのだ。
そしてこれについてユダヤ側は「意図はわかっているが、帰還を助けてくれるなら断ることもない。利用しよう。」、イスラム側は「キリストの再臨は自分たちも信じているけど、ユダヤを集めるのは自分たちの領土以外のところでやってくれ。」と考え、パレスチナで紛争が起きるらしい。

日本人として、一番興味深かったのは、インタビューに応じたユダヤ教、イスラム教のそれぞれの代表は、両者とも日本に住んでいらした方で、そのためか、他宗教に大変寛容なご意見をお持ちだということだ。

オマール(イスラム教)
 それから、宗教で強制してはいけないというのは、これはコーランの言葉なのです。みんな生まれつきの信仰を持っていて、生まれた環境で、キリスト教になったり、イスラム教になったりする。
 先ほど、私がイスラム教を本当に理解したのは日本に来てからと言ったのは、今まで持っていたものが当たり前に思っていたけれども、違うものがわかって、自分が持っているものが何かということを、そのとき初めて理解したわけです。他の人の文化を理解したから、おかげさまで、自分の持っている文化のよさを教えてもらったんです。自分の持っている信仰に、私は初めて気がついた。ですから、そこには対立は起こるはずがないんです。


ラビ・マーヴィン・トケイヤー(ユダヤ教)
 私は日本の伝統、文化、日本人の中に、非常に美しい人生観、概念、宗教を見いだしたのです。それは私たちユダヤ人が学ぶべきものであり、また世界が学ぶべきものです。ユダヤ人にとって日本人は友です。我々は日本人に対し尊敬の念を抱いています。
 この観点から見て、日本人が唯一の神を信じようと、2つの神を信じようと、たくさんの神を信じようと問題ではないのです。日本の中に見出される、それら尊いものは、尊敬に値します。それで充分なのです。

 
お二方とも、まるで多神教の信者のようだ。この本を読めばわかるが、一般の一神教信者は、ここまで寛容ではない。一つの神しか信じない人が、他人は他の神を信じても良いと認めるようになるだけでも、宗教紛争はかなり減るのではないだろうか。日本が、そうした考え方を吸収する場所となっているという事実に驚き、嬉しくもあった。

私は、この本を読むまでは、一神教が複数共存することは出来ないのだと思っていた。しかし、日本で柔軟性を身につけたオマール氏や、トケイヤー氏の言葉を読んでいると、不可能ではない気がしてくる。唯一絶対神はいるけれど、民族によって解釈や伝わり方が違うのだと考えれば良いのだ。そこで問題になるのが聖書の記述で、聖書に書いてある「敵」は「敵」のままだし、「裏切り者」は「裏切り者」のままだ。だが、トケイヤー氏は言う。

「キリスト教的な聖書の読み方」をしてはいけません。何もかも字義通りにとるのではない。私たちは聖書を学びますが、考古学的な資料や、歴史学の助けも借りながら読みます。

聖書の記述には、その時の政治状況や布教の効果を狙ったものもあるのだから、記述を盲信してはいけないということだ。これには頷かされた。
神は唯一絶対の存在かもしれないが、聖書は人間の手によって書かれて編集されているのだから、間違いや何らかの意図が入らないとは言えない。聖書は唯一絶対ではないのだ。その当時の信者や、布教活動に合わせて作られている。それが、その地域の、その周辺にいた民族(住民)への伝わり方であり、別の人達には別の伝わり方があってもいいと考えれば、争うこともないのにと思う。それをトケイヤー氏は、このように言い表している。

例えば太陽からは様々な光線がやって来ます。それらの光線を神道、仏教、ヒンズー教、ユダヤ教・・・などと考えることができます。またニルヴァーナ(涅槃)に至る道がいくつもあります。あなたの道もあれば、私の道もある。だから道は違っても、あなたの隣に座れるし、あなたも隣に座ってくれればいい、友人として。

こうした考え方が、日本で醸成されたらしいことは誇らしい。それも、日本が、彼らから尊敬されるような「伝統、文化、非常に美しい人生観、概念、宗教」を持っていたからである。
逆に、日本が彼らから学ばねばならないのは、自分たちの「伝統、文化、非常に美しい人生観、概念、宗教」を尊び、愛し、守っていこうとする熱意である。


