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[C3752] 読まねば!

なるほど…、
今回のmilestaさんの書評から、
これは絶対に読まねば…って、思った次第!
  • 2009-05-15
  • 投稿者 : Grayman returns
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[C3753] >Grayman returns さん

長い間更新していなかったのに、訪問していただき有難うございます。

私はこれまでも、「加害者の人権より被害者の人権をもっと考えて欲しい。」なんて言っていましたが、「被害者の人権」の本当のところをわかっていなかったことに気づきました。
被害者家族は、辛い思いを一生忘れられないで、自分たちの暮らしを営んでゆかなければならない。その苦しみがどんなものか、これを読んで初めてわかりました。
ぜひ、お読みになってみて下さい。

[C3754]

ある少年事件で、某弁護士は控訴した検察を批判して「せっかく更正への道を歩み始めたのに。少年の更正を邪魔してる」と言った。控訴審が終了して少年の刑は確定。その後出所して彼は少年時代の犯罪を誇らしげに語ったことがあると言う。日本の司法は…特に人権派と称する弁護士はおかしいと言うしかないのでは。この本の少年はどんな弁護士になったのだろうか。人権派の仲間入りしたのだろうか。自己の犯した犯罪に怖れおののくことはあるのだろうか。…いろんな思いが湧いてきますね。
  • 2009-05-15
  • 投稿者 : 水瓶
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[C3755] >水瓶さん

仰るように、少年法のこともいろいろと考えさせられる本でした。
被害者家族は事件を引きずって苦しみ続けているのに、犯人は少年法に基づいて、名前を変え、素性を隠し、妻子にまで犯罪者であったことを知らせずに、何もなかったかのように暮らすことができるのです。

また弁護士としての知識を用いて、被害者の母親に、どんな酷い言葉を浴びせかけたか・・・鳥肌がたつほど驚きました。
法曹界は、「弁護士の適正」ということを、真剣に考えた方がよいと思いました。

「更正」って何をもって「更正した」と言えるのでしょうね。

[C3756] 難解な問題。

この本は数年前に出版された単行本の文庫化ですね。実は、まだ読んでないのです。話題にはなっていたので、題名だけは知っています。早速、図書館で借りて読みたいと思いますが、かなり複雑な事件ではないかと思います。
  • 2009-05-17
  • 投稿者 : HIRO。
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[C3757] >HIRO。さん

事件そのものは、「なぜ殺人にまで至らなければならなかったのだろう?」という不可思議なものでした。しかし、著者の奥野さんは、その辺の「謎」を解こうとはしていません。というのは、異常な心理というのは、いくら調べても正常者には理解できないと考えていらっしゃるからだそうです。
それよりも、今までスポットの当たらなかった「被害者遺族のその後」について、知ろう知らせようとなさっています。一家心中してもおかしくないというほど過酷な日々。それでも家族一人一人が個別に(一丸となってではない)耐えていけたのはなぜか、というのが私にとっては最も考えさせられたところでした。

重いテーマですが、法廷を変えたといわれるほどの本、ぜひお読みになってみて下さい。

[C3761]

ご無沙汰しております。
事務所のパソコンが壊れてしまい、自宅のパソコンを持っていかれたので、ネットに繋ぐことは出来ても、ブログ更新とネットサーフィンは禁止されています。
今、事務所で仕事をしながら主人の就寝中にネットに繋ぎ、こっそりとブログを見てます。

私がこの本と出会ったのは、酒鬼薔薇聖人事件のその後をネットで検索した時に、この本を紹介されていたサイトを見つけ購入したのですよね。
この本を読むに釣れ怒りが沸々と湧き上がり、読まなければ良かったと後悔してしまったほどです。
加害者が同級生だったと言うだけでも衝撃が大きかったのに、遺族が長いこと苦しみ続けられているというのに、その加害者は少年法で守られ、弁護士になっているなんて、やるせなさと理不尽さを感じました。

  • 2009-05-21
  • 投稿者 : akeyan
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[C3762] >akeyan さん

ご無沙汰しています。
akeyan さんの紹介でこの本を知り、ずっと読もうと思っていましたが、つい最近文庫が出たので、読んでみました。
本当に怒りが収まらない内容でしたね。
読むのが辛いほどですが、読む価値のある本ですね。被害者遺族の苦しみがこれほど深いものだとは、読んでみないことにはわかりませんね。
良い本をご紹介下さり有難うございました。

