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[C2688] 違和感

以前、某有名絵本を期待を込めて購入し、読んだ後に、「あれっ」と失望感を味わったことがあります。多くのお勧め本で絶賛されていたのですが、私はさほど感動しなかったのです。“期待し過ぎたかな?”、“私の感覚が変なのかしら?”などと少々戸惑いつつも、本棚の一番上に置いてあります(即ち目の届かない段)。評価の高い本でも、違和感を感じることはあると思います。読後感は、各個人のものですので、どんなものがあってもよいですよね。

私はこの本を今回初めて知りましたので、少々ネットで検索していろんな方の読後感を読ませて頂きました。実際読んでいないのに、粗筋だけで判断するのはどうかと思いながらも、何か違和感を覚えたのが正直な感想です。読んでみたいような、触れたくないような…。読むことになりましたら、感想を書かせて頂きます。

最近の子どもの少なからずは、「死」ということがどういうことかよくわかっていないと聞いたことがあります。核家族化、ゲームによる「死のリセット」感覚…。「死」をどう捉えるかは人間の永遠のテーマなのでしょうが、自分以外の「死」を考える時に、「喪失感」は切り離せないと思います。そして、それを癒すものとしての「時間」。人と人との関わりの中で、様々な死を感じるわけですが、そこには「死」と切り離せない「生」の問題があり、「死」を瞬間として捉えることはあまり意味がないように思えます。そして、肉体が消失しても残る精神的遺産。連綿と受け継がれるもの。「死」は決して終わりでないのでしょうね。…っと何だか自分でも収拾がつかなくなってきました。中途半端なコメントで申し訳ありませんでした。
  • 2007-07-24
  • 投稿者 : ハハサウルス
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[C2689]

 いはゆる「家族ゲーム」といふか、擬似家族、確かに一種の流行りかもしれません。家族が崩壊したのではなく、戦後のアメリカ的自由と平等と権利と民主主義とやらに、踊らされて、大事な家族のきづなを失つた。それに拍車をかけたのが、左翼崩れの人権屋ではないでせうか。個性尊重といふ名の家族破壊、揚げ句に、家族の中に皆で苦労してでも築かなくてはならない繋がりを、いとも気楽に、どうでもいいもののやうに軽んじ、他人との関係に美しさを感じてみせる、実に何とも嫌らしい感性です。
私に小説が書けたら、崩壊する家族が必死に繋がらうとする苦闘と、そこにあり得る赤裸々な憎悪と、捨てられぬ確かな愛情とを書いて、その先にいびつだらうとごちやごちやだらうと、纏まらうとする意識的な努力によつてのみ、家族は纏まるといふ、微かな兆し、曙光を書きたいですね。
  • 2007-07-25
  • 投稿者 : dokudankoji
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[C2690] >ハハサウルスさん

仰りたいことがよくわかります。生きているときの思い出があるからこそ「死」は悲しいのだし、「死」の悲しみを癒してくれるものは「肉体が消失しても残る精神的遺産。連綿と受け継がれるもの。」なんですよね。
家族関係も希薄になり、他人と良好なしかし深みのない関係を築き、その中での「死」はますますゲーム感覚の軽いものになってしまうような気がしますね。

[C2691] >dokudankojiさん

やはり一種の流行なのでしょうか。
これまで、家族の描き方に不満を感じて、ブログに紹介しないまま古本屋さんに直行した本が何冊もあるのです。しかも、それらの多くが、巷では人気の本でした。
はっきりと左翼思想を持っていると認識していない一般の人々の間でも、家族が軽んじられてきていることに不安を感じます。
疑似家族でなく実の家族なのに、お互いに気を使って言いたいことが言えず、表面はうまくいっているけれど本音で繋がっていないという家族像の小説もあり、こちらはより実態に近いのではないかと思います。子供を自分のペットや看板のようにして、着飾ったり学歴をつけさせることに夢中になり、子供の表情や心をきちんと見ようとしていない親が、たくさんいるような気がします。

先生の家族小説、ぜひとも拝読したいものです。

[C2692]