追記
文中で、イスラム教の預言者「ムハンマド」と書くところを、うっかり間違えて「モーセ」(ユダヤ教の預言者)と書いていました。ご指摘を頂き修正いたしました。(H18.11.14)
教えてくださった方ありがとうございました。

28件のコメント

[C1256] むう

あちし一時期考古学を志したことがありまスて。
それにゃー先ず宗教からダナ、なんちて。
聖書を読んだりもしたんでスが。
ユダヤ・イスラム・キリスト教って、旧約が共通してるんでスよねー。
そういう一神教のラビが、↑みたいなこと言ってくれるのって意外でスね・・・
勉強になりまスた。
<(_ _)>
  • 2006-11-08
  • 投稿者 : かっぱやろう
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[C1257] 今日も

非常に勉強になりました。

果たして今の日本は彼らから尊敬されるのでしょうか?
不安になります…
誇りと紙一重の現状ですね。

それから、仰るとおり、

>自分たちの「伝統、文化、非常に美しい人生観、概念、宗教」を尊び、愛し、守っていこうとする熱意

とても大切なことだと思います。

[C1258]

ユダヤ教が旧約聖書、キリスト教が新約聖書、そしてイスラム教がコーランですね。
「約」は、約束の「約」です。
井沢元彦氏の宗教解説はわかりやすくていいです。拙僧も、数多くの愛読書があります。
milestaさんは、「日本人とユダヤ人」という書籍を読んだことはありますか?
必見かと思います。
角川文庫から出ています。まだ、でしたら、ぜひ、お勧めしたいですね。
著者は、イザヤ・ベンダサンこと山本七平氏です。

  • 2006-11-08
  • 投稿者 : おしょう
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[C1259]

「ユダヤ教→キリスト教」の流れは、フェミニズムの系譜を知るのに適してますね。
カトリック(マリア崇拝):女性の地位向上→プロテスタント(マリア像や聖書を燃やす宗教革命):女性の地位低下

ここでいう女性とは、ローマ法王が使った「真の女性」のこと

「神道」は、八百万ですからね。アラーもキリストも沢山の神の中の一つに過ぎない。
「神道が、あらゆる神を信じてもいいものであるならば、神道を否定するものは無宗教である」と思う。

井沢元彦氏といえば・・・・
・・・・・・言霊三部作
  • 2006-11-08
  • 投稿者 : NS大川
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[C1260] さすが

さすが、4ヶ月かかって、UPした記事だけあって、分かりやすいし勉強になります。ご紹介ありがとうございます。

井沢さんは、こういう本も出しているんですね。

日本だと、特に都会では、宗教といえば与党の◎◎くらいが一番目立つくらいで、生活の中でほとんど意識しません。

でも外国では、そうはいきませんよね。オーストラリアはどうなんでしょうね。記事を読ませていただくと、やはり日本よりは生活の中で話題になっているようですね。

私が読んだ本には、日本人はあまりにも宗教に無関心だから、そのまま海外に行くことは危険だ、とまで書いてありました。

もし類書を読まれたら、ぜひUPして下さいね。

[C1261] >かっぱやろうさん

>あちし一時期考古学を志したことがありまスて。

あっ、それでHNが「かっぱ」なんですか?でもかっぱは古代の生き物じゃないか・・・。(笑)

>そういう一神教のラビが、↑みたいなこと言ってくれるのって意外でスね・・・

そうですよね。私も意外で、読んでいて嬉しかったんですよ。
  • 2006-11-08
  • 投稿者 : milesta
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[C1262] >刀舟さん

>果たして今の日本は彼らから尊敬されるのでしょうか?

そうなんですよ。それが問題ですね。彼らは、宗教家で、神道に感心をもたれているので、そういう研究やお付き合いからの印象が大きいのかもしれません。俗世間についてはどうお思いになるか・・・ちょっと引っかかりますね。
  • 2006-11-08
  • 投稿者 : milesta
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[C1263] >おしょうさん

「日本人とユダヤ人」はまだ読んだことがありません。山本七平さんですか。それはぜひ読みたいです。これなら昔からある本だから、こちらの和書の古書店にあるかもしれません。ご紹介ありがとうございます。
この本で、ユダヤ教のラビは「ユダヤ道」と「日本道」は似ていると仰っていました。単なる宗教でなく、文化、慣習まで、その「道」が行き渡っているからだそうです。
  • 2006-11-08
  • 投稿者 : milesta
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[C1264]