[C3811] 読みました

この本が出版されて間もなく読んだ覚えがあります。

一読して読後加害者に対する怒りと救われない被害者に対する悲しみでいっぱいになりました。

本当に少年法や被害者救済の問題、家族というものについても考えさせられます。

以前著者の奥野さんがテレビに出演されこの本の取材の様子などを話されているのを見たことがあります。

長期にわたり取材者にとっても相当過酷なものだったと話しておられました。

本当にこの世の中や社会のしくみに対する不条理さを見せ付けられているよですが、何より著者がこういった被害者家族に光を当てることで、読者にもう一度
この問題について考えるきっかけを与えてくれたと思います。
  • 2009-08-11
  • 投稿者 : はーみっと
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[C3812] >はーみっとさん

ご訪問とコメントありがとうございます。

奥野さんご本人が、過酷な取材だったと仰っていたのですね。一読者でさえ、読むのが辛い本でしたから、それはそれは大変な思いをされたのでしょう。
しかし、それに耐え、よく書き上げてくださいましたね。
本当に価値のある一冊だと思います。

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『心にナイフをしのばせて』 奥野 修司

心にナイフをしのばせて (文春文庫)心にナイフをしのばせて (文春文庫)
(2009/04/10)
奥野 修司

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読み始めて間もなく「やるせない」という感情が湧き出てきて、読み進むにつれてじわじわと「怒り」に変わり、「怒り」が爆発する寸前に深い悲しみと共に読み終えた。唯の読者でもこのような精神的な苦痛を感じてしまう状況に、被害者家族は何十年も置かれ続けてきたことを考え、未だ怒りが収まりきらない。

この本の帯には、こう書いてある。

「高1の息子を無残に殺された母親は、今もなお地獄を生き続けている。一方、同級生の犯人は弁護士として成功していた-」

確かにこの本の内容を短い言葉でわかりやすくは説明してある。しかし本を読んだ後では、「こんなに簡単にまとめてしまっていいの?」と思ってしまう。

母親は、辛いときの記憶を失ってしまうほどのショックを受けた。しかし辛いのは母親だけではない。むしろ著者は、家族を殺されたこと、母親がショックで正常ではなくなってしまったこと、の二つを背負って生きてきた父親と妹の心情を深く掘り下げようとしているように思う。
兄ではなく代わりに自分が殺されれば良かったのだとまで思い詰める妹、普段通りの生活をして家族には泣き言を言わないことが家族崩壊をさせない方法であると耐え続けた父親、その思いを知るとこちらの胸が張り裂けそうになるほどだ。

巻末の解説には、この本は日本の法廷を変えたと書かれている。それまで法曹界では、「被害者」といえば「証拠」の一部でしかなかったという。「被害者の人権」ということが論議され、それが守られるような動きが始まったのも、この本がきっかけであったそうだ。

法曹界にまでそのような衝撃を与えるほど、被害者家族の人生は、あの犯罪によって大きく変わってしまっている。しかし私はこうも感じた。この家族だったから、まだこの程度で済んでいたのかもしれないと。
父親が家族には言えない悲しみを吐き出せる、温かい親戚があり、静かに受け止めて貰えていた。母親が信仰していた宗教も、父親には役立った。
そうして父親が家族の前では毅然としていてくれたから、妹は、どんなに辛く悲しく現実から逃げ出したくても必ず家には帰り、反抗期になっても最後の一線を越える不良にはならなかった。父親が亡くなった後の妹の独白は、何度読んでも涙がこぼれる。

一方、かつての犯人については、言いようのない理不尽さを感じる。単に、犯罪を犯した者が社会的成功を収め、被害者たちより金銭的に豊かな暮らしをしているということに対してだけではない。「心」が犯罪当時と同じく冷え冷えとして無機質なままでも、それには何のペナルティもないということに不条理を感じるのだ。

10件のコメント

[C3752] 読まねば!

なるほど…、
今回のmilestaさんの書評から、
これは絶対に読まねば…って、思った次第!
  • 2009-05-15
  • 投稿者 : Grayman returns
  • URL
  • 編集

[C3753] >Grayman returns さん

長い間更新していなかったのに、訪問していただき有難うございます。

私はこれまでも、「加害者の人権より被害者の人権をもっと考えて欲しい。」なんて言っていましたが、「被害者の人権」の本当のところをわかっていなかったことに気づきました。
被害者家族は、辛い思いを一生忘れられないで、自分たちの暮らしを営んでゆかなければならない。その苦しみがどんなものか、これを読んで初めてわかりました。
ぜひ、お読みになってみて下さい。

[C3754]

