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[C2354] 尊敬について

>>子どもたちはだんだんと、その人への尊敬を失っていくのだ。

非常にいい教訓ですね、特に親や教師、会社の上司にとって。
今は親子や教師と生徒が友達感覚がいいようなことを言ってる輩がおりますが、これも家庭の崩壊、秩序の崩壊を推進しているに外なりません。
自分がよい親、よい上司、教師に思われたいという下衆な欲のために子供を犠牲にしていくのでしょう。

[C2355] >小楠さん

良い教訓だと私も思いました。「ばかやさしい」という言葉が、うまく言い表していますよね。優しければいいというものではないのですよね。
こういう深い洞察力に満ちた児童書なので、大人にも読んでほしい気がします。

[C2356]

こんにちは!ヽ( ´ ▽ ` )/ 

★タッキー@闇黒魔人★です!


「記事を拝見させていただきました^^

すごく楽しくて、いつも見させてもらってます♪

記事を読んでいると、すごく元気が出ます!
私もブログを書きたくなってしまいます(^^♪

これからもずっと応援しております。
また、遊びに来ますね(^^)v」
  • 2007-05-14
  • 投稿者 : ★タッキー@闇黒魔人★
  • URL
  • 編集

[C2359] >★タッキー@闇黒魔人★さん

初めまして。ご訪問ありがとうございます。

>記事を読んでいると、すごく元気が出ます!

そうでない記事の時もありますが(笑)、またいらしてくださいね。

[C2367] ゴットフリート・クレッペンバインという仇名の奴が・・・

子供の時に読んで感動したのは、第十二の反省でした。
 担任は「○組には悪い子なんて一人もいない!」と言っていましたが、
 (唯一の例外が、私だそうです!)
 クラスは、卑劣漢の集まりでした。
 「悪人は、もう子供の時から悪人!」
 目から鱗を落としてくれました!
 そして大人になってもやはり悪人でした。
  • 2007-05-17
  • 投稿者 : 鵺娘
  • URL
  • 編集

[C2370] >鵺娘さん

 >「悪人は、もう子供の時から悪人!」

これにはびっくりしましたね。確かにそうかも、と思うこともあるけれど、子供の本にこういうことが堂々と書いてあるのが驚きでした。
人間は誰もが平等で同じだけ努力すれば同じ結果が得られるという平等主義と正反対の考え方ですが、こちらの方が現実に近い気がしています。生まれ持った個性と三つ子の魂が生涯の基本的人格を作るのかもしれませんね。

[C2373]

自分が子供のころの性格はよく覚えていませんが
中学のころ感じていた自分の欠点や不安感を感じる状況とか
いまとかわらないなぁ~と思うことがあります。
もちろん知識や物事の捉え方は変化していますけどね
やさしすぎてはダメなんですよね。
先生やってよくわかりました
  • 2007-05-18
  • 投稿者 : ウナム
  • URL
  • 編集

[C2374] >ウナムさん

欠点はなかなか治りませんよね。もう、私ぐらいの歳になると「生まれ持った個性だ。」と諦めの境地です。(笑)

>やさしすぎてはダメなんですよね。
先生やってよくわかりました

子供は大人の顔色を見て的確に「この人の前では悪いことをできない。」「この人なら大丈夫。」と判断しますよね。
先生やっても、わからないんだか、わからない振りをして生徒との摩擦を避けているんだか、「ばかやさしい」先生がいるみたいですよね。

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『点子ちゃんとアントン』 エーリヒ ケストナー・作/池田 香代子・訳

点子ちゃんとアントン 点子ちゃんとアントン
エーリヒ ケストナー (2000/09)
岩波書店
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ケストナーの作品の中でも、点子ちゃんは飛び抜けて個性的だ。普段から「八かける三は?」と訊かれて「百二十わる五」と答えるような子なのだ。
ある日、お父さんのポッゲ社長が部屋に入っていくと、点子ちゃんは壁に向かってひざをかがめてお辞儀をし、震え声で、

「マッチは、マッチはいかがです?そこのだんなさま、奥さま!」

と物乞いをしていた。三千マルクもかけたリビングで娘が物乞いをしているのを見て、ポッゲさんは大笑い。なにしろポッゲさんは大金持ちで、点子ちゃんがごはんを食べて自分の部屋に行くまでに、またお腹がすすいてしまうほど広いお屋敷に住んでいるのだから。

しかし、これは本物の物乞いの予行演習だったのだ。点子ちゃんは誰にも内緒で、養育係のアンダハトさんと夜な夜な町へ物乞いに行っている。点子ちゃんのお母さんポッゲ夫人は外出好きで、夜になるとダンスパーティーや映画やお芝居にポッゲさん同伴で出かけていくから、その隙に点子ちゃん達は橋のたもとでマッチを売って小銭を稼ぐ。アンダハトさんは稼いだお金を彼氏に貢ぐために、こんなことをしているのだ。好奇心旺盛な点子ちゃんは付き添いだ。

点子ちゃんの友達アントンも、同じ時間に靴紐を売っている。だけどこちらは、生活費のため。母親と二人暮らしで、その母親は大病をして寝込んでいる。母親に内緒で家賃や食費を稼ぐために、夜の間町に出かけていくのだ。

お金持ちだけれど母親が外ばかりを向いている点子ちゃんと、母親との絆は強いけれど貧乏なアントン。この二人が惹かれ合って友情を築き、事件を解決していく様はとても痛快だ。

個性豊かな大人と子供が入り乱れた筋書きは、それだけで充分に面白いが、ケストナーはもう一つの楽しみ方を与えてくれている。
それぞれの章に「立ち止まって考えたこと」と題したあとがきが添えられているのだ。