この本は未読ですが、バカ売れした「ダビンチコード」を読んでから、キリスト教とユダヤ教について知りたくなり何冊か読みました。そして、ローマ人の物語も読みました。
読書の楽しみとして、次々と知りたい事が広がりまた次の本をさがし読むということですよね。
これからもいい本紹介して下さい。
  • 2006-11-08
  • 投稿者 : さんぼ
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[C1265] >NS大川さん

この本には、カソリックについてあまり書かれていないのが残念でした。どちらかというと、カソリックの方が、嫌われていないようだったのですが、詳しくは書かれていませんでした。
私は、カソリックの国にも少しだけいたことがあるのですが、プロテスタントよりも、親しみを感じました。それは、マリア様が天照大神のような役割を果たしているのと、聖人信仰が強く八百万の神に近いものを感じたからです。

言霊・・・「核の話をしたら保有することになっちゃう」と思っているから議論もしたがらない。と井沢さんなら仰るでしょう。(笑)
  • 2006-11-08
  • 投稿者 : milesta
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[C1266] そういえば

前ローマ法王のヨハネ・パウロ二世も、それぞれの宗教の信者は各々の天国を持っている等といった、寛容でバランスの取れた宗教観の持ち主だったように思います。

ユダヤ教のラビさんのおっしゃられている事もわからなくもないんですが、そもそも「敵」の概念を聖書に入れたのはユダヤじゃなかったでしたっけ?? イエスは「カイザルのものはカイザルに」と叫び、地上権力に対する復讐でない救済を唱えたと理解しています。むろん、その後ヨハネ黙示録という異教徒への復讐を煽る篇が混じるわけですが・・・
あ、これはロレンスの受け売りです(笑)

どうもこの3者が互いに反発しあうのは、あまりに似ているにもかかわらず、たがいに混じりあうことができないところにある気がします。
日本人と韓国人のように。
  • 2006-11-08
  • 投稿者 : cyber_bird
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[C1267] >VIVAさん

>さすが、4ヶ月かかって、UPした記事

正確には、4ヶ月放置して二日で書き上げた記事です。(笑)すみません、遅くなって。

オーストラリアは、学校で週に一回宗教(キリスト教)の授業がありますが、異教徒は出席しなくても構いません。

最大の宗派である英国教会は、様々なボランティアやサークルをやっていて、私も英語サークルや手芸サークルに参加しています。そこで、よくキリスト教の話を聞きます。強引な勧誘はありません。

また、日本にもありますが唯一絶対の創造神の名前がついた宗教からの接触がかなり頻繁にあります。日本語の雑誌まで持ってきます。私はそういう人達に「シントイストで改宗はしないから来ても無駄。」と言っているけど来ます。そういう点では、無垢の日本人が来たら危険かもしれません。

カソリック国は偶像崇拝だから「ステンドグラスきれいだわ。」とか「教会の売店でロザリオ買って身につけましょう。」とかいうところから、惹かれていく日本人はいるかもしれないと思いました。
NS大川さんへのコメント↑にも書きましたが、私はカソリックの方が身近に感じます。多神教であったギリシャ神教やローマ神教の名残が感じられるような気がします。
  • 2006-11-08
  • 投稿者 : milesta
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[C1268] >さんぼさん

『ダビンチコード』を読んだ友人がやはり、宗教のことを知りたくなったというので、この本を薦めました。

>読書の楽しみとして、次々と知りたい事が広がりまた次の本をさがし読むということですよね。

そうなんですよね。だから終わりがなくて、広がりすぎて取捨選択に悩んで、いくら時間があっても足りないです。

>これからもいい本紹介して下さい。

ご期待に添えるかどうかわかりませんが、みなさんのコメントを励みにがんばります。
  • 2006-11-08
  • 投稿者 : milesta
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[C1269] 宗教のお話は大好き

