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[C3721]

三島由紀夫が某作家を左翼のろくでなしと批判したとか。最近のマスコミにピッタリの言葉だと思いませんか。milestaさんはこの本を若い人に読んでほしいと願って、セレクトしたと思います。まったく同感ですが、水瓶としては、マスコミ関係者、とりわけテレビでコメントしているタレントに読んでほしいですね。
  • 2009-03-27
  • 投稿者 : 水瓶
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[C3724]

この本よく読みました。「石段の思い出」なんてのがあったような気がします。これを思い出すとゲーテの「財貨を失うことはいくらかを失うことだ。名誉を失うことは多くを失うことだ。勇気を失うことはすべてを失うことだ」という名言を連想します。こころをうちます。そのために少林寺拳法をはじめたくらいです。
  • 2009-03-27
  • 投稿者 : HIRO。
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[C3725] >水瓶さん

現在のマスコミなどの「左翼」は、「弱者=善人」「お金もち=悪人」「経営者=搾取する人」などの決めつけがありますが、この本ではそういう決めつけをせず物事の本質を捉える視点があると感じました。ケストナーや『クオレ』に似たところがあると思います。

一方、本の巻末に丸山真男氏による回想が載っているのですが、そちらの方にやや「決めつけ」や「こじつけ」が見られ、本文だけの方が良いのに・・・と思ってしまいました。

[C3726] >HIRO。さん

『石段の思い出』は、私が

>母親からは後悔によって知ることの大切さを学び

と紹介している章ですね。
私もこの章に最も心を打たれました。勇気を持たねばならないと言うことと同時に、勇気を出せなかった失敗からも学ぶことがあるという、とても大事なことを教えてもらいました。
HIRO。さんの少林寺にも繋がっているのですね。それに前向きで積極的な生き方も、この本の影響では?と思いました。
良い本ですよね。

[C3727]

千葉県知事選挙は森田健作氏が圧勝しましたね。細かいことはともかくとして、保守系政治家が当選したことを水瓶は喜んでいます。教育問題にも熱心だと聞いてますが、milestaさんはどう思いますか?
  • 2009-03-30
  • 投稿者 : 水瓶
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[C3728] >水瓶さん

混迷の千葉知事選、はらはらしておりましたが、森田氏が当選なさってほっと安心しました。

前回の千葉県知事選に落選されたあと、日本を憂える映画を作られたりして「日本を良くしていきたい」という思いを行動に移されていて、本当に立派な方だと思っていました。
役柄だけでなく、武道に親しまれていたそうで、教育についても骨の通ったしっかりした子供を育てたいと思っていらっしゃるようで、これから千葉県は良くなるのではないでしょうか。

国政がなんとなく頼りにならない今、地方から日本を元気づけていくしかないのかも・・・と思っていたので、また一人、期待できそうな知事が誕生したことを喜んでおります。

[C3729] 弱者

私の考える弱者は、より自分を向上させて努力することが出来ない人をさします。そういう意味では私は弱者です。経済的、身体的、社会的な弱者に一方的に弱い強いと判断して決めつけることには嫌悪を抱きます。そのような風潮は、私の思う強者の強い意志を否定するものです。
私は、私の考える強者にいつも、なりたいと思います。そう出来なくて、いつも悩んで生きています。
そういう意味での、強者は・・
マスコミ言うところの弱者切り捨てとは、あまりにかけ離れています。
  • 2009-03-31
  • 投稿者 : さんぼ
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[C3730] >さんぼさん

私が最も嫌悪感を抱くのは、「弱者」に見える人たちを探し出して、助けてあげると言いながら反社会運動に利用する団体や、「弱者」を救えという名目で自分の商売に利用する弁護士とか、自分の主義主張やお金儲けのために他人に「弱者」のレッテルを貼る人たちです。
 
弱そうに見えて強い人、強そうに見えて弱い人って、いますよね。他人が簡単に決めつけられないですよね。

[C3993] 記憶

小学6年の時に編集者の父にすすめられ読書の楽しさを知った一冊です。今の自分《すでに50が目の前ですが》の考え方に影響を与えていると実感します。筋書きを改めて読んで生き生きと当時の記憶が甦りました、明日買いに行きます。

[C3994] >きーちゃんさん

お返事が遅くなりごめんなさい。

私もやはり父に薦められて読みました。大人になって読んでみると、子供の頃には気づかなかったことなどもあって、読み返して良かったと思いました。

きーちゃんさんも再読されると伺い、お仲間が増える!と、嬉しく思いました。
コメントありがとうございました。

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『君たちはどう生きるか』 吉野 源三郎

君たちはどう生きるか (岩波文庫)君たちはどう生きるか (岩波文庫)
(1982/01)
吉野 源三郎

商品詳細を見る


前回に引き続き、卒業や入学の贈り物となりそうな本を紹介したい。
今回は小学校を卒業して中学に入学する時にはどのような本が良いか考えてみた。「そうだ、ちょうどこの年頃にぴったりのあの本だ。」と思い出したのが『君たちはどう生きるか』。しかし書かれたのは戦前だし、私もコペル君の名前くらいしか覚えていない。これを機会に再読してみた。