ある少年事件で、某弁護士は控訴した検察を批判して「せっかく更正への道を歩み始めたのに。少年の更正を邪魔してる」と言った。控訴審が終了して少年の刑は確定。その後出所して彼は少年時代の犯罪を誇らしげに語ったことがあると言う。日本の司法は…特に人権派と称する弁護士はおかしいと言うしかないのでは。この本の少年はどんな弁護士になったのだろうか。人権派の仲間入りしたのだろうか。自己の犯した犯罪に怖れおののくことはあるのだろうか。…いろんな思いが湧いてきますね。
  • 2009-05-15
  • 投稿者 : 水瓶
  • URL
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[C3755] >水瓶さん

仰るように、少年法のこともいろいろと考えさせられる本でした。
被害者家族は事件を引きずって苦しみ続けているのに、犯人は少年法に基づいて、名前を変え、素性を隠し、妻子にまで犯罪者であったことを知らせずに、何もなかったかのように暮らすことができるのです。

また弁護士としての知識を用いて、被害者の母親に、どんな酷い言葉を浴びせかけたか・・・鳥肌がたつほど驚きました。
法曹界は、「弁護士の適正」ということを、真剣に考えた方がよいと思いました。

「更正」って何をもって「更正した」と言えるのでしょうね。

[C3756] 難解な問題。

この本は数年前に出版された単行本の文庫化ですね。実は、まだ読んでないのです。話題にはなっていたので、題名だけは知っています。早速、図書館で借りて読みたいと思いますが、かなり複雑な事件ではないかと思います。
  • 2009-05-17
  • 投稿者 : HIRO。
  • URL
  • 編集

[C3757] >HIRO。さん

事件そのものは、「なぜ殺人にまで至らなければならなかったのだろう?」という不可思議なものでした。しかし、著者の奥野さんは、その辺の「謎」を解こうとはしていません。というのは、異常な心理というのは、いくら調べても正常者には理解できないと考えていらっしゃるからだそうです。
それよりも、今までスポットの当たらなかった「被害者遺族のその後」について、知ろう知らせようとなさっています。一家心中してもおかしくないというほど過酷な日々。それでも家族一人一人が個別に(一丸となってではない)耐えていけたのはなぜか、というのが私にとっては最も考えさせられたところでした。

重いテーマですが、法廷を変えたといわれるほどの本、ぜひお読みになってみて下さい。

[C3761]

ご無沙汰しております。
事務所のパソコンが壊れてしまい、自宅のパソコンを持っていかれたので、ネットに繋ぐことは出来ても、ブログ更新とネットサーフィンは禁止されています。
今、事務所で仕事をしながら主人の就寝中にネットに繋ぎ、こっそりとブログを見てます。

私がこの本と出会ったのは、酒鬼薔薇聖人事件のその後をネットで検索した時に、この本を紹介されていたサイトを見つけ購入したのですよね。
この本を読むに釣れ怒りが沸々と湧き上がり、読まなければ良かったと後悔してしまったほどです。
加害者が同級生だったと言うだけでも衝撃が大きかったのに、遺族が長いこと苦しみ続けられているというのに、その加害者は少年法で守られ、弁護士になっているなんて、やるせなさと理不尽さを感じました。

  • 2009-05-21
  • 投稿者 : akeyan
  • URL
  • 編集

[C3762] >akeyan さん

ご無沙汰しています。
akeyan さんの紹介でこの本を知り、ずっと読もうと思っていましたが、つい最近文庫が出たので、読んでみました。
本当に怒りが収まらない内容でしたね。
読むのが辛いほどですが、読む価値のある本ですね。被害者遺族の苦しみがこれほど深いものだとは、読んでみないことにはわかりませんね。
良い本をご紹介下さり有難うございました。

[C3811] 読みました

この本が出版されて間もなく読んだ覚えがあります。

一読して読後加害者に対する怒りと救われない被害者に対する悲しみでいっぱいになりました。

本当に少年法や被害者救済の問題、家族というものについても考えさせられます。

以前著者の奥野さんがテレビに出演されこの本の取材の様子などを話されているのを見たことがあります。

長期にわたり取材者にとっても相当過酷なものだったと話しておられました。

本当にこの世の中や社会のしくみに対する不条理さを見せ付けられているよですが、何より著者がこういった被害者家族に光を当てることで、読者にもう一度
この問題について考えるきっかけを与えてくれたと思います。
  • 2009-08-11
  • 投稿者 : はーみっと
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[C3812] >はーみっとさん

ご訪問とコメントありがとうございます。

奥野さんご本人が、過酷な取材だったと仰っていたのですね。一読者でさえ、読むのが辛い本でしたから、それはそれは大変な思いをされたのでしょう。
しかし、それに耐え、よく書き上げてくださいましたね。
本当に価値のある一冊だと思います。

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