Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

-件のコメント

[C3649] 言葉は価値観?

 明治期以後の日本語の変化や昨今の言葉の変遷を考えると、言葉と価値観の変遷がリンクしているように感じられ、言葉こそが価値観だと思えてしまいます。
 目上の人を思う心がきめの細かい敬語となって現れ、自然との共生やものづくりへのこだわりなども言葉の上にちゃんと残っています。
 韓国が文字表記に於いてハングルの一般化で以前の漢字表記の歴史を失い、音を同じくする言葉の区別がつかないことで文化や考え方自体が失われつつあるとも聞いています。
 日本語をもっと大事にして欲しいですね。

[C3650] >山本大成さん

人間は、自分の知っている言葉を使ってものを考えているわけですから、言葉が価値観や思想を形作っているのは間違いないですよね。それを考えると、語彙の少ない、パターン化した表現を多用する今の風潮は、ちょっと心配ですね。

著者は、国語にとって読み書きというものはとても大事で、中でも先人の教えや感性を伝える「読むべきもの」を読めるようになる「読み」が最も大事だと仰います。そのように細分化して考えたことはなかったので、なるほどと思いました。

[C3651]

 私もこの本は昨年の暮に読みました。実に刺激的な本です。ここまで言葉に・日本語に愛情を持つた言葉論、さうはないでせう。英語教育、日本語教育に言及する最終章に向つて大河の流れのやうな、交響詩のやうな熱と主題の変奏が、読んでゐて実に心地よい本ですね。
 とても素晴らしい紹介記事、さうださうだと相槌を打ちながら拝読しました。
 ブログで取り上げやうと思ひつつ、日々雑事に追はれてゐます。他に取り上げたいのは裁判員制度、田母神問題、漢字制限(常用漢字)……無数にあるのですが、時間と熱意の喪失!?ゆゑに、更新せずが延々と続きさうです。
  • 2009-01-30
  • 投稿者 : dokudankoji
  • URL
  • 編集

[C3652] >dokudankojiさん

大河の流れ!交響詩!なんとぴったりとくる比喩でしょう。
小川のせせらぎにひかれて気軽に読み始めたものに、次々とあちらこちらから支流が流れ込んできて、最後は雄大な大河になっていきました。これも小説家ならではの構成力でしょうか。

ブログ記事の更新は難しいとのことで、先生が上に挙げられているテーマの記事を拝読できないのは残念ですが、この本のご感想を教えていただき、たいへん嬉しく思います。
お忙しい中、コメントをくださり有難うございました。

[C3656] 言霊

古の日本人は、文字を大変慎重に、そして長い年月をかけて作り上げたと聞きます。確かに漢字は中国から齎されたものですが、そこから仮名を創造し、日本の文字を作り上げ、文学を生み出してきました。
言文一致になってそう歴史は古くはありませんが、話し言葉とは違う書き言葉があったことは日本の文化に欠かせなかったと思います。

特に日本語の書き言葉の美しさに気付く時、何となく心豊かな気分になることがあります。身近な例で言えば「ご芳名」という言葉など、「名前が芳しい」なんて素敵な表現ですよね。現在でも、音にするよりも文字で見て意味がわかったり、その意味に広がりを感じたりする言葉は沢山あります。日本語は美しい言葉ですし、日本は「言霊」の国だと思います。

英語教育もこれからの時代必要なのことはわかりますが、言葉を使う側、つまり表現者の精神を支える母国語をおろそかにしたのでは、結局は中身のない内容しか表現できないと思うのです。先ずは母国語できっちり表現できる中身があってこその外国語教育ではないかと考えます。
というのも、昔、帰国子女の子の勉強を見ていたことがあって、その子はスペイン語圏の国から帰国して高校に入ったのですが、「ボクは日本語も英語もスペイン語もまぁ話せるけれども、どれも母国語とは言えない。本当に自分の伝えたいことを言える言語がないんだ」と言っていたのが、今でも思い出されるからです。

言語は文化です。普段に話される言葉に変節はあっても、やはり伝えるべき核は残していかなければならないと思います。
  • 2009-02-04
  • 投稿者 : ハハサウルス
  • URL
  • 編集

[C3657] >ハハサウルスさん

>表現者の精神を支える母国語をおろそかにしたのでは、結局は中身のない内容しか表現できない

仰るとおりです。
うちの子達は、海外生活の最後の方は家の中でも英語で喋ってしまうし、上の子などは英語の成績が現地の子たちより良かったのに、それでも、日本語でないと本当に言いたいことは伝わらないことがよくあり、もどかしいと感じることがよくあったそうです。英語に言い換えられない気持ちがあるのだと。

そして書き言葉の豊かさも日本ならではですね。漢字、カタカナ、平仮名にはそれぞれニュアンスがあり、今でも文語調の表現も多少は残っていて、「我が祖国」なんて書くのと「わたしの国」と書くのとではだいぶイメージが違いますよね。短歌や俳句を英語に書き換えることも非常に難しいですね。日本語は文字数と音節がきっちり同じなのに、英語はバラバラですから。

今日知ったのですが、ネット上で、この本が論争になっていたらしくて、「言葉なんて変わるものだからどんどん変わってあたりまえ」とか「やっぱこれからは日本語より英語でしょ」みたいなことを言う人も結構いるみたいなんですよね。それを見て、その人たちは、もう既に英語的な日本語しか使っていないのかも、と気づきました。街で若者が喋る短くて意味不明の言葉、ネット上の記号の羅列のようなワンパターンの表現、こういうのを見聞きすると、彼らにとって英語への移行は容易いのかもしれないと感じますね。豊かな日本語を知らない人には、日本語が亡びていくことへの憂いは通じないでしょう。通じる人を育てなくては!それが国語教育の肝だと思います。