ひとつは家族関係は崩壊していたほうが面白いって法則があるのかもしれませんね。
本の世界観としてそのほうが深いみたいな感じの。
いわゆる流行かもしれません。
そしてひょっとすると、家族が崩壊しているのは当たり前という前提のもとでつくられているのかもしれませんね。
それがいまや最先端の感覚で、そこから先を考えるとこの本の結末にいきつくような・・・

今の空気のようなものをよんだ作品といえば作品ですけど
空気に乗っただけの作品なのかもしれません。
  • 2007-07-25
  • 投稿者 : ウナム
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[C2693] 家族がいちばん

仰せの通り、子供には、家族崩壊の本を読ませるのは早すぎますね。仲睦まじい家族が原則で、家族崩壊は例外である(べき)ことをよくわかった大人が読むならいいのですが…
  • 2007-07-25
  • 投稿者 : 練馬のんべ
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  • 編集

[C2694] >ウナムさん

この本は、他の部分が良くできているだけに、なぜ子供達の家庭環境がこういう設定なのだろう?と、私もいろいろと考えました。
作者の問題提起なのか?
話を複雑にしたほうがおもしろいから?
「おじいさん」を未知の世界のものにしたかったから?
何か理由があるにしても、実の祖父母に会わない子供達というのは、ちょっと寂しすぎると感じました。

[C2695] >練馬のんべさん

私も、うちの子が不安がっている様子を見て、読ませるべきじゃなかったような気がしました。
大人からしたら、本の中ならよくある崩壊具合なのですが、子供にとっては「もしもうちがこうだったら・・・。」などと考えてしまい、ショックだったようです。
児童書で、温かい家族の話って、なかなか見つけるのが難しいです。

[C2700] 家族の絆

私の友人で、まだ二十歳代のカナダ人夫婦
(24日に帰国しましたが)は、
二歳前の女の子と、カナダにいる祖父母との間を、
PCのカメラを使って動画で絆を保っていました。
週一回くらいのペースで当方に来ていましたが、
その様子をよく話していたので、私も何となく
嬉しい気分になれました。
日本では結構節約した暮らしをしていたのですが、
祖父母とのやりとりにはこのようにカメラを設置して
費用をかけているんだなーと。
どうも今の日本人よりも家族を大切にしているように思い、
ちょっと複雑な感じでしたよ。

[C2701] すっきりしました。

久々のコメントです。
いつもながらのmilestaさんの筆の力に脱帽です。
うんうん、そうそう・・・と最後まで納得しながら拝読いたしました。
私も、なぜこんなに高く評価されているのか???ですっきりしない読後感でした。

私は最近評判のいい本はどうも体質的に合わないらしい。
私の場合はただ単に「感動の閾値」がずれているひねくれものというだけだと自覚していますが・・・

時には、手放しでお薦めという本ではないけれど・・・という書評も是非お願いします。
  • 2007-07-28
  • 投稿者 : マリリン
  • URL
  • 編集

[C2702] >小楠さん

こちらの人たちも、家族の写真を職場に飾ったり、持ち歩いているのが当たり前ですね。そして、見せたがるのです。私は行きつけの美容師さんの家族はお婿さんやお孫さんに至るまでほとんど全員知っています。(笑)

[C2703] >マリリンさん

久々のコメントありがとうございます!
マリリンさんとは本当にこういう小説に対する感想が似ていますよね。
これもお読みになっていましたか?私も、

>私は最近評判のいい本はどうも体質的に合わないらしい

のですが、この本は良いと思える部分と引っかかる部分とが、半々くらいでした。もしかしたら作者も家族の崩壊というテーマも織り込みたかったのかな?と思ったりもしました。

>時には、手放しでお薦めという本ではないけれど・・・という書評も是非お願いします。

そうですね。今回書いてみて、皆さんのコメントを拝読して、たまにはそういうのも書く意味があるかもしれないと思いました。

そういえば、マリリンさんお薦めの諸田玲子さんの本(時代物ですが)を読みました。文章にキレがあり、内容も視点も新鮮で、とても良かったです。時代物なのに主人公が自分の知り合いのような感じに思えて、また普通の人も一日一日をきちんと生きているのだとわかり、読後感が爽やかでした。

