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[C3067] 文学作品もう一度読み返したくなりました

 読書の志向が、学校卒業以来ノンフィクションに偏っていて(歴史もノンフィクション?)二十数年間文学作品に触れていません。
 先日自分のBLOG記事にしたのですが、十数年前に感じたピカソの感動を今は感じられなくなっていたり、向かいは何とも思わなかった物が、今は深い感動を得られることに遭遇してもいます。

 絵との出会いもそうなのですが、やはり自分の精神状態や、精神の成熟時期との「出会い」が確かにあると思います。
 今一度、二十数年間意識してこなかった文学作品に触れてみたくなりました!

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衝撃的だったピカソとの出会い!(クラッシックコンサート·芝居·芸術の秋·青年会議所)
http://blog.so-net.ne.jp/kawaraya-taisei/2007-11-09

[C3069] >山本大成さん

私もノンフィクションや随筆ばかりでした。海外に来て、和書の本屋さんにいっても、最近話題の本などは置いていないので、名作や古い本などにも目を向けるようになりました。また昔読んだ本を読み返すことも増え、以前とは違った感想を持つ自分に驚いたりしています。

私は大成さんのピカソほどの感動的な絵との出会いはありませんが、絵でも本でも、出会うタイミングってありますよね。
  • 2007-11-25
  • 投稿者 : milesta
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[C3089] 一葉の師からの連想

「ほたる館物語2」で初めてコメントした いわお です。一葉は小説を書くため、半井桃水に師事したことは、彼女を知る人には常識ですね。ところでNHK-TV午後7時のニュース直後の気象情報に出てくる気象情報士は、半井小絵(なからいさえ と振り仮名つきの字幕が出る)という女性です。桃水とはどんなつながりなのかといつも考えます。このブログには場違いな話で恐縮です。
  • 2007-12-06
  • 投稿者 : よしだいわお
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[C3090] >よしだいわおさん

半井さんという気象予報士がいらっしゃるのは知りませんでした。確か一葉の伝記には、一葉が桃水の子供と勘違いした子は、桃水の弟の子供だったという場面があったと思うのですが、もしかしたらそこから繋がっているのかしら・・・。
  • 2007-12-06
  • 投稿者 : milesta
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[T990] 樋口一葉『大つごもり』

■こういう本をいままで読まずに過ごしてきたかと思えばそのことがひどく悔やまれる。先日とある酒席で例によってウーロン茶を飲んでいた僕に「酒が飲めないんじゃどうやってストレス解消してるの」とたずねた人があったが確信をもって言おう。読書がストレス解消法だ。
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『にごりえ・たけくらべ』 樋口 一葉

にごりえ・たけくらべ にごりえ・たけくらべ
樋口 一葉 (1949/06)
新潮社
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中学生の頃、自分と同じ年頃の子供が出てくる本だからと、『たけくらべ』を読んでみたが、わからなくて放り出してしまった。当時は文語表現が難しすぎるのかと思っていたが、大人になってから他の作品も読み、『たけくらべ』は特に難しかったのだと思うに到った。

この本の解説では、『たけくらべ』は「ローカルカラーを書ききって」いると表現されているが、まさにそうなのだ。遊郭周辺が舞台である『たけくらべ』には、その土地特有の慣習や用語がでてきて、注釈なしではとても読めない。また、遊女になることが定められている美登利が同じ年頃だからといって、 その心境を推し量るには、中学生の私では人生経験もなにもかもがまだ足りなかったのだ。

他の作品には、状況が容易に想像できるものもあり、そのような作品から読むべきだったと思う。

例えば、『十三夜』は身分の高い男に見初められて嫁いだ阿関が、婚家で馬鹿にされ続けて、遂に堪忍袋の緒が切れて実家に駆け込むという、非常にわかりやすい筋である。それさえわかれば、心痛を吐露する阿関や、娘を不憫に思う気持ちを押し殺して説得する父親の台詞は、臨場感に溢れ、ぐうっと引き込まれていく。文語などは、そうして夢中で読んでいくうちに慣れていく。
帰路につく阿関には意外な展開が待っている。そしてせつない結末。ああ・・・これで終わりか、と空しくなり、心に余韻がいつまでも残る。

結末の余韻が、一葉の作品の特徴であるかもしれない。
『大つごもり』では、最後の最後で、放蕩息子にあんな心意気があったのかと驚かされる。
『たけくらべ』を読み終えたとき、私は、映画『ローマの休日』を観終えたときの感情を思い出した。淋しくせつないけれど美しい。『たけくらべ』の評価が高いのは、この結末に依るところが大きいと思うが、その結末に辿り着くまでには、遊郭周辺の子供たちの力関係や、友情、淡い恋心、家族や地域社会との関わりが、繊細に捉えられ描き出されている。

二十代の前半で、それも数年の間に、これだけ様々な立場の人たちとその心境を、どのようにして書き表すことができたのだろう。よく言われるように、遊女達との交流が情報源だったにしても、それを井戸端会議に終わらせなかったのは、才能と小さい頃からの読書の賜であろう。

今日は樋口一葉の命日である。享年二十五歳。若すぎる。

※樋口一葉の生涯について書かれた本
『一葉』 鳥越 碧

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[C3067] 文学作品もう一度読み返したくなりました

 読書の志向が、学校卒業以来ノンフィクションに偏っていて(歴史もノンフィクション?)二十数年間文学作品に触れていません。
 先日自分のBLOG記事にしたのですが、十数年前に感じたピカソの感動を今は感じられなくなっていたり、向かいは何とも思わなかった物が、今は深い感動を得られることに遭遇してもいます。

 絵との出会いもそうなのですが、やはり自分の精神状態や、精神の成熟時期との「出会い」が確かにあると思います。
 今一度、二十数年間意識してこなかった文学作品に触れてみたくなりました!

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衝撃的だったピカソとの出会い!(クラッシックコンサート·芝居·芸術の秋·青年会議所)
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[C3069] >山本大成さん

私もノンフィクションや随筆ばかりでした。海外に来て、和書の本屋さんにいっても、最近話題の本などは置いていないので、名作や古い本などにも目を向けるようになりました。また昔読んだ本を読み返すことも増え、以前とは違った感想を持つ自分に驚いたりしています。

私は大成さんのピカソほどの感動的な絵との出会いはありませんが、絵でも本でも、出会うタイミングってありますよね。
  • 2007-11-25
  • 投稿者 : milesta
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[C3089] 一葉の師からの連想

「ほたる館物語2」で初めてコメントした いわお です。一葉は小説を書くため、半井桃水に師事したことは、彼女を知る人には常識ですね。ところでNHK-TV午後7時のニュース直後の気象情報に出てくる気象情報士は、半井小絵(なからいさえ と振り仮名つきの字幕が出る)という女性です。桃水とはどんなつながりなのかといつも考えます。このブログには場違いな話で恐縮です。
  • 2007-12-06
  • 投稿者 : よしだいわお
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[C3090] >よしだいわおさん

半井さんという気象予報士がいらっしゃるのは知りませんでした。確か一葉の伝記には、一葉が桃水の子供と勘違いした子は、桃水の弟の子供だったという場面があったと思うのですが、もしかしたらそこから繋がっているのかしら・・・。
  • 2007-12-06
  • 投稿者 : milesta
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[T990] 樋口一葉『大つごもり』

■こういう本をいままで読まずに過ごしてきたかと思えばそのことがひどく悔やまれる。先日とある酒席で例によってウーロン茶を飲んでいた僕に「酒が飲めないんじゃどうやってストレス解消してるの」とたずねた人があったが確信をもって言おう。読書がストレス解消法だ。
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