[C3658] 勘違いして、乱入♪

ウナムさんへの、milestaさんのブログ・コメントを垣間見て…思わず、
「来てコメントを残せよ♪」とのご招待…と勘違い(笑♪)
先ずは、かかる折り目正しいブログに、
身の程をわきまえずに乱入致しました無礼をお許し下さい。

恥かしながら、水村美苗さんという名前は全くという程に、存じあげていませんでした。
そして『日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で』という書名から、「ああ、あの本を書いた人か」と。
センセーショナルなその書名は、新聞のコマーシャル欄で目にしていましたので。

なるほど言葉の問題は重要です。私もそのように考えます。
今は亡きオードリーヘップバーンの「マイフェアレディ」のように、
その人が使う言葉は人そのものであり、人格そのものなのですから。
教育の重要な目的、その第一は『自国語での完全な表現力を涵養すること』であるとの意見に、
わたくしは何の疑いもなく与します。

そして、素晴らしい言葉で綴られるmailestaさんのブログに乾杯!(^^)!
  • 2009-02-07
  • 投稿者 : Grayman returns
  • URL
  • 編集

[C3659] >Grayman returns さん

いらっしゃいませ。勘違いなんかじゃございません、よくお越し下さいました。

>『自国語での完全な表現力を涵養すること』

本当に大事ですよね。そう感じてくださる方がたくさんいらっしゃるうちに、なんとかして欲しいものですね。

拙ブログは格別折り目正しいというわけでもなく、コメント欄もお気軽にお使い下さい。ウナムさんも初期の頃からいらしてくださっているのですよ。

ご訪問とコメント、ありがとうございました。

[C3691] 二度目の訪問です。

水島美苗さんのは、『本格小説』を読みました。素晴らしい物語でしたよ。たしか、その年度のベスト10に入ったのでは。現在はモームの『月と六ペンス』を再読中です。考えれば愛読した本からいろんなもの貰ったようです。
  • 2009-02-27
  • 投稿者 : 水瓶
  • URL
  • 編集

[C3692] >水瓶さん

『本格小説』は、そんな話題になっていたのですか。知りませんでした。読んでみたいと思います。

『月と六ペンス』は、すごい小説ですよね。私は全く芸術家的要素のない人間なので、芸術家とはこういうものなのかと圧倒されました。そういえば芥川龍之介の『地獄変』からも同じような衝撃を受けました。

本は本当にいろいろな贈り物をくれますね。「読書離れ」なんて聞くと、ああ勿体ないと思ってしまいます。

[C3694]

忙しいことも多いと思いますが、水村美苗さんの『本格小説』、ぜひ読んでみて下さい。そして、どんな感想を抱くか。楽しみに待ちますので。
  • 2009-02-28
  • 投稿者 : 水瓶
  • URL
  • 編集

[C3695] >水瓶さん

今日たまたま出先で時間ができたので、図書館に入って『本格小説』を探しました。上下二巻の大作なのですね。最初の数ページを読んだら、とても読みやすそうでした。
『私小説』の続編のような内容らしいので、『私小説』の方から読むかもしれません。

感想は書けそうだったら(難しくなかったら)書きますね。

[C3696]

世界的に経済が収縮するときに、選挙のことしか頭にない党首とそれを応援するマスコミ。こんな日本の現状に心痛める人も多いのでは。そんな時は読書で冷静になりましょう。と言うわけで水瓶はミステリを読んでます。あっ、そうそう。中川議員には激励のハガキを再び送りましたよ。では、花粉症に負けずに元気に過ごしましょう。
  • 2009-03-02
  • 投稿者 : 水瓶
  • URL
  • 編集

[C3697] >水瓶さん

ミステリ-は没頭できていいですよね。
私は年度末の用事がいろいろあるのと、雛祭りの準備で、現実の世界にどっぷりです。こういうときはミステリーがいいのかもしれないですね。

中川さん、地元に戻られていましたね。後援会のみなさんが励まして下さっているといいですね。

[C3699]

クィーンの『Xの悲劇』を再読。なんとメインのトリックが東野圭吾の『容疑者Xの献身』に類似。そこでハッと(笑)気付く。あの題名はメインに使うトリックを示唆していたんだと。東野圭吾の読者に対するメッセージ。さて、水村美苗さんがブレイクしたのは『本格小説』。こちらがメインですよ。東太郎があなたのお越しを待ってます。いつか読んでやって下さい。では、雪にも負けずに元気に過ごしましょう。
  • 2009-03-03
  • 投稿者 : 水瓶
  • URL
  • 編集

[C3701] >水瓶さん

ミステリーは、中学生の頃アガサクリスティ、高校生の時ジェフリーアーチャー(v-156ミステリーですか?)に凝ったくらいで、あまり読んでいないのです。

高校の時、英語の授業でエラリークィーン作品のビデオを観るという楽しいひとときがあったのに、運動部の練習に燃えていた私は有り難い睡眠時間として活用させて貰っていました。(笑)

日本のミステリーもほとんど知らないんですよ。桐野夏生さん、天童荒太さん、くらいしか読んでいません。

『本格小説』は必ず読みます。出だしを読んでしまったので、今も気になっています。

雪、降りそうですね。東京の雪はちょっと憂鬱になりますが、今日はちらし寿司と桜餅を食べて、気分を盛り上げます。

[C3702]

ミステリとは冒頭に謎が提示され、それが最終的に合理的な解決に至る作品の総称です。この定義を厳格に捉える立場とそうでない立場があります。後者ではほとんどの作品がミステリとなってしまいます。そこで、ジェフリ-アーチャは後者の立場ではミステリ作家と言うことになります。ちなみに、このブログで取り上げられた『亡国のイージス…』は、宝島の『このミステリ』が凄い!でベスト10に選ばれてます。厳密にはミステリと言うより軍事冒険小説ですよね。もうひとつ、ミステリに関して言及すると、ミステリには普通の小説のテクニックが凝縮されています。例えば、田山花袋の『蒲団』にはミステリで言う叙述のトリックが使われているのです。アガサが『アクロイド殺し』で使用して有名なトリックです。さて、このブログでは、いろんな本が取り上げられてます。しかも内容紹介が丁寧で、とても楽しいですね。
  • 2009-03-04
  • 投稿者 : 水瓶
  • URL
  • 編集