難しい神学は分かりませんが、宗教のお話は好きです。でも、自分の都合の良い聞き方ばかりしてると思います。
旧約聖書は、大学時代に読んだなぁ。ヒルティは、ちょこっと読みました。手島郁郎さんの冊子を、送って戴いていた時期もあります。迫力ありました。ギリシャ語とか出てきて。
この前は、『致知』で、曾野綾子さんと禅宗の境野勝悟氏の対談を読んで、とっても面白かったです。やっぱギリシャ語まで遡って読むと、聖書って違ってくるみたい。
今は『天皇─その論の変遷と皇室制度』の、天皇はゴッドじゃないってところを、ちょうど読んでました。だから、今回の記事も興味津々で、面白いわぁ!
  • 2006-11-08
  • 投稿者 : 失敗だらけだフニャ
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[C1270] >cyber_bird さん

>どうもこの3者が互いに反発しあうのは、あまりに似ているにもかかわらず、たがいに混じりあうことができないところにある気がします。

そうなんですよね。だから混じり合おうとせずに、別々に自分の信じるものを信じていればいいんですよね。
だけど、聖書に書いてある通りのことをしようとすると、異教徒は存在してはいけない→改宗させなくちゃとなって、接触が起こるんですね。
たぶん前ローマ法王が寛容なのは、聖書至上主義のプロテスタントでないからのような気がします。
  • 2006-11-08
  • 投稿者 : milesta
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[C1271] >失敗だらけだフニャさん

フニャさん、何者なんですか?すごいものをいろいろと読まれてますね。
ヒルティ、手島郁郎さんて誰だろう?
聖書はギリシャ語まで遡って読むと・・・というのは、カメラのお話と同じですね。

>天皇はゴッドじゃない
は、私もこちらに来て、強く感じたことです。だって創造神じゃないし唯一じゃない(何代も続いている!)から。
日本の神=ゴッドという訳は誤解を生むからやめた方がいいと思います。
キリスト教徒から「シントイストは自分が死んだらゴッドになると思っているんですって?」と言われたことがあるのですが、日本の神様の末席を汚すかもしれないと思っていても、それはゴッドじゃない、そんな不遜な考えは誰も持っていないと反発を感じました。
『天皇─その論の変遷と皇室制度』という本面白そうですね。でももうフニャさんは絵一筋だから、書評は書いてくださらないんですよね・・・気が向いたらでいいので書いて欲しいです。
  • 2006-11-08
  • 投稿者 : milesta
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[C1272]

こんばんは。
今回も大変興味深い書を解り易くご説明下さって有難う御座います。

皆様のコメントも拝見いたしまして、その学識の深さに感服しておりました。
私も一応神道家であり、宗教文化の探求者として、もっと造詣を深めなければと感じました。

>こうした考え方が、日本で醸成されたらしいことは誇らしい。それも、日本が、彼らから尊敬されるような「伝統、文化、非常に美しい人生観、概念、宗教」を持っていたからである。
逆に、日本が彼らから学ばねばならないのは、自分たちの「伝統、文化、非常に美しい人生観、概念、宗教」を尊び、愛し、守っていこうとする熱意である。

私も同様に感じております。
こういった諸問題を解決することが出来る土壌を持った数少ない民族であるということも意識せねばならないとも感じております。

それと蛇足ですが、
>天皇はゴッドじゃない
などにも見られる翻訳文化の弊害的な解釈を改める必要性もあるでしょう。
これは海外の信仰を持つ方々だけでなく、現代の日本人の「神観念」にも通ずる問題であろうと思います。

以前、ある学者が
「神道は宗教ではなく日本人の生活様式だ。インド人が何を信仰してもヒンドゥーになるように日本人が何を信仰しても神道であろう。」
と言っていました。
極端な論理ではありますが、ある種、本質を突いた言葉でもあろうと思います。

日本人が日本人のアイデンティティーを確立していくためには、その大基がどこから来ているのか、そのルーツは何か、その意味は何かを明確に理解する必要があるのかも知れません。

その言語化をこれからも続けて、多くの方々に解り易く語りかけられるように努力を続けて行きたいと思います。

そんな熱意をこのエントリで頂きました。有難う御座います。

話がかなり横道に逸れましたのでこの辺で・・・。
いつも素晴らしいエントリを有難う御座います。

駄文乱筆にて失礼致しました。
  • 2006-11-09
  • 投稿者 : 田舎の神主
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[C1273] >田舎の神主さん