[C2704] テーマとは関係ないのですが。

最近の親子関係や、祖父母と孫の希薄な関係に危機感を感じています。
つい最近、身近で実際にあった話なのですけど、夫や自分のの両親の年金を当てにして、その年金で子供を塾に入れたり、海外旅行をする人がいて、理解に苦しんでいました。
断水騒動が起こったときも、親が自分の子供に、こんな町に住んでいたってよい事が無いからお前は都会で就職しろと言う親もいて、こんな親に育てられた子供は情緒が豊かになるわけが無いと思っていました。
私の考え方が変なのかな・・・。本のテーマとは離れた話題になってしまいましたけど<m(__)m>

[C2705] >akeyanさん

夫や両親の年金で海外旅行!?びっくりです。
「こんな町に・・・」と言うのもakeyanさんの仰るように、子供への影響を心配してしまいます。自分の帰属している社会を否定するのはちょっと・・・。
日本は地方の若者たちが都会に憧れ過ぎて、自分の故郷を否定しすぎると思います。地方の方が良いところがた~くさんあるのに・・・。北海道の知人のお嬢さんにそういう話をしたら、その後故郷の良さに気づいて、就職活動の面接時に「田舎育ちで良かった。得たものがたくさんある。」と言って、希望する会社に採用されたとメールをくれました。
親こそ、故郷を大事にする気持ちを教えて欲しいですよね。

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[T291] 北極はロシア領土?原潜調査で領土拡大計画へ

  ||| ロシア、北極を自国領土とする計画着手 |||北極点直下まで大陸棚で地続きかを確認するため、ロシア原潜調査船と砕氷船を派遣非常に気になるニュースを読みましたので、お伝えしたいと思います。ロシアが「北極は自国領土だ」と主張して、その論拠を証明する調査の
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『夏の庭―The Friends』 湯本 香樹実

夏の庭―The Friends 夏の庭―The Friends
湯本 香樹実 (1994/03)
新潮社
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この本は児童書であるようだが、他の本ブログで採り上げられていることが多く、また英語にも訳されていたりと、評判が良さそうなので読んでみた。

主題である人間の死やおじいさんと子供達の交流について、なるほどおもしろい舞台設定で、いろいろな挿話があり、うまくできている。心温まる場面や台詞もある。しかし私は、手放しで他人に薦められないような気がしていた。何かが引っかかる。ここでは、他の人たちにも読んで欲しい本を採り上げるよう努めているので、しばらく保留にしておいた。

我が子がこの本を読み終えた後、いつになく、長い間口もきかずに何か考え事をしていた。そして最初に口にした言葉は「何か心が変な感じ。」だった。不安そうな表情をしている。
「死」というテーマが重かったのだろうか。そう思って訊いてみると、違うらしい。そして
「お母さんは、お父さんがいなくなったら別の人と結婚する?」
「お母さんは、お酒を飲んで変になっちゃうことある?」
と尋ねるのだ。
そこだ。私の引っかかっていたことは、そこだったのだ。

小学生の男の子三人が「死」に興味を持って、近くに住むおじいさんを見張り始める。死の場面を見逃さないためだ。しかし、おじいさんに見つかる羽目になり、男の子とおじいさんの交流が始まる。最初はぎこちなく、次第に友情が芽生え、祖父と孫のような絆ができる。
これだけを見れば温かく美しい話なのだが、この男の子たちには、本当の祖父や祖母との接触が全くないところに違和感があった。この近所のおじいさんが、彼らが初めて親しく話をするお年寄りのようなのだ。そんなことってあるのだろうか?