[C3703] >水瓶さん

後者の意味のミステリーは、少し読んでいるかもしれません。『冷血』とか『王妃の離婚』とか・・・。

過去記事も読んでくださったのですね。有難うございます。一つ一つの紹介記事に「入魂」しようと心がけているので、「丁寧」というお言葉は、たいへん嬉しく思います。

[C3704]

水村美苗さんの本に関しては、文芸誌等でいろんな議論があったようですね。でも、現在の状況を前提にすると、文化は守り積極的に伝承するのが妥当と考えます。無国籍で経済的にはまあまあ繁栄してるだけの極東の小国。三島由紀夫じゃないけど、そんなの嫌ですからね。ところで、今度は麻生総理に励ましのハガキでも書くつもりです。さて、まだまだ不安定な気候が続きます。御自愛下さい。
  • 2009-03-05
  • 投稿者 : 水瓶
  • URL
  • 編集

[C3705] >水瓶さん

三島由紀夫があんなにも早く警告していたのに、無国籍で経済的にはまあまあ反映しているだけの極東の小国になりつつありますね。
文化は一度消えてしまったら、取り戻すのは大変ですから、何とか出来る限り守りたいものです。

今日はお天気になりましたが、晴れたら晴れたで、花粉症には辛いですよね。うちにも一人、辛そうな顔をしている者がおりました。
水瓶さんも、ご自愛下さい。

[C3714] 発見!

西村さんのブログで、コメントを読んでいたら、オォ!なんとmilestaさんの名前が。なるほど、歴史は繰り返すかと椿事件を思い出した次第。放送法を無視する卑劣なマスコミの姿を少しでも多くの人に知ってほしいですね。ところで、milestaと言う名前は響きが優雅で素敵ですね。どんな意味なんですか?
  • 2009-03-12
  • 投稿者 : 水瓶
  • URL
  • 編集

[C3715] >水瓶さん

発見されてしまいましたか。あまりに酷い言論弾圧なので、多くの方にお知らせしようと思いました。

西村さんは、私が「ネットなんて時間の無駄」などと思っていたのが誤りだと気づかせてくださったジャーナリストなのです。

ハンドルネームの意味は秘密です。これが犯人を捜し当てる鍵かもしれません。(笑)

コメントの投稿

新規

投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

-件のトラックバック

[T763] イスラエルの戦争犯罪・白リン弾投下で国連が弾劾捜査へ

   ||| ガザ休戦とイスラエルの戦争犯罪 ||| ガザ地区へのイスラエル軍 白リン弾使用で、国連人権委員会が戦争犯罪捜査へ イスラエル軍侵攻によるガザ資産損失推定額20億ドル、想像を絶する人的被害 前号「戦士の休息/ガザ休戦とイスラエルの戦争犯罪」からの

[T765] オバマの百日革命-1/スーパーマンの仕事始め

   ||| オバマの仕事始め・外交の大転換 ||| ブッシュ体制からの脱却転換、就任2日で重要懸案を矢継ぎ早に片付けた新大統領 米国外交も180度転換:ミッチェルを中東特使、ホルブルックをア・パ特使に任命 米国では従来、大統領就任式の日 Inauguration Day 以

[T766] カストロとオバマ/キューバとアメリカの新しい海峡

   ||| キューバとアメリカの新しい海峡 |||  オバマの「ダイレクトな対話」は、キューバとアメリカの国交復活へ向かう航路  弟カストロ「オバマは良い奴」と可能性を示唆、チャベス「中南米無視」を指摘 キューバ・ハバナ発 |キューバのラウル・カストロ大...

[T767] Godspeed・オバマのレボルーショナリーロード

   ||| 世界が変わる、オバマが変える |||   オバマの百日革命 第4章 オバマスピードで急発進するアメリカ号の行方   就任からわずか1週間で180度全面転換した、アメリカの空気と世界の対応 8年間の崩壊へのサーキットを、ブッシュの幌馬車に詰め込ま

[T769] ブッシュのカウボーイ外交から、オバマのピース外交へ

   ||| 米国外交のエージェントPeace ||| オバマ・マジックの真価を発揮する外交の大転換で、長年の宿敵が友好国に一変 オバマはアメリカと世界の国々を和解させる友好の触媒「エージェント・ピース」 ブッシュのカウボーイ外交からオバマのガンジー外交へ。20

[T770] \'Extremely Shocking\' ガザ壊滅に国連調査団も呆然!

  ||| ガザの壊滅状態、国連調査団に衝撃 |||  ガザ壊滅! 想像を絶する惨状に、現地入りした国連調査団も呆然  UNRWA国連人道救援委員会、戦災救援活動前にガザの実態調査 ガザ地区・ガザシティ発 |イスラエル軍のガザ侵攻による戦災被害を実地検分するため...

[T771] 「独裁者!」訪英中の温首相にケンブリッジの靴辱抗議

   ||| 温家宝にケンブリッジの「靴辱」||| 訪英中の温家宝中国首相に、ケンブリッジ大学で「スローイングシュー」の靴辱抗議 バグダッドでWに投げつけられた靴は、独裁者に対する示威行動のシンボルとなりつつある。イスラエルのガザ侵攻に抗議して、イスラエル

[T772] 半島危機再び、金の一声で南北統一から一転 戦争へ?

    ||| 狼少年・金の戦争原理主義 |||  北朝鮮の金正日主席、韓国との統一化路線を破棄「戦争への傾斜」を宣言  深まる李明博政権との亀裂、オバマ新政権の東アジア外交政策への牽制か 今回の威嚇発言の伏線は、昨年10月にすでに表面化しており、その当時で...