改めて『君たちはどう生きるか』を読んでみると、大人になった今その真の大切さがわかることがたくさん書かれている。そしてそれがかなり深い内容であるにも拘わらず、中学生でも興味を持って読める物語仕立てになっていることに、よくできていると感心する。

主人公は中学二年生のコペル君。本名は本田潤一だが、故あって叔父さんからコペル君というあだ名を頂戴している。仲良しの友達は、立派なお屋敷に住む水谷君、ガッチンというあだ名の頑固だけれど正義感の強い北見君、豆腐屋の息子で心優しい浦川君。
彼らとの交友を中心として、日々の生活の中でコペル君が考えたことや起こった事件について、コペル君の叔父さんがコペル君に語りかけるようにノートをしたためる。
コペル君のお父さんが亡くなる直前に、
「わたしは、あれに、立派な男になって貰いたいと思うよ。人間として立派なものにだね。」
と叔父さんにコペル君のことを頼んでいったからだ。

ここに出てくる出来事は身近に事ばかり。
例えば、コペル君が豆腐屋の浦川君の家に行ったら、浦川君が器用な手つきで油揚げを揚げていて驚いた。そんな些細な出来事についても、叔父さんはノートにぎっしりとそこから学び考えるべきことを書いてゆく。世の中にある貧富の差のこと、貧富とは関係のない人間の価値のこと、労働や生産の尊さ、今はまだ消費者でしかないコペル君が持たねばならぬ感謝の気持ち、そして今後どのような心掛けで生きなくてはならないか・・・。

著者の吉野源三郎氏は、戦後の活動から社会主義的な思想をもつとされているが、当世風の弱者の権利ばかりを訴えたり悪平等を推し進めるような社会主義者とは毛色が違うように思う。弱者を慮りながらも、弱者に同情するばかりでは駄目だということ、恵まれた人には恵まれた人にしかできない使命があるということ、弱者の側は弱者であることに卑屈になったり甘んじてはならないということなども闊達に書いている。

全編を通して、一定の思想に囚われているようなところが感じられず、それは、ナポレオンを題材にした章に鮮明だ。
ナポレオンに人々が惹きつけられるのはなぜか。どんなところが素晴らしかったか。それは活動力だろう。
しかしその活動力で成し遂げたことは、全て素晴らしいことだったのか。素晴らしかったことも、素晴らしくなかったこともある。
それがわかったところで、改めてナポレオンから素晴らしい部分をうんと学んでいこう。
というように、是々非々の姿勢で解説していく。この時の結論はこんなふうだ。

君も大人になってゆくと、よい心がけをもっていながら、弱いばかりにその心がけを生かし切れないでいる、小さな善人がどんなに多いかということを、おいおいに知って来るだろう。世間には、悪い人ではないが、弱いばかりに、自分にも他人にも余計な不幸を招いている人が決して少なくない。人類の進歩と結びつかない英雄的精神も空しいが、英雄的な気魄を欠いた善良さも、同じように空しいことが多いのだ。

この「善人」の捉え方は、思想的には反対の側にいると思われる山本夏彦氏の考え方に似ていると、非常におもしろく感じた。

コペル君の最大の窮地は、雪の日にやってくる。上級生に目を付けられ、雪の中に倒される北見君を守ることに加われず、酷い自己嫌悪に陥ってしまう。
ここでは、普通の道徳の教科書のように本当は守るべきだったということや北見君や仲間への謝罪のことも書かれているのだが、コペル君がこの事件から学ぶことはさらに深く、大事な事柄だったのだ。
母親からは後悔によって知ることの大切さを学び、叔父さんは哲学者の言葉を交えて人間にとっての「悲しみ」や「痛み」の本当の意味を綴ってくれる。「痛み」は体の不調を教えてくれる有り難いものだとした後で、叔父さんはこのように続ける。

同じように、心に感じる苦しみやつらさは人間が人間として正常な状態にいないことから生じて、そのことを僕たちに知らせてくれるものだ。そして僕たちは、その苦痛のおかげで、人間が本来どういうものであるべきかということを、しっかりと心に捉えることができる。

こうして取り出しているときりがないほど、「どう生きるか」のヒントがたくさん書かれている。
将来人の上に立つような人にも、豊かな人にも、貧しい人にも、平凡な人にも、きっと役立つことが書かれている。
しかし、それが実際に役立って人生に影響を与えるかどうかは「君たち」次第、というのがこの本の身上である。
でもまずは、戦前の中学生の友情物語を楽しもうというつもりででも、手にとってみて欲しい。古い本だからと忘れられていては勿体ない内容だ。