他人であるおじいさんと男の子たちとの友情に心が温められながらも、その子たちの家庭環境の歪みが気になって仕方がない。祖父母と交流のない家庭は、その家庭そのものが冷え冷えとしている。
一人は、母親がどうやらアルコール依存症で、毎晩一人っ子の子供の食事中、自分は食事もせずにワインを飲んで、子供をじっと見つめるばかり。その母親がぐったりとソファに横になっていても出かけてしまう子供は、母親を見放しているのだろうか。
もう一人は母子家庭で、母親は家を捨てた夫を恨んでいるらしく、「父親を見返してやりなさい。」が口癖だ。そのせいか、子供は情緒不安定で、時々奇声を発したりしている。
残る一人は、魚屋の息子で、父親とその職業を誇りにしている。この「誇り」が、子供達の家庭環境の中では唯一の光のように見える。

このような環境を知ると、彼らが実の祖父母と交流のないのは仕方がない気もするが、魚屋の子でも祖母に会ったのは赤ちゃんの頃に一度きりだというのは、やはり妙な感じがする。故郷とは離れたところばかりに住んでいる我が家だって、子供達は何度も祖父母と会っている。

「死」がテーマだといわれる本書だが、私は現代社会の「家族」のあり方について深く考えさせられた。我が子も同じように感じたのだと思う。

作者の湯本さんが意図していたかどうかはわからないが、男の子達は希薄な家族関係を寂しく感じていたから、おじいさんとの交流を楽しみ、おじいさんのために遠くまで人捜しの旅に出かけていったりしたのではないだろうか。
しかしおじいさんはあくまで他人で、友情は深まっても家族愛とは違う。どんなにおじいさんとの良い関係が築けても、「それは良かった。で、家族の方はどうなっているの?」と気になってしまうのだ。

最近の児童書や文芸書には「疑似家族」のようなものがよく出てくる。私が最初に出会ったのは、吉本ばななさんの作品辺りだと思う。本当の家族よりも気が合う他人と暮らしたい。血は繋がっていなくても家族関係を作ることができる。そして、この本のように血の繋がった家族とは心が通わなくなっている。それらが当たり前になれば、自分の祖父母と話したことがないのも当たり前になってくる。

これは小説の世界の流行なのだろうか、現実の社会で起こっていることなのだろうか。
そして、その考えは主流なのだろうか、傍流なのだろうか。

私がこの本を読んで引っかかった点は「家族の崩壊」だったのだ。そういうわけで、多くの方の評価とは異なってしまうが、読後感があまり良い作品ではなかった。しかし心を動かす何かが確かにあった。それは、感動というより動揺に近いものである。児童書として子供に薦めるというより、大人が読み、家族について考えて欲しい重い一冊として採り上げてみた。

14件のコメント

[C2688] 違和感

以前、某有名絵本を期待を込めて購入し、読んだ後に、「あれっ」と失望感を味わったことがあります。多くのお勧め本で絶賛されていたのですが、私はさほど感動しなかったのです。“期待し過ぎたかな?”、“私の感覚が変なのかしら?”などと少々戸惑いつつも、本棚の一番上に置いてあります(即ち目の届かない段)。評価の高い本でも、違和感を感じることはあると思います。読後感は、各個人のものですので、どんなものがあってもよいですよね。

私はこの本を今回初めて知りましたので、少々ネットで検索していろんな方の読後感を読ませて頂きました。実際読んでいないのに、粗筋だけで判断するのはどうかと思いながらも、何か違和感を覚えたのが正直な感想です。読んでみたいような、触れたくないような…。読むことになりましたら、感想を書かせて頂きます。

最近の子どもの少なからずは、「死」ということがどういうことかよくわかっていないと聞いたことがあります。核家族化、ゲームによる「死のリセット」感覚…。「死」をどう捉えるかは人間の永遠のテーマなのでしょうが、自分以外の「死」を考える時に、「喪失感」は切り離せないと思います。そして、それを癒すものとしての「時間」。人と人との関わりの中で、様々な死を感じるわけですが、そこには「死」と切り離せない「生」の問題があり、「死」を瞬間として捉えることはあまり意味がないように思えます。そして、肉体が消失しても残る精神的遺産。連綿と受け継がれるもの。「死」は決して終わりでないのでしょうね。…っと何だか自分でも収拾がつかなくなってきました。中途半端なコメントで申し訳ありませんでした。
  • 2007-07-24
  • 投稿者 : ハハサウルス
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[C2689]