神主さんのような専門家に読んでいただき、お褒めの言葉まで頂戴し恐縮です。

>「神道は宗教ではなく日本人の生活様式だ。インド人が何を信仰してもヒンドゥーになるように日本人が何を信仰しても神道であろう。」

この本では、同じようなことをユダヤ教のラビ、トケイヤーさんが仰っています。「道」=「信仰」ではないんですよね。

それと神道は、「教典がない。」というのが良いのかもしれないと、この本を読んで思いました。聖書やコーランがあると、それに縛られて道義的にはおかしいことをしたり、政治的利用して他民族の迫害などもできてしまうからです。
そして教典ではなく、神主さんのように、今日的問題に即した教えを説いてくださるという形は、自然で好ましいものだと思います。これからもいろいろと、ご教示くださいね。


  • 2006-11-09
  • 投稿者 : milesta
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[C1274] 大原先生の本の書評

以下のサイトで、取り上げておいでです。私もここで知ったのです。
http://shikisima.exblog.jp/3631682/
私が「書評」をやると、長大な論文になっちゃうからなぁ・・・・。
(;^_^A アセアセ…
  • 2006-11-09
  • 投稿者 : 失敗だらけだフニャ
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[C1275] >失敗だらけだフニャさん

書評のご紹介ありがとうございます。早速読んで、ますます興味が沸きました。天皇論を100冊も紹介しているとなると、そこからまた読みたい本も出てきますね、きっと。

[C1278]

難しいね、人の心って。
日本がそのこころに余裕を与えられてると思うと、なんだかうれしくなりました。
  • 2006-11-09
  • 投稿者 : ゆた
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[C1279]

おぉ、みなさん猛烈なコメントの嵐だ~。
出る幕ないな~(w

イスラム教徒のことをまず知るには、キリスト教徒を敵とは思っていないという部分など知らないといけないですよね。
このあたりは本当にとっつきにくくて大変です。
僕も何冊か本が転がっていますが、なかなか進まず。。。
ただ、多神教があって、一神教が生まれる。
だから一神教より多神教は前段階で、遅れているというのは違うなぁと思いますね。
  • 2006-11-09
  • 投稿者 : ウナム
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[C1280] >ゆたさん

本当に嬉しくなりますよね。
別の何かに書いてありましたが、日本は農耕民族だから、農作業で近隣が協力しなくちゃいけなくて、普段から争いごとをしないように社会の「和」を大事にしてきたのですって。

[C1281] >ウナムさん

>キリスト教徒を敵とは思っていない

この本にもイスラム教徒側はそう仰っていました。キリストはいたし、キリストの言ったことも全部信じていると。ただ、それはちょっと古い教えだと考えているみたいですね。

多神教と一神教は、それが必要とされていた地域性とか民族性が違うのであって、発展段階が違うわけじゃないですよね。

[C1306] 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  • 2006-11-13
  • 投稿者 :
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[C1315] >nanbu_somosomoさん

宗教のことは気をつけて書かなければならないと、いつもより時間をかけてチェックしたはずなのに、間違えていました。ご指摘ありがとうございました。アドレス等がわからないので、こちらにお礼を書かせていただきました。
また何かありましたら、教えてください。今後ともよろしくお願いします。

[C3653] TB有難うございます

おひさしぶりです。一神教はみな兄弟だから、余計に仲悪いんですよね。困ったもんです。まあ、自然環境の厳しいところでは、神道の「共存」の発想が起こりにくいのはわかりますけど、もういい加減にしてほしい。GODが一番悲しい思いをなさっていることでしょう。
のんべは神社にお参りして世の平安を祈るのみ。今日は所用で午後休暇を取ったので、空いた時間で久しぶりに日枝神社と赤坂氷川神社にお参りしました。家に帰ったらTB頂いていてびっくり、スサノオさまに感謝(笑)
  • 2009-02-03
  • 投稿者 : 練馬のんべ
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[C3654] >練馬のんべさん

ご無沙汰しています。年末からしばらく忙しく自分のブログ更新もできないような状態でした。

本当に一神教兄弟、いい加減けんかはやめてほしいですね。我が家のカレンダーは明治神宮のものなのですが、今月の御歌は

はらからの したしきなかの あらそひは 時の間にこそ わすれてけれ

兄弟はなかよく!という御歌です。

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