[T773] オバマの戦争と平和・テロ戦争とロシアのUターン

   ||| オバマとロシアのテロ戦争と平和 ||| オバマ政権のテロ戦争対策に援軍の名乗りを上げた、ロシアのアフガン・リターン 昨日の記事では、北の金殿が健在ぶりをアピールするような核の脅しを発声し、相変わらずの狼少年ぶりを発揮したレポートだったが、今日...

[T774] メドベージェフとオバマ/ユーラシア防衛とキルギスタン

    ||| メドベージェフのプロポーザル ||| メドベージェフ大統領、オバマ新政権に中央アジア防衛上の全面的協力を声明 キルギスタン米軍基地撤退など、旧ソ連盟邦国へのロシア防衛力浸透を意図か 前号のまえがき「オバマの戦争と平和・テロ戦争とロシアのUタ

[T775] アフガンとオバマ/カイバー峠の戦場にかける橋

    ||| カイバー峠の戦場にかける橋 |||  米軍3万名増兵で中央アジアの平定を図る、オバマ新政権テロ戦争の戦略転換  タリバン掃討戦の焦点はア・パ国境の前線へ、鍵を握るロシア参戦の可能性は? 前号「メドベージェフとオバマ/ユーラシア防衛とキルギス...

[T776] パキスタンとオバマ/タリバン最前線の共闘戦略

   ||| タリバニスタン最前線の共闘戦略 ||| オバマ新政権とパキスタン、テロ戦争最前線タリバニスタン国境地帯での共闘戦略 オバマとテロ戦争に関しては、このエントリーで4回連続となる。そのうち2本がNo.2の翻訳記事に前後して書き下ろした、まえがきとあと...

[T780] アルカイダとオバマ/パキスタン諜報部 ISIのCHANGE

   ||| アルカイダとISIのCHANGE |||  パキスタン陸軍諜報機関ISIにもCHANGE、動揺するアルカイダの内部対立  政府軍の米軍協力討伐作戦強化で、アフガン東部国境地帯へタリバンが逆流 テロ戦争に関しては、イラク戦争と違ってオバマは100%反対ではない。と
トラックバックURL
http://milesta.blog72.fc2.com/tb.php/246-9711ab85
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

『日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で』 水村 美苗

日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で
(2008/11/05)
水村 美苗

商品詳細を見る


最近評判のこの本を本屋さんでみつけた。それまでに読んだ書評から難しい言語学の本を想像しており、恐る恐る手にとって最初の数行を読む。

 九月のアイオワ・シティの朝はかなり冷え込む。
 ホテルの外に出れば、湯気の立つスターバックスのコーヒーを片手に、背中をちぢめてマイクロバスの到着を待つ作家たちの姿がちらほらとあった。


えっ?この本はエッセイなんだっけ?しかも「スターバックス」だって?ずいぶん今風なエッセイだ。と意外に思いながら、著者の水村美苗氏も参加した、世界各国から小説家たちが集まるあるプログラムの様子に引き込まれる。
西洋人とアジア人が自然と分かれて二台のバスに乗り込んでゆく。アジア人たちのバスには英会話があまり得意でない小説家たちもたくさんいる。彼らのほとんどは世界の「普遍語」である英語でなく、「自分たちの言葉」で小説を書いているのだ。水島氏は感慨にふける。

人はなんと色んなところで書いているのだろう・・・・・・。
地球のありとあらゆるところで人が書いている。


そんな経験から「普遍語」と「自分たちの言葉」に関する考察が始まる。

第一章のエッセイ風の文章のところから、これは研究室のなかの言語学の話ではないし、英語か日本語かという二者択一の単純な話ではないと感じていた。それが単純でないどころか、多次元の話になってくる。

世界には、英語以外を母語とした国々がある。しかも、違う母語をもつ他国人同士がロシア語やフランス語など英語以外の共通の言葉で話すこともある。共通の言葉の歴史を考えてみれば、学術の読み書きに使う言語はその昔ラテン語だった。ラテン語で読み書きしていた人を挙げれば、コペルニクス(ポーランド)、ガリレオ(イタリア)、ケプラー(ドイツ)、ニュートン(イギリス)・・・。つまり読み書きの言葉は時代や地域を超越した「文語」であり、話し言葉とは違っていた。「普遍語」と「国語」と「現地語」の違いは何か。日本での「国語」の成り立ちはどういうものだったか。インターネットの出現による普遍語としての英語の確実な定着。その時に供えて、日本の教育はどうすべきか。
場所を軸に、時間を軸に、次から次へと、言語に関する定義や歴史や課題が出てくるが、難解でも退屈でもなく、驚きや発見がいっぱいで、どきどきしながら読み進む。

なにより心を打たれたのは、水村氏の日本語や日本文学に対する愛情とその愛するものが消えゆくことへの憂いだ。
水村氏は、子供の頃から二十年もアメリカに暮らし、その間日本文学を読み耽り、大学ではフランス文学を専攻している。その言語の達人である水村氏(ご本人は英語に背を向けたと謙遜されているが)は、日本語の書き言葉は世界に類を見ないほどおもしろく、高みに達した言葉であるという。その例として、とてもわかりやすいものが挙げられていたのでここに紹介しよう。