 いはゆる「家族ゲーム」といふか、擬似家族、確かに一種の流行りかもしれません。家族が崩壊したのではなく、戦後のアメリカ的自由と平等と権利と民主主義とやらに、踊らされて、大事な家族のきづなを失つた。それに拍車をかけたのが、左翼崩れの人権屋ではないでせうか。個性尊重といふ名の家族破壊、揚げ句に、家族の中に皆で苦労してでも築かなくてはならない繋がりを、いとも気楽に、どうでもいいもののやうに軽んじ、他人との関係に美しさを感じてみせる、実に何とも嫌らしい感性です。
私に小説が書けたら、崩壊する家族が必死に繋がらうとする苦闘と、そこにあり得る赤裸々な憎悪と、捨てられぬ確かな愛情とを書いて、その先にいびつだらうとごちやごちやだらうと、纏まらうとする意識的な努力によつてのみ、家族は纏まるといふ、微かな兆し、曙光を書きたいですね。
  • 2007-07-25
  • 投稿者 : dokudankoji
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[C2690] >ハハサウルスさん

仰りたいことがよくわかります。生きているときの思い出があるからこそ「死」は悲しいのだし、「死」の悲しみを癒してくれるものは「肉体が消失しても残る精神的遺産。連綿と受け継がれるもの。」なんですよね。
家族関係も希薄になり、他人と良好なしかし深みのない関係を築き、その中での「死」はますますゲーム感覚の軽いものになってしまうような気がしますね。

[C2691] >dokudankojiさん

やはり一種の流行なのでしょうか。
これまで、家族の描き方に不満を感じて、ブログに紹介しないまま古本屋さんに直行した本が何冊もあるのです。しかも、それらの多くが、巷では人気の本でした。
はっきりと左翼思想を持っていると認識していない一般の人々の間でも、家族が軽んじられてきていることに不安を感じます。
疑似家族でなく実の家族なのに、お互いに気を使って言いたいことが言えず、表面はうまくいっているけれど本音で繋がっていないという家族像の小説もあり、こちらはより実態に近いのではないかと思います。子供を自分のペットや看板のようにして、着飾ったり学歴をつけさせることに夢中になり、子供の表情や心をきちんと見ようとしていない親が、たくさんいるような気がします。

先生の家族小説、ぜひとも拝読したいものです。

[C2692]

ひとつは家族関係は崩壊していたほうが面白いって法則があるのかもしれませんね。
本の世界観としてそのほうが深いみたいな感じの。
いわゆる流行かもしれません。
そしてひょっとすると、家族が崩壊しているのは当たり前という前提のもとでつくられているのかもしれませんね。
それがいまや最先端の感覚で、そこから先を考えるとこの本の結末にいきつくような・・・

今の空気のようなものをよんだ作品といえば作品ですけど
空気に乗っただけの作品なのかもしれません。
  • 2007-07-25
  • 投稿者 : ウナム
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[C2693] 家族がいちばん

仰せの通り、子供には、家族崩壊の本を読ませるのは早すぎますね。仲睦まじい家族が原則で、家族崩壊は例外である(べき)ことをよくわかった大人が読むならいいのですが…
  • 2007-07-25
  • 投稿者 : 練馬のんべ
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[C2694] >ウナムさん

この本は、他の部分が良くできているだけに、なぜ子供達の家庭環境がこういう設定なのだろう?と、私もいろいろと考えました。
作者の問題提起なのか?
話を複雑にしたほうがおもしろいから?
「おじいさん」を未知の世界のものにしたかったから?
何か理由があるにしても、実の祖父母に会わない子供達というのは、ちょっと寂しすぎると感じました。

[C2695] >練馬のんべさん

私も、うちの子が不安がっている様子を見て、読ませるべきじゃなかったような気がしました。
大人からしたら、本の中ならよくある崩壊具合なのですが、子供にとっては「もしもうちがこうだったら・・・。」などと考えてしまい、ショックだったようです。
児童書で、温かい家族の話って、なかなか見つけるのが難しいです。