私の好きな「立ち止まって考えたこと」は、八章に添えられた「友情について」である。点子ちゃんは、アントンが苦境に立たされているのを見て、アントンには内緒でアントンを楽にしてあげる対策を打つ。そんな物語の後に、ケストナーが立ち止まって考えたのは次のようなことだった。

・・・(前略)・・・点子ちゃんがいなかったら、とんでもないことになっていただろう。
 でも、アントンはなにも知らない。点子ちゃんは、おれいを言ってほしいなんて思ってない。自分がそうしたことが、そのまま自分へのごほうびだ。そのほかのことは、すべて、よろこびを大きくするよりも、むしろちいさくしてしまうだろう。
 ぼくは、みんなひとりひとりが、いい友だちにめぐまれるよう、願っている。そして、みんなひとりひとりが、友だちの知らないところで、その友だちのためにひと肌脱ぐめぐりあわせにめぐまれるよう、願っている。みんなは、ひとをしあわせにすることが、どんなにしあわせかを、知る人になってほしいのだ。
 

もう一つ、現実主義のケストナーらしい「尊敬について」は、大人たちにも読んでほしい一文だ。

 だれかがだれかにたいして心が広すぎる?そんなことがあるだろうか?あるんだ。ぼくの生まれ故郷には、「ばかやさしい」ということばがある。人は、友情や好意をよせるあまり、ばかになることがある。そして、それはまちがっているのだ。子どもたちは、心が広すぎる人には、すぐにぴんとくる。子どもたちは、こんなことをやったらおこられると、自分たちでさえ思うことを、してしまうことがある。なのにおこられないと、子どもたちは、へんだなぁ、と思う。そして、そんなことが何度もあると、子どもたちはだんだんと、その人への尊敬を失っていくのだ。
 尊敬するということは、たいへんたいせつなことだ。ほっておいても、だいたいいつも正しいことをする子どももいるけれど、子どもなら、なにが正しいか、学ばなければならないほうが、まずふつうだ。それには、ものさしが必要だ。ああ、しまった、自分がしたことはまちがっている、これはおこられる、と子どもが感じなければならないのだ。


ケストナーのありがたいところは、このようなあとがき部分は読みたい子だけが読めばいいと書いてくれているところだ。どちらの読み方でも、それぞれに楽しめる本だと思う。。

8件のコメント

[C2354] 尊敬について

>>子どもたちはだんだんと、その人への尊敬を失っていくのだ。

非常にいい教訓ですね、特に親や教師、会社の上司にとって。
今は親子や教師と生徒が友達感覚がいいようなことを言ってる輩がおりますが、これも家庭の崩壊、秩序の崩壊を推進しているに外なりません。
自分がよい親、よい上司、教師に思われたいという下衆な欲のために子供を犠牲にしていくのでしょう。

[C2355] >小楠さん

良い教訓だと私も思いました。「ばかやさしい」という言葉が、うまく言い表していますよね。優しければいいというものではないのですよね。
こういう深い洞察力に満ちた児童書なので、大人にも読んでほしい気がします。

[C2356]

こんにちは!ヽ( ´ ▽ ` )/ 

★タッキー@闇黒魔人★です!


「記事を拝見させていただきました^^

すごく楽しくて、いつも見させてもらってます♪

記事を読んでいると、すごく元気が出ます!
私もブログを書きたくなってしまいます(^^♪

これからもずっと応援しております。
また、遊びに来ますね(^^)v」
  • 2007-05-14
  • 投稿者 : ★タッキー@闇黒魔人★
  • URL
  • 編集

[C2359] >★タッキー@闇黒魔人★さん

初めまして。ご訪問ありがとうございます。

>記事を読んでいると、すごく元気が出ます!

そうでない記事の時もありますが(笑)、またいらしてくださいね。

[C2367] ゴットフリート・クレッペンバインという仇名の奴が・・・

子供の時に読んで感動したのは、第十二の反省でした。
 担任は「○組には悪い子なんて一人もいない!」と言っていましたが、
 (唯一の例外が、私だそうです!)
 クラスは、卑劣漢の集まりでした。
 「悪人は、もう子供の時から悪人!」
 目から鱗を落としてくれました!
 そして大人になってもやはり悪人でした。
  • 2007-05-17
  • 投稿者 : 鵺娘
  • URL
  • 編集

[C2370] >鵺娘さん

 >「悪人は、もう子供の時から悪人!」

これにはびっくりしましたね。確かにそうかも、と思うこともあるけれど、子供の本にこういうことが堂々と書いてあるのが驚きでした。
人間は誰もが平等で同じだけ努力すれば同じ結果が得られるという平等主義と正反対の考え方ですが、こちらの方が現実に近い気がしています。生まれ持った個性と三つ子の魂が生涯の基本的人格を作るのかもしれませんね。

[C2373]

自分が子供のころの性格はよく覚えていませんが
中学のころ感じていた自分の欠点や不安感を感じる状況とか
いまとかわらないなぁ~と思うことがあります。
もちろん知識や物事の捉え方は変化していますけどね
やさしすぎてはダメなんですよね。
先生やってよくわかりました
  • 2007-05-18
  • 投稿者 : ウナム
  • URL
  • 編集

[C2374] >ウナムさん

欠点はなかなか治りませんよね。もう、私ぐらいの歳になると「生まれ持った個性だ。」と諦めの境地です。(笑)

>やさしすぎてはダメなんですよね。
先生やってよくわかりました

子供は大人の顔色を見て的確に「この人の前では悪いことをできない。」「この人なら大丈夫。」と判断しますよね。
先生やっても、わからないんだか、わからない振りをして生徒との摩擦を避けているんだか、「ばかやさしい」先生がいるみたいですよね。

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