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[C2473] つくも神

「つくも神」という言葉も知りませんでした。ここでご紹介される児童むけの本、今の若い社員連中に読ませたいくらいの内容ですね。
結局、学校ではこのような日本的なことは教えてもらわないようで、子どもの本だと思わずに、彼らにも推薦してみます。

[C2474] なんと

この本のパッケージから見て
昔の話かと思えば、実は現代の話なんですね。
同じようにおどろいてしまいました。
神話とか、妖怪話とか戦後、縮小傾向にあるけれど現代においてそれを表現することはできるかなぁと考えたことありましたけど
こうやって本になっているんですね。

  • 2007-06-05
  • 投稿者 : ウナム
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  • 編集

[C2477] >小楠さん

「つくも神」は、室町時代に書かれた「付喪神絵巻」に初めて登場するそうです。記事で紹介した事典には、「すすはらいのときに捨てられた古道具たちが、物知りの文机“古文先生”をかこみ、しかえしをする方法を相談している図」というのが載っています。おもしろいですね。

児童書は、普遍的なテーマを書いているものが多いので、大人が読んでも良いものが潜んでいますね。

[C2478] >ウナムさん

>昔の話かと思えば、実は現代の話なんですね。

そうなんです。しかもグレた兄ちゃんが出てくる。(笑)表紙からはちょっと想像できないですよね。

このお話は、現代と昔の古い物と妖怪が無理なく一緒に存在しています。今の子供達にも、訴えかける力があると思います。

最近、ゲゲゲの鬼太郎の映画が作られたりテレビ放映が始まったりしているし、児童書や文芸書でも日本の妖怪や伝説の生き物などを扱ったものの人気が上がっている気がします。
そうそう、河童が主人公のアニメも作られたと聞きましたよ。こちらも現代が舞台です。

[C2479] ユーモラス

「付喪神」で思い浮かぶのは、「百鬼夜行」で、鳥山石燕の画も良いのですが、私としては河鍋暁斎の画の方が、ユーモラスで好きです。一人ひとり(と数えてよいのかしら?)が実に生き生きと描かれていて、見ていて楽しいです。
昔はもっと妖怪が身近に感じられたのでしょうね。電気が普及し、人々の暮らしから暗闇がなくなってしまって、さぞ妖怪たちも暮らし憎かろうと思います。物や道具が百年経つと神になるという発想は日本独特のものでしょうね。何だかあちこちに居そうでドキドキします。きっと「居ない」のではなく、「見えない」だけかも。
  • 2007-06-05
  • 投稿者 : ハハサウルス
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  • 編集

[C2480]

>人びとは道具を大事にあつかい、つかえなくなって捨てるときも、供養したり、感謝の気持ちをこめて手放しました。

針供養を思い出しますね。折れた針を豆腐に刺して・・・。
使い捨てではなく感謝の気持ちを込めて手放す これぞ日本の精神ですね。
milestaさんは「昔の暮らしの道具事典」もお持ちでしたか。
ご紹介の本と事典子供達にぜひすすめたいです。
  • 2007-06-06
  • 投稿者 : さくらこ
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[C2481] >ハハサウルスさん

ハハサウルスさんは古典だけでなく日本画家にも詳しいのですね。私は妖怪の絵といったら「水木しげる」が真っ先に浮かびます。(笑)

>きっと「居ない」のではなく、「見えない」だけかも。

きっとそうですよ。『誰も知らない小さな国』の紹介の時に書いたのですが、小人も見えないだけでいるのですよ、きっと。

[C2482] >さくらこさん

針供養はまさに、この精神ですね。

この二冊は、子供達には本当にお薦めですね。
最近の児童書は「家庭がどんな悲惨でもぼく(私)は強く生きていく。」みたいなのや、疑似家族のようなテーマのものが多いような気がして、何か居心地の悪さを感じていたのです。
だから、この本のように、やっぱり家族が大事という当たり前なことを教えてくれるものが無いかな?と捜していたのです。
物も大事だし、家族も大事。かつては当たり前だったことを、今の子供達にさりげなく伝えていくのに良い本だなぁと思いました。

[C2483] 霊が見える

 友人の母娘は霊感が強く、時々霊が見えるそうです。
 つくもがみも、子供にちゃんと読ませていれば、見えるのかも知れませんね。
 因みに、私は、霊が見えると言うのは信じます。
 だって、目をつぶって眠っていても、人間は物が見えますね。「夢」
 起きていたらこの回路が働かない何て決めつけられませんよね。
 つくもがみは九十九だから良いのでしょうか?百になると「鬼」になる?