 ふらんすへ行きたしと思へども
 ふらんすはあまりに遠し
 せめては新しき背広をきて
 きままなる旅にいでてみん。

という例の萩原朔太郎の詩も、最初の二行を

 仏蘭西へ行きたしと思へども
 仏蘭西はあまりに遠し

に変えてしまうと、朔太郎の詩のなよなよと頼りなげな詩情が消えてしまう。

 フランスへ行きたしと思へども
 フランスはあまりに遠し

となると、あたりまえの心情をあたりまえに訴えているだけになってしまう。だが、右のような差は、日本語を知らない人にはわかりえない。

 蛇足だが、この詩を口語体にして

 フランスへ行きたいと思うが
 フランスはあまりに遠い
 せめては新しい背広をきて
 きままな旅にでてみよう

に変えてしまったら、JRの広告以下である。


この例に「なるほど」と思われる方は多いのではないだろうか。
しかしインターネットの時代に突入した今、世界の書き言葉は普遍語である英語に駆逐されてしまう可能性があり、このような素晴らしい日本語を護ろうという情熱がなければ、日本語は亡んでしまうと、水村氏は危惧する。そして言語が亡びるということは、文化が亡びるということなのだ。

一千年前の紫式部のころから脈々と続く日本文学に表れる感性を護り続けるには、まずは日本近代文学を読み継ぐことに主眼を置くべきだという。私のブログには「古文」や「文語」は外国語みたいだというコメントが時折ある。そのような違和感をなくすには、まずは日本近代文学から、というのは現実的で着実な方法だと私も思う。

私達が子供の頃はまだ、教科書には近代文学の代表作がたくさん載っていたし、音楽の授業でも文語体の唱歌を教わった。父の蔵書や叔母から譲り受けた本の中には、旧仮名遣いの小説もあり、そうした本を違いを意識することなく普通に読んでいた。それが今、辛うじて文語文も楽しんで読めることに繋がっていると思う。

今は、生徒に人気がないからと日本近代文学は教科書や課題図書や受験問題から消え、当世の人気作家の軽くて読みやすい作品や、作家でも何でもない有名人の文章が採り上げられることが増えている。

しかし、水村氏の言うように、

教育とは、さらには、市場が与えないものを与えることである。

人気で教材を選んでいたら、つまり教育を市場原理に委ねてしまったら、過去の言葉で書かれた作品は誰にも読まれなくなってしまう。何という勿体ないことだろう。
日本の国語教育に必要なのは、「千年もの日本文学の蓄積をむざむざと捨て去ることはしない!」という強い意志なのである。

そして、それ以前に、普遍語としてますます重要度を増す英語を、日本の教育のなかで、どのような位置づけにするのかをきちんと決めるべきだというのが水村氏の主張だ。

このように、日本人の言語教育について、世界の情勢を見ながら、言語を巡る歴史を鑑みながら、国の政策として誰か考えている人はいるのだろうか。最近導入が決まった小学校の英語教育一つとっても、そこに何かしらの教育哲学があるとは到底思えず、世論に迎合しているようにしかみえない。

この本に対する評判が高いのは、たいへん重要な、しかしこれまであまり真剣に論議されていなかった問題について、水村氏が徹底して考察しているからではないだろうか。しかも本業が小説家であるからか、心に響き、魂に訴えかけるような文章にも出会える。著者渾身のパリでの講演の原稿などは、当日の熱気が伝わってくるような感動的な内容だ。

題名をご覧になって、堅苦しい本ではないかと尻込みされている方も、まず手にとって、最初の章だけでも読んでみていただきたいと思う。


※本書を読んで、「英語にだけは翻訳できない」というこの小説も読んでみたくなりました。

22件のコメント

[C3649] 言葉は価値観?

 明治期以後の日本語の変化や昨今の言葉の変遷を考えると、言葉と価値観の変遷がリンクしているように感じられ、言葉こそが価値観だと思えてしまいます。
 目上の人を思う心がきめの細かい敬語となって現れ、自然との共生やものづくりへのこだわりなども言葉の上にちゃんと残っています。
 韓国が文字表記に於いてハングルの一般化で以前の漢字表記の歴史を失い、音を同じくする言葉の区別がつかないことで文化や考え方自体が失われつつあるとも聞いています。
 日本語をもっと大事にして欲しいですね。

[C3650] >山本大成さん

人間は、自分の知っている言葉を使ってものを考えているわけですから、言葉が価値観や思想を形作っているのは間違いないですよね。それを考えると、語彙の少ない、パターン化した表現を多用する今の風潮は、ちょっと心配ですね。

著者は、国語にとって読み書きというものはとても大事で、中でも先人の教えや感性を伝える「読むべきもの」を読めるようになる「読み」が最も大事だと仰います。そのように細分化して考えたことはなかったので、なるほどと思いました。

[C3651]

 私もこの本は昨年の暮に読みました。実に刺激的な本です。ここまで言葉に・日本語に愛情を持つた言葉論、さうはないでせう。英語教育、日本語教育に言及する最終章に向つて大河の流れのやうな、交響詩のやうな熱と主題の変奏が、読んでゐて実に心地よい本ですね。
 とても素晴らしい紹介記事、さうださうだと相槌を打ちながら拝読しました。
 ブログで取り上げやうと思ひつつ、日々雑事に追はれてゐます。他に取り上げたいのは裁判員制度、田母神問題、漢字制限(常用漢字)……無数にあるのですが、時間と熱意の喪失!?ゆゑに、更新せずが延々と続きさうです。
  • 2009-01-30
  • 投稿者 : dokudankoji
  • URL
  • 編集

[C3652] >dokudankojiさん

大河の流れ!交響詩!なんとぴったりとくる比喩でしょう。
小川のせせらぎにひかれて気軽に読み始めたものに、次々とあちらこちらから支流が流れ込んできて、最後は雄大な大河になっていきました。これも小説家ならではの構成力でしょうか。

ブログ記事の更新は難しいとのことで、先生が上に挙げられているテーマの記事を拝読できないのは残念ですが、この本のご感想を教えていただき、たいへん嬉しく思います。
お忙しい中、コメントをくださり有難うございました。

[C3656] 言霊

古の日本人は、文字を大変慎重に、そして長い年月をかけて作り上げたと聞きます。確かに漢字は中国から齎されたものですが、そこから仮名を創造し、日本の文字を作り上げ、文学を生み出してきました。
言文一致になってそう歴史は古くはありませんが、話し言葉とは違う書き言葉があったことは日本の文化に欠かせなかったと思います。