10件のコメント

[C3721]

三島由紀夫が某作家を左翼のろくでなしと批判したとか。最近のマスコミにピッタリの言葉だと思いませんか。milestaさんはこの本を若い人に読んでほしいと願って、セレクトしたと思います。まったく同感ですが、水瓶としては、マスコミ関係者、とりわけテレビでコメントしているタレントに読んでほしいですね。
  • 2009-03-27
  • 投稿者 : 水瓶
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[C3724]

この本よく読みました。「石段の思い出」なんてのがあったような気がします。これを思い出すとゲーテの「財貨を失うことはいくらかを失うことだ。名誉を失うことは多くを失うことだ。勇気を失うことはすべてを失うことだ」という名言を連想します。こころをうちます。そのために少林寺拳法をはじめたくらいです。
  • 2009-03-27
  • 投稿者 : HIRO。
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[C3725] >水瓶さん

現在のマスコミなどの「左翼」は、「弱者=善人」「お金もち=悪人」「経営者=搾取する人」などの決めつけがありますが、この本ではそういう決めつけをせず物事の本質を捉える視点があると感じました。ケストナーや『クオレ』に似たところがあると思います。

一方、本の巻末に丸山真男氏による回想が載っているのですが、そちらの方にやや「決めつけ」や「こじつけ」が見られ、本文だけの方が良いのに・・・と思ってしまいました。

[C3726] >HIRO。さん

『石段の思い出』は、私が

>母親からは後悔によって知ることの大切さを学び

と紹介している章ですね。
私もこの章に最も心を打たれました。勇気を持たねばならないと言うことと同時に、勇気を出せなかった失敗からも学ぶことがあるという、とても大事なことを教えてもらいました。
HIRO。さんの少林寺にも繋がっているのですね。それに前向きで積極的な生き方も、この本の影響では?と思いました。
良い本ですよね。

[C3727]

千葉県知事選挙は森田健作氏が圧勝しましたね。細かいことはともかくとして、保守系政治家が当選したことを水瓶は喜んでいます。教育問題にも熱心だと聞いてますが、milestaさんはどう思いますか?
  • 2009-03-30
  • 投稿者 : 水瓶
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[C3728] >水瓶さん

混迷の千葉知事選、はらはらしておりましたが、森田氏が当選なさってほっと安心しました。

前回の千葉県知事選に落選されたあと、日本を憂える映画を作られたりして「日本を良くしていきたい」という思いを行動に移されていて、本当に立派な方だと思っていました。
役柄だけでなく、武道に親しまれていたそうで、教育についても骨の通ったしっかりした子供を育てたいと思っていらっしゃるようで、これから千葉県は良くなるのではないでしょうか。

国政がなんとなく頼りにならない今、地方から日本を元気づけていくしかないのかも・・・と思っていたので、また一人、期待できそうな知事が誕生したことを喜んでおります。

[C3729] 弱者

私の考える弱者は、より自分を向上させて努力することが出来ない人をさします。そういう意味では私は弱者です。経済的、身体的、社会的な弱者に一方的に弱い強いと判断して決めつけることには嫌悪を抱きます。そのような風潮は、私の思う強者の強い意志を否定するものです。
私は、私の考える強者にいつも、なりたいと思います。そう出来なくて、いつも悩んで生きています。
そういう意味での、強者は・・
マスコミ言うところの弱者切り捨てとは、あまりにかけ離れています。
  • 2009-03-31
  • 投稿者 : さんぼ
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[C3730] >さんぼさん

私が最も嫌悪感を抱くのは、「弱者」に見える人たちを探し出して、助けてあげると言いながら反社会運動に利用する団体や、「弱者」を救えという名目で自分の商売に利用する弁護士とか、自分の主義主張やお金儲けのために他人に「弱者」のレッテルを貼る人たちです。
 
弱そうに見えて強い人、強そうに見えて弱い人って、いますよね。他人が簡単に決めつけられないですよね。

[C3993] 記憶

小学6年の時に編集者の父にすすめられ読書の楽しさを知った一冊です。今の自分《すでに50が目の前ですが》の考え方に影響を与えていると実感します。筋書きを改めて読んで生き生きと当時の記憶が甦りました、明日買いに行きます。

[C3994] >きーちゃんさん

お返事が遅くなりごめんなさい。

私もやはり父に薦められて読みました。大人になって読んでみると、子供の頃には気づかなかったことなどもあって、読み返して良かったと思いました。

きーちゃんさんも再読されると伺い、お仲間が増える!と、嬉しく思いました。
コメントありがとうございました。

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