[C2484] >tonoさん

私は、霊とか妖怪って、お話としては面白いけれど、全く信じていませんでした。ところが、たった一度だけ、つくも神らしきもの(現象)に出会って、今は半信半疑というところです。

確かに九十九は神で百は鬼というのは面白いですね。

[C2485] 九十九の神様?

いかにも日本らしい神様ですね。
やはり日本人が何事にも「丁寧」なのは、
こういった昔からの「モノを大事にする心」が伝えられてきたからなんでしょうか。
モノにあふれた今の子たちに、ぜひ読んでもらいたい本ですね。

ところで、milestaさんもご指摘の百鬼夜行の鬼や、
この九十九の物の怪?の神様、そして八百万=やおよろずの神と、日本の伝承でのこういう数字は、一体どこから来たんでしょう?
中国?(儒教) インド?(仏教)
なにげで使っている言葉に、ときどき何千年もの歴史を感じる瞬間です。

[C2486] >ysbeeさん

本当に日本人は「丁寧」ですよね。というか、驚くほど「雑」な人たちが世界にはいるんだなぁと思うことがよくあります。(笑)

昔から使われている数字は、いろいろと考えてみると面白いですね。割り切れる数字かどうかというのも気にしたりしますよね。

[C2496] 面白そうですね

児童書なんですね!
妖怪ものとは違うのでしょうか。
今度、書店で探してみます。
こちらからも購入可能なのですか?
  • 2007-06-11
  • 投稿者 : さるすべり
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[C2497] >さるすべりさん

おもしろかったです。
妖怪と言うより「守り神」という感じかしら。
本の購入は、記事の最初の本の表紙部分をクリックすると、Amazonのページにいけるので、そこから注文することができます。確か国内だと1500円以上の購入で送料が無料になるのだったと思います。

[C4060]

私は、母の持っていたこの本を読書感想文の本に、決めました。
とても面白かったです。
この本は、いろんな人に読んでもらいたいです!
  • 2011-08-29
  • 投稿者 :
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[C4061] >4060のコメントをくださった方

おもしろいですよね。そして大事なことをいろいろ教えてくれる。
読書感想文にぴったりの本かもしれないですね。

コメントありがとうございました。
  • 2011-08-29
  • 投稿者 : milesta
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[T260] お天道さま、ありがとう。

今回は、前回の記事にハハサウルスさんとさくらこさんから「お天道さま」についてのコメントを頂いたので、お天道さまについて、東城百合子(とうじょうゆりこ)さんの著書、 お天道さま、ありがとう。東城 百合子 (200
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『つくも神』 伊藤 遊・作/岡本 順・絵

つくも神 つくも神
伊藤 遊、岡本 順 他 (2004/11)
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「つくも神」とは使い古された道具につく神様のことだそうだ。手元にある『昔の暮らしの道具事典』によると、

昔の日本人は、動物や草木はもちろん、すべてのものにはたましいが宿っていると信じていました。人間がつくったものも新しいうちはただの道具ですが、つかっているうちにだんだん霊の力が強くなり、最後には妖怪となって動き出すと考えました。これを「付喪神(つくもがみ)」といいます。

付喪神に変わるのは、百年くらいたった古い道具や、そまつにつかわれた道具などです。人びとは道具を大事にあつかい、つかえなくなって捨てるときも、供養したり、感謝の気持ちをこめて手放しました。


ということらしい。近年世界にも知られるようになった「もったいない」精神が、日本にこうした妖怪を生み出したのだろう。
外国人に「神道って何?」と聞かれることがよくあるが、万物に守護神がいて、どんなものも粗末にしてはいけないという考え方を披露すると、どんな宗教の人でも、それは良い考えだと言ってくれる。国を超えて、宗教を超えて、日本の考え方が評価されるのはとても嬉しいことだ。

そんな経験もあって「つくも神」には興味を持っていた。そして『つくも神』という題名の児童書があることを知り、読んでみることにした。

題名と表紙の印象から昔話のようにゆったりとしていて幻想的な話だと思って読み始めたら、全く予想と違う展開で驚くやら、物語にぐいぐいと引きずり込まれるやらで、あっという間に読み終えてしまった。ゆったりどころではなかった。