[C2700] 家族の絆

私の友人で、まだ二十歳代のカナダ人夫婦
(24日に帰国しましたが)は、
二歳前の女の子と、カナダにいる祖父母との間を、
PCのカメラを使って動画で絆を保っていました。
週一回くらいのペースで当方に来ていましたが、
その様子をよく話していたので、私も何となく
嬉しい気分になれました。
日本では結構節約した暮らしをしていたのですが、
祖父母とのやりとりにはこのようにカメラを設置して
費用をかけているんだなーと。
どうも今の日本人よりも家族を大切にしているように思い、
ちょっと複雑な感じでしたよ。

[C2701] すっきりしました。

久々のコメントです。
いつもながらのmilestaさんの筆の力に脱帽です。
うんうん、そうそう・・・と最後まで納得しながら拝読いたしました。
私も、なぜこんなに高く評価されているのか???ですっきりしない読後感でした。

私は最近評判のいい本はどうも体質的に合わないらしい。
私の場合はただ単に「感動の閾値」がずれているひねくれものというだけだと自覚していますが・・・

時には、手放しでお薦めという本ではないけれど・・・という書評も是非お願いします。
  • 2007-07-28
  • 投稿者 : マリリン
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  • 編集

[C2702] >小楠さん

こちらの人たちも、家族の写真を職場に飾ったり、持ち歩いているのが当たり前ですね。そして、見せたがるのです。私は行きつけの美容師さんの家族はお婿さんやお孫さんに至るまでほとんど全員知っています。(笑)

[C2703] >マリリンさん

久々のコメントありがとうございます!
マリリンさんとは本当にこういう小説に対する感想が似ていますよね。
これもお読みになっていましたか?私も、

>私は最近評判のいい本はどうも体質的に合わないらしい

のですが、この本は良いと思える部分と引っかかる部分とが、半々くらいでした。もしかしたら作者も家族の崩壊というテーマも織り込みたかったのかな?と思ったりもしました。

>時には、手放しでお薦めという本ではないけれど・・・という書評も是非お願いします。

そうですね。今回書いてみて、皆さんのコメントを拝読して、たまにはそういうのも書く意味があるかもしれないと思いました。

そういえば、マリリンさんお薦めの諸田玲子さんの本(時代物ですが)を読みました。文章にキレがあり、内容も視点も新鮮で、とても良かったです。時代物なのに主人公が自分の知り合いのような感じに思えて、また普通の人も一日一日をきちんと生きているのだとわかり、読後感が爽やかでした。

[C2704] テーマとは関係ないのですが。

最近の親子関係や、祖父母と孫の希薄な関係に危機感を感じています。
つい最近、身近で実際にあった話なのですけど、夫や自分のの両親の年金を当てにして、その年金で子供を塾に入れたり、海外旅行をする人がいて、理解に苦しんでいました。
断水騒動が起こったときも、親が自分の子供に、こんな町に住んでいたってよい事が無いからお前は都会で就職しろと言う親もいて、こんな親に育てられた子供は情緒が豊かになるわけが無いと思っていました。
私の考え方が変なのかな・・・。本のテーマとは離れた話題になってしまいましたけど<m(__)m>

[C2705] >akeyanさん

夫や両親の年金で海外旅行!?びっくりです。
「こんな町に・・・」と言うのもakeyanさんの仰るように、子供への影響を心配してしまいます。自分の帰属している社会を否定するのはちょっと・・・。
日本は地方の若者たちが都会に憧れ過ぎて、自分の故郷を否定しすぎると思います。地方の方が良いところがた~くさんあるのに・・・。北海道の知人のお嬢さんにそういう話をしたら、その後故郷の良さに気づいて、就職活動の面接時に「田舎育ちで良かった。得たものがたくさんある。」と言って、希望する会社に採用されたとメールをくれました。
親こそ、故郷を大事にする気持ちを教えて欲しいですよね。

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