特に日本語の書き言葉の美しさに気付く時、何となく心豊かな気分になることがあります。身近な例で言えば「ご芳名」という言葉など、「名前が芳しい」なんて素敵な表現ですよね。現在でも、音にするよりも文字で見て意味がわかったり、その意味に広がりを感じたりする言葉は沢山あります。日本語は美しい言葉ですし、日本は「言霊」の国だと思います。

英語教育もこれからの時代必要なのことはわかりますが、言葉を使う側、つまり表現者の精神を支える母国語をおろそかにしたのでは、結局は中身のない内容しか表現できないと思うのです。先ずは母国語できっちり表現できる中身があってこその外国語教育ではないかと考えます。
というのも、昔、帰国子女の子の勉強を見ていたことがあって、その子はスペイン語圏の国から帰国して高校に入ったのですが、「ボクは日本語も英語もスペイン語もまぁ話せるけれども、どれも母国語とは言えない。本当に自分の伝えたいことを言える言語がないんだ」と言っていたのが、今でも思い出されるからです。

言語は文化です。普段に話される言葉に変節はあっても、やはり伝えるべき核は残していかなければならないと思います。
  • 2009-02-04
  • 投稿者 : ハハサウルス
  • URL
  • 編集

[C3657] >ハハサウルスさん

>表現者の精神を支える母国語をおろそかにしたのでは、結局は中身のない内容しか表現できない

仰るとおりです。
うちの子達は、海外生活の最後の方は家の中でも英語で喋ってしまうし、上の子などは英語の成績が現地の子たちより良かったのに、それでも、日本語でないと本当に言いたいことは伝わらないことがよくあり、もどかしいと感じることがよくあったそうです。英語に言い換えられない気持ちがあるのだと。

そして書き言葉の豊かさも日本ならではですね。漢字、カタカナ、平仮名にはそれぞれニュアンスがあり、今でも文語調の表現も多少は残っていて、「我が祖国」なんて書くのと「わたしの国」と書くのとではだいぶイメージが違いますよね。短歌や俳句を英語に書き換えることも非常に難しいですね。日本語は文字数と音節がきっちり同じなのに、英語はバラバラですから。

今日知ったのですが、ネット上で、この本が論争になっていたらしくて、「言葉なんて変わるものだからどんどん変わってあたりまえ」とか「やっぱこれからは日本語より英語でしょ」みたいなことを言う人も結構いるみたいなんですよね。それを見て、その人たちは、もう既に英語的な日本語しか使っていないのかも、と気づきました。街で若者が喋る短くて意味不明の言葉、ネット上の記号の羅列のようなワンパターンの表現、こういうのを見聞きすると、彼らにとって英語への移行は容易いのかもしれないと感じますね。豊かな日本語を知らない人には、日本語が亡びていくことへの憂いは通じないでしょう。通じる人を育てなくては!それが国語教育の肝だと思います。

[C3658] 勘違いして、乱入♪

ウナムさんへの、milestaさんのブログ・コメントを垣間見て…思わず、
「来てコメントを残せよ♪」とのご招待…と勘違い(笑♪)
先ずは、かかる折り目正しいブログに、
身の程をわきまえずに乱入致しました無礼をお許し下さい。

恥かしながら、水村美苗さんという名前は全くという程に、存じあげていませんでした。
そして『日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で』という書名から、「ああ、あの本を書いた人か」と。
センセーショナルなその書名は、新聞のコマーシャル欄で目にしていましたので。

なるほど言葉の問題は重要です。私もそのように考えます。
今は亡きオードリーヘップバーンの「マイフェアレディ」のように、
その人が使う言葉は人そのものであり、人格そのものなのですから。
教育の重要な目的、その第一は『自国語での完全な表現力を涵養すること』であるとの意見に、
わたくしは何の疑いもなく与します。

そして、素晴らしい言葉で綴られるmailestaさんのブログに乾杯!(^^)!
  • 2009-02-07
  • 投稿者 : Grayman returns
  • URL
  • 編集

[C3659] >Grayman returns さん

いらっしゃいませ。勘違いなんかじゃございません、よくお越し下さいました。

>『自国語での完全な表現力を涵養すること』

本当に大事ですよね。そう感じてくださる方がたくさんいらっしゃるうちに、なんとかして欲しいものですね。

拙ブログは格別折り目正しいというわけでもなく、コメント欄もお気軽にお使い下さい。ウナムさんも初期の頃からいらしてくださっているのですよ。

ご訪問とコメント、ありがとうございました。

[C3691] 二度目の訪問です。

水島美苗さんのは、『本格小説』を読みました。素晴らしい物語でしたよ。たしか、その年度のベスト10に入ったのでは。現在はモームの『月と六ペンス』を再読中です。考えれば愛読した本からいろんなもの貰ったようです。
  • 2009-02-27
  • 投稿者 : 水瓶
  • URL
  • 編集

[C3692] >水瓶さん

『本格小説』は、そんな話題になっていたのですか。知りませんでした。読んでみたいと思います。

『月と六ペンス』は、すごい小説ですよね。私は全く芸術家的要素のない人間なので、芸術家とはこういうものなのかと圧倒されました。そういえば芥川龍之介の『地獄変』からも同じような衝撃を受けました。

本は本当にいろいろな贈り物をくれますね。「読書離れ」なんて聞くと、ああ勿体ないと思ってしまいます。

[C3694]

忙しいことも多いと思いますが、水村美苗さんの『本格小説』、ぜひ読んでみて下さい。そして、どんな感想を抱くか。楽しみに待ちますので。
  • 2009-02-28
  • 投稿者 : 水瓶
  • URL
  • 編集