マンションのゴミ置き場のぼや騒ぎから物語は始まる。
このマンションに住む小学生のほのかは、家でも学校でもモヤモヤしたものを抱えている。兄の雄一は中学生のくせにタバコを吸い、夜中に帰宅する。兄のことを怒ってばかりの母親やアイドルに夢中な同級生とも何かズレを感じていて、グレてはいてもお兄ちゃんの方が、ほのかの気持ちをわかってくれそうな気がしている。
このほのかのおかれた立場や気持ちが、とてもよく描かれている。これくらいの年頃の女の子の悩みとも言えないような悩み、心の機微がじつによく表されている。

ある日、ほのかはエレベーターの中で変な置物を見る。同じ頃雄一は真っ黒で巨大な鳥につきまとわれる。となりのおばあさんの家の土蔵が怪しい!家族とはろくに顔も合わせなかった雄一が、ほのかとの会話を取り戻していく。
不思議なものたちの謎解きと、雄一の非行との葛藤、ほのかの成長が、同時進行で進み、その中で「つくも神」は重要な役割を果たしている。

現代に甦ったつくも神は、物を大事にすることだけでなく、家族の会話や手作りの食事の大切さも教えてくれ、また成長する途中で迷路に入った子供の手を引き正しい方向を気づかせてくれる。
今の時代に活き活きと活躍するつくも神たちに出会えるとは思っていなかったから、出会えてとても嬉しかった。我が子に感想を聞くと「読み終えたくなかった。」と言っていた。私も同じ。本を閉じつくも神たちとお別れするのが辛かった。

16件のコメント

[C2473] つくも神

「つくも神」という言葉も知りませんでした。ここでご紹介される児童むけの本、今の若い社員連中に読ませたいくらいの内容ですね。
結局、学校ではこのような日本的なことは教えてもらわないようで、子どもの本だと思わずに、彼らにも推薦してみます。

[C2474] なんと

この本のパッケージから見て
昔の話かと思えば、実は現代の話なんですね。
同じようにおどろいてしまいました。
神話とか、妖怪話とか戦後、縮小傾向にあるけれど現代においてそれを表現することはできるかなぁと考えたことありましたけど
こうやって本になっているんですね。

  • 2007-06-05
  • 投稿者 : ウナム
  • URL
  • 編集

[C2477] >小楠さん

「つくも神」は、室町時代に書かれた「付喪神絵巻」に初めて登場するそうです。記事で紹介した事典には、「すすはらいのときに捨てられた古道具たちが、物知りの文机“古文先生”をかこみ、しかえしをする方法を相談している図」というのが載っています。おもしろいですね。

児童書は、普遍的なテーマを書いているものが多いので、大人が読んでも良いものが潜んでいますね。

[C2478] >ウナムさん

>昔の話かと思えば、実は現代の話なんですね。

そうなんです。しかもグレた兄ちゃんが出てくる。(笑)表紙からはちょっと想像できないですよね。

このお話は、現代と昔の古い物と妖怪が無理なく一緒に存在しています。今の子供達にも、訴えかける力があると思います。

最近、ゲゲゲの鬼太郎の映画が作られたりテレビ放映が始まったりしているし、児童書や文芸書でも日本の妖怪や伝説の生き物などを扱ったものの人気が上がっている気がします。
そうそう、河童が主人公のアニメも作られたと聞きましたよ。こちらも現代が舞台です。

[C2479] ユーモラス

「付喪神」で思い浮かぶのは、「百鬼夜行」で、鳥山石燕の画も良いのですが、私としては河鍋暁斎の画の方が、ユーモラスで好きです。一人ひとり(と数えてよいのかしら?)が実に生き生きと描かれていて、見ていて楽しいです。
昔はもっと妖怪が身近に感じられたのでしょうね。電気が普及し、人々の暮らしから暗闇がなくなってしまって、さぞ妖怪たちも暮らし憎かろうと思います。物や道具が百年経つと神になるという発想は日本独特のものでしょうね。何だかあちこちに居そうでドキドキします。きっと「居ない」のではなく、「見えない」だけかも。
  • 2007-06-05
  • 投稿者 : ハハサウルス
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[C2480]

