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[C3962] 捕鯨と日本

日本文化に欠かせない捕鯨ですが、外国も当たり前に捕鯨をしてました。日本が開国に踏み切ったのも、欧米の捕鯨の補給基地として日本を選んだのです。それを今さら、自分たちは関係ないなどとよく言えたものです。子どもの頃しょっちゅう鯨の肉が給食で出てゴムをかじってるみたいで僕は苦手でしたが。
  • 2010-05-01
  • 投稿者 : HIRO。
  • URL
  • 編集

[C3964] >HIRO。さん

本当に自分勝手な国々には困りますよね。

私も給食の鯨はかみ切れなくて苦手でした。あんなものを先割れスプーンで食べさせるなんて、蒟蒻ゼリーを上回る危険性だ!と私は思うのですが・・・。

でも、鯨のタレ(ビーフジャーキーの鯨版みたいなもの)や刺身や大和煮とかは好きでした。

今の若い人は食べたこともないから、あまり関心も持てず捕鯨なんてどっちでもいいと思っているか、食べるよりウォッチングの対象で反捕鯨派になってしまうかもしれませんね。

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『鯨は国を助く』 小泉 武夫

鯨は国を助く鯨は国を助く
(2010/04/01)
小泉 武夫

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シー・シェパードによる調査捕鯨船へのテロ行為によって、それまで無関心だった日本の世論も、捕鯨に関心を持つようになってきたように見える。しかし、どちらかというとその関心は「反捕鯨活動」への関心であるような嫌いもある。
日本人として捕鯨をどう捕らえるのか、それを学ぶ機会はあまりにも少ない。以前私が紹介した『最近捕鯨白書』にしても、国際捕鯨委員会(IWC)を中心とした国際的な動きが中心に書かれていた。

そこへ現れたのが「箸を持った憂国の士」小泉武夫氏である。
「もやしもん」のモデルであると言われる発酵学の権威が、日本における鯨食の歴史、捕鯨に関する科学的な分析、捕鯨・反捕鯨を取り巻く国際政治、栄養学や医学、鯨料理のレシピ・・・とまさに縦横無尽に鯨を語ってくださる。

今の日本では捕鯨は特定の地域だけの伝統産業のように言われているが、実は古事記には、神武天皇が鯨を食べたという記述があり、万葉集には「いさなとり」という捕鯨を意味する歌が12首もあるという。
江戸時代の料理書には鯨料理が何品も載っており、井原西鶴が「クジラ突き」の話を書き、歌舞伎でも上映された。
戦後になると、日本の肉類からの蛋白質摂取量のうち、多いときで七割をクジラが占めていたときもあるのだ。
鯨は明らかに、日本の歴史と共にあり、日本の文化の一部であることがわかる。

しかし小泉氏は、文化保護ということだけで、捕鯨を擁護しているわけではない。小泉氏には『いのちをはぐくむ農と食』という著書があるように、世界で今後深刻になるだろう食糧不足問題や日本の自給率の問題にも取り組まれており、「鯨は貴重な食糧資源だ」という観点も重視している。

現在、日本は孤立無援で反捕鯨と戦っているように見えるが、実は、国連食糧農業機関(FAO)は2002年の水産委員会で、

鯨類への過剰な保護は、海の生態系の変化につながりかねないと警告を与え

ているのである。
これは、調査捕鯨によって得られた、現在の鯨の種類別頭数や鯨が食べる魚類の量から導き出された結論なのだ。
商業捕鯨の一時停止によって鯨は保護され頭数が増え続け、今となっては、鯨は人間の3~5倍もの魚類を食べる、補食者としてのライバル的存在になっている。
実際に漁業の現場では、タラや鰯が鯨に食べられて、水揚げ高が激減しているという。それを数値で示したのが、調査捕鯨による緻密な調査だったのであり、FAOは調査捕鯨を止めてしまうことには懸念を示している。

そもそも、国際捕鯨委員会(IWC)発足の目的は、「鯨類の保存と適切な利用」「捕鯨産業の秩序ある発展」であったのに、本書に書かれているさまざまな政治的な理由から、まるで「捕鯨を禁止する委員会」のようになってしまった。
『最近捕鯨白書』の紹介の中でも書いたが、IWCでは、いくつもの科学的データが、情緒的、政治的な理由で葬り去られているのだ。

今後の食糧危機を考えると、捕鯨は「国を助く」どころか「世界を助く」鍵にもなる。魚類の補食者を増やしすぎないためにも、鯨そのものの栄養学的にも優秀な蛋白源を利用するためにも、捕鯨は必要である。
この本を読んだ人なら、誰しもがそう思うに違いない。しかしそれは日本人だけとは限らない。アメリカの民間会社のアンケート調査でも、きちんと科学的な条件を提示して捕鯨の是非を問うと、捕鯨に賛成の人がアメリカ、イギリス、フランス、オーストラリアどの国でも過半数を超したという。また、アメリカCNNとイギリスBBCの世論調査でも、同様の反応だったそうだ。

捕鯨の正しい知識を世界に広めていくのは、私たち日本人の役割かもしれない。いつ外国人に(もしかしたら日本人にも)訊かれてもよいように、この本を読んでおこう。GW中の海外旅行に携えていくのもお薦めだ。

2件のコメント

[C3962] 捕鯨と日本

日本文化に欠かせない捕鯨ですが、外国も当たり前に捕鯨をしてました。日本が開国に踏み切ったのも、欧米の捕鯨の補給基地として日本を選んだのです。それを今さら、自分たちは関係ないなどとよく言えたものです。子どもの頃しょっちゅう鯨の肉が給食で出てゴムをかじってるみたいで僕は苦手でしたが。
  • 2010-05-01
  • 投稿者 : HIRO。
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[C3964] >HIRO。さん

本当に自分勝手な国々には困りますよね。

私も給食の鯨はかみ切れなくて苦手でした。あんなものを先割れスプーンで食べさせるなんて、蒟蒻ゼリーを上回る危険性だ!と私は思うのですが・・・。

でも、鯨のタレ(ビーフジャーキーの鯨版みたいなもの)や刺身や大和煮とかは好きでした。

今の若い人は食べたこともないから、あまり関心も持てず捕鯨なんてどっちでもいいと思っているか、食べるよりウォッチングの対象で反捕鯨派になってしまうかもしれませんね。

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