[C3695] >水瓶さん

今日たまたま出先で時間ができたので、図書館に入って『本格小説』を探しました。上下二巻の大作なのですね。最初の数ページを読んだら、とても読みやすそうでした。
『私小説』の続編のような内容らしいので、『私小説』の方から読むかもしれません。

感想は書けそうだったら(難しくなかったら)書きますね。

[C3696]

世界的に経済が収縮するときに、選挙のことしか頭にない党首とそれを応援するマスコミ。こんな日本の現状に心痛める人も多いのでは。そんな時は読書で冷静になりましょう。と言うわけで水瓶はミステリを読んでます。あっ、そうそう。中川議員には激励のハガキを再び送りましたよ。では、花粉症に負けずに元気に過ごしましょう。
  • 2009-03-02
  • 投稿者 : 水瓶
  • URL
  • 編集

[C3697] >水瓶さん

ミステリ-は没頭できていいですよね。
私は年度末の用事がいろいろあるのと、雛祭りの準備で、現実の世界にどっぷりです。こういうときはミステリーがいいのかもしれないですね。

中川さん、地元に戻られていましたね。後援会のみなさんが励まして下さっているといいですね。

[C3699]

クィーンの『Xの悲劇』を再読。なんとメインのトリックが東野圭吾の『容疑者Xの献身』に類似。そこでハッと(笑)気付く。あの題名はメインに使うトリックを示唆していたんだと。東野圭吾の読者に対するメッセージ。さて、水村美苗さんがブレイクしたのは『本格小説』。こちらがメインですよ。東太郎があなたのお越しを待ってます。いつか読んでやって下さい。では、雪にも負けずに元気に過ごしましょう。
  • 2009-03-03
  • 投稿者 : 水瓶
  • URL
  • 編集

[C3701] >水瓶さん

ミステリーは、中学生の頃アガサクリスティ、高校生の時ジェフリーアーチャー(v-156ミステリーですか?)に凝ったくらいで、あまり読んでいないのです。

高校の時、英語の授業でエラリークィーン作品のビデオを観るという楽しいひとときがあったのに、運動部の練習に燃えていた私は有り難い睡眠時間として活用させて貰っていました。(笑)

日本のミステリーもほとんど知らないんですよ。桐野夏生さん、天童荒太さん、くらいしか読んでいません。

『本格小説』は必ず読みます。出だしを読んでしまったので、今も気になっています。

雪、降りそうですね。東京の雪はちょっと憂鬱になりますが、今日はちらし寿司と桜餅を食べて、気分を盛り上げます。

[C3702]

ミステリとは冒頭に謎が提示され、それが最終的に合理的な解決に至る作品の総称です。この定義を厳格に捉える立場とそうでない立場があります。後者ではほとんどの作品がミステリとなってしまいます。そこで、ジェフリ-アーチャは後者の立場ではミステリ作家と言うことになります。ちなみに、このブログで取り上げられた『亡国のイージス…』は、宝島の『このミステリ』が凄い!でベスト10に選ばれてます。厳密にはミステリと言うより軍事冒険小説ですよね。もうひとつ、ミステリに関して言及すると、ミステリには普通の小説のテクニックが凝縮されています。例えば、田山花袋の『蒲団』にはミステリで言う叙述のトリックが使われているのです。アガサが『アクロイド殺し』で使用して有名なトリックです。さて、このブログでは、いろんな本が取り上げられてます。しかも内容紹介が丁寧で、とても楽しいですね。
  • 2009-03-04
  • 投稿者 : 水瓶
  • URL
  • 編集

[C3703] >水瓶さん

後者の意味のミステリーは、少し読んでいるかもしれません。『冷血』とか『王妃の離婚』とか・・・。

過去記事も読んでくださったのですね。有難うございます。一つ一つの紹介記事に「入魂」しようと心がけているので、「丁寧」というお言葉は、たいへん嬉しく思います。

[C3704]

水村美苗さんの本に関しては、文芸誌等でいろんな議論があったようですね。でも、現在の状況を前提にすると、文化は守り積極的に伝承するのが妥当と考えます。無国籍で経済的にはまあまあ繁栄してるだけの極東の小国。三島由紀夫じゃないけど、そんなの嫌ですからね。ところで、今度は麻生総理に励ましのハガキでも書くつもりです。さて、まだまだ不安定な気候が続きます。御自愛下さい。
  • 2009-03-05
  • 投稿者 : 水瓶
  • URL
  • 編集

[C3705] >水瓶さん

三島由紀夫があんなにも早く警告していたのに、無国籍で経済的にはまあまあ反映しているだけの極東の小国になりつつありますね。
文化は一度消えてしまったら、取り戻すのは大変ですから、何とか出来る限り守りたいものです。

今日はお天気になりましたが、晴れたら晴れたで、花粉症には辛いですよね。うちにも一人、辛そうな顔をしている者がおりました。
水瓶さんも、ご自愛下さい。

[C3714] 発見!

西村さんのブログで、コメントを読んでいたら、オォ!なんとmilestaさんの名前が。なるほど、歴史は繰り返すかと椿事件を思い出した次第。放送法を無視する卑劣なマスコミの姿を少しでも多くの人に知ってほしいですね。ところで、milestaと言う名前は響きが優雅で素敵ですね。どんな意味なんですか?
  • 2009-03-12
  • 投稿者 : 水瓶
  • URL
  • 編集

[C3715] >水瓶さん

発見されてしまいましたか。あまりに酷い言論弾圧なので、多くの方にお知らせしようと思いました。

西村さんは、私が「ネットなんて時間の無駄」などと思っていたのが誤りだと気づかせてくださったジャーナリストなのです。

ハンドルネームの意味は秘密です。これが犯人を捜し当てる鍵かもしれません。(笑)