>人びとは道具を大事にあつかい、つかえなくなって捨てるときも、供養したり、感謝の気持ちをこめて手放しました。

針供養を思い出しますね。折れた針を豆腐に刺して・・・。
使い捨てではなく感謝の気持ちを込めて手放す これぞ日本の精神ですね。
milestaさんは「昔の暮らしの道具事典」もお持ちでしたか。
ご紹介の本と事典子供達にぜひすすめたいです。
  • 2007-06-06
  • 投稿者 : さくらこ
  • URL
  • 編集

[C2481] >ハハサウルスさん

ハハサウルスさんは古典だけでなく日本画家にも詳しいのですね。私は妖怪の絵といったら「水木しげる」が真っ先に浮かびます。(笑)

>きっと「居ない」のではなく、「見えない」だけかも。

きっとそうですよ。『誰も知らない小さな国』の紹介の時に書いたのですが、小人も見えないだけでいるのですよ、きっと。

[C2482] >さくらこさん

針供養はまさに、この精神ですね。

この二冊は、子供達には本当にお薦めですね。
最近の児童書は「家庭がどんな悲惨でもぼく(私)は強く生きていく。」みたいなのや、疑似家族のようなテーマのものが多いような気がして、何か居心地の悪さを感じていたのです。
だから、この本のように、やっぱり家族が大事という当たり前なことを教えてくれるものが無いかな?と捜していたのです。
物も大事だし、家族も大事。かつては当たり前だったことを、今の子供達にさりげなく伝えていくのに良い本だなぁと思いました。

[C2483] 霊が見える

 友人の母娘は霊感が強く、時々霊が見えるそうです。
 つくもがみも、子供にちゃんと読ませていれば、見えるのかも知れませんね。
 因みに、私は、霊が見えると言うのは信じます。
 だって、目をつぶって眠っていても、人間は物が見えますね。「夢」
 起きていたらこの回路が働かない何て決めつけられませんよね。
 つくもがみは九十九だから良いのでしょうか?百になると「鬼」になる?

[C2484] >tonoさん

私は、霊とか妖怪って、お話としては面白いけれど、全く信じていませんでした。ところが、たった一度だけ、つくも神らしきもの(現象)に出会って、今は半信半疑というところです。

確かに九十九は神で百は鬼というのは面白いですね。

[C2485] 九十九の神様?

いかにも日本らしい神様ですね。
やはり日本人が何事にも「丁寧」なのは、
こういった昔からの「モノを大事にする心」が伝えられてきたからなんでしょうか。
モノにあふれた今の子たちに、ぜひ読んでもらいたい本ですね。

ところで、milestaさんもご指摘の百鬼夜行の鬼や、
この九十九の物の怪?の神様、そして八百万=やおよろずの神と、日本の伝承でのこういう数字は、一体どこから来たんでしょう?
中国?(儒教) インド?(仏教)
なにげで使っている言葉に、ときどき何千年もの歴史を感じる瞬間です。

[C2486] >ysbeeさん

本当に日本人は「丁寧」ですよね。というか、驚くほど「雑」な人たちが世界にはいるんだなぁと思うことがよくあります。(笑)

昔から使われている数字は、いろいろと考えてみると面白いですね。割り切れる数字かどうかというのも気にしたりしますよね。

[C2496] 面白そうですね

児童書なんですね!
妖怪ものとは違うのでしょうか。
今度、書店で探してみます。
こちらからも購入可能なのですか?
  • 2007-06-11
  • 投稿者 : さるすべり
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[C2497] >さるすべりさん

おもしろかったです。
妖怪と言うより「守り神」という感じかしら。
本の購入は、記事の最初の本の表紙部分をクリックすると、Amazonのページにいけるので、そこから注文することができます。確か国内だと1500円以上の購入で送料が無料になるのだったと思います。

[C4060]

私は、母の持っていたこの本を読書感想文の本に、決めました。
とても面白かったです。
この本は、いろんな人に読んでもらいたいです!
  • 2011-08-29
  • 投稿者 :
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[C4061] >4060のコメントをくださった方

おもしろいですよね。そして大事なことをいろいろ教えてくれる。
読書感想文にぴったりの本かもしれないですね。

コメントありがとうございました。
  • 2011-08-29
  • 投稿者 : milesta
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[T260] お天道さま、ありがとう。

今回は、前回の記事にハハサウルスさんとさくらこさんから「お天道さま」についてのコメントを頂いたので、お天道さまについて、東城百合子(とうじょうゆりこ)さんの著書、 お天道さま、ありがとう。東城 百合子 (200
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