コメントの投稿

新規

投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

13件のトラックバック

[T763] イスラエルの戦争犯罪・白リン弾投下で国連が弾劾捜査へ

   ||| ガザ休戦とイスラエルの戦争犯罪 ||| ガザ地区へのイスラエル軍 白リン弾使用で、国連人権委員会が戦争犯罪捜査へ イスラエル軍侵攻によるガザ資産損失推定額20億ドル、想像を絶する人的被害 前号「戦士の休息/ガザ休戦とイスラエルの戦争犯罪」からの

[T765] オバマの百日革命-1/スーパーマンの仕事始め

   ||| オバマの仕事始め・外交の大転換 ||| ブッシュ体制からの脱却転換、就任2日で重要懸案を矢継ぎ早に片付けた新大統領 米国外交も180度転換:ミッチェルを中東特使、ホルブルックをア・パ特使に任命 米国では従来、大統領就任式の日 Inauguration Day 以

[T766] カストロとオバマ/キューバとアメリカの新しい海峡

   ||| キューバとアメリカの新しい海峡 |||  オバマの「ダイレクトな対話」は、キューバとアメリカの国交復活へ向かう航路  弟カストロ「オバマは良い奴」と可能性を示唆、チャベス「中南米無視」を指摘 キューバ・ハバナ発 |キューバのラウル・カストロ大...

[T767] Godspeed・オバマのレボルーショナリーロード

   ||| 世界が変わる、オバマが変える |||   オバマの百日革命 第4章 オバマスピードで急発進するアメリカ号の行方   就任からわずか1週間で180度全面転換した、アメリカの空気と世界の対応 8年間の崩壊へのサーキットを、ブッシュの幌馬車に詰め込ま

[T769] ブッシュのカウボーイ外交から、オバマのピース外交へ

   ||| 米国外交のエージェントPeace ||| オバマ・マジックの真価を発揮する外交の大転換で、長年の宿敵が友好国に一変 オバマはアメリカと世界の国々を和解させる友好の触媒「エージェント・ピース」 ブッシュのカウボーイ外交からオバマのガンジー外交へ。20

[T770] \'Extremely Shocking\' ガザ壊滅に国連調査団も呆然!

  ||| ガザの壊滅状態、国連調査団に衝撃 |||  ガザ壊滅! 想像を絶する惨状に、現地入りした国連調査団も呆然  UNRWA国連人道救援委員会、戦災救援活動前にガザの実態調査 ガザ地区・ガザシティ発 |イスラエル軍のガザ侵攻による戦災被害を実地検分するため...

[T771] 「独裁者!」訪英中の温首相にケンブリッジの靴辱抗議

   ||| 温家宝にケンブリッジの「靴辱」||| 訪英中の温家宝中国首相に、ケンブリッジ大学で「スローイングシュー」の靴辱抗議 バグダッドでWに投げつけられた靴は、独裁者に対する示威行動のシンボルとなりつつある。イスラエルのガザ侵攻に抗議して、イスラエル

[T772] 半島危機再び、金の一声で南北統一から一転 戦争へ?

    ||| 狼少年・金の戦争原理主義 |||  北朝鮮の金正日主席、韓国との統一化路線を破棄「戦争への傾斜」を宣言  深まる李明博政権との亀裂、オバマ新政権の東アジア外交政策への牽制か 今回の威嚇発言の伏線は、昨年10月にすでに表面化しており、その当時で...

[T773] オバマの戦争と平和・テロ戦争とロシアのUターン

   ||| オバマとロシアのテロ戦争と平和 ||| オバマ政権のテロ戦争対策に援軍の名乗りを上げた、ロシアのアフガン・リターン 昨日の記事では、北の金殿が健在ぶりをアピールするような核の脅しを発声し、相変わらずの狼少年ぶりを発揮したレポートだったが、今日...

[T774] メドベージェフとオバマ/ユーラシア防衛とキルギスタン

    ||| メドベージェフのプロポーザル ||| メドベージェフ大統領、オバマ新政権に中央アジア防衛上の全面的協力を声明 キルギスタン米軍基地撤退など、旧ソ連盟邦国へのロシア防衛力浸透を意図か 前号のまえがき「オバマの戦争と平和・テロ戦争とロシアのUタ

[T775] アフガンとオバマ/カイバー峠の戦場にかける橋

    ||| カイバー峠の戦場にかける橋 |||  米軍3万名増兵で中央アジアの平定を図る、オバマ新政権テロ戦争の戦略転換  タリバン掃討戦の焦点はア・パ国境の前線へ、鍵を握るロシア参戦の可能性は? 前号「メドベージェフとオバマ/ユーラシア防衛とキルギス...

[T776] パキスタンとオバマ/タリバン最前線の共闘戦略

   ||| タリバニスタン最前線の共闘戦略 ||| オバマ新政権とパキスタン、テロ戦争最前線タリバニスタン国境地帯での共闘戦略 オバマとテロ戦争に関しては、このエントリーで4回連続となる。そのうち2本がNo.2の翻訳記事に前後して書き下ろした、まえがきとあと...

[T780] アルカイダとオバマ/パキスタン諜報部 ISIのCHANGE

   ||| アルカイダとISIのCHANGE |||  パキスタン陸軍諜報機関ISIにもCHANGE、動揺するアルカイダの内部対立  政府軍の米軍協力討伐作戦強化で、アフガン東部国境地帯へタリバンが逆流 テロ戦争に関しては、イラク戦争と違ってオバマは100%反対ではない。と
トラックバックURL
http://milesta.blog72.fc2.com/tb.php/246-9711ab85
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

Appendix

本のブログ

にほんブログ村 本ブログへ

プロフィール

milesta

Author:milesta
◇これまでに紹介した本の一覧は下の「全タイトルを表示」の文字をクリックすると、ご覧になれます。
◇コメントとTBは承認制にしました。
◇記事に関係がなかったり、このサイトにふさわしくないコメントやTBは削除することもあります。

全記事(数)表示

全タイトルを表示

最近の記事+コメント

カテゴリー表示

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。