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-件のコメント

[C2097] 山本七平

出ましたね、山本七兵氏。
私はこの方の本を次々と読みたくなって、今何冊もありますが、論理展開が非常に鋭い方だなあと言う印象を持っています。
読んでいると、今までなかなか気づかない点が出できて、なるほどと思わせる部分に沢山遭遇しました。
今また読者が増えているようで、書店にも多く並んでいます。

[C2100] >小楠さん

私は山本夏彦氏はよく読むのですが、七平氏の方は初めてでした。本当に鋭い方ですね。この本では、日本人が一斉に統一行動をとるのは、日本人のほとんどが農民だったからだ、というのにもなるほどと思いました。だから健康番組を見て、納豆やヨーグルトやココアに殺到しちゃうんですね。(笑)

本書に例の『日暮硯』、恩田木工がでてきていました。

[C2101] 若い頃

初版で話題になった時に読みましたが、内容はほとんど覚えていませんでした。
忘れかけていた本だったので、milesta さんの記事、とても興味深く読ませて頂きました。
どこかにあると思うので、出してきて読み直してみます。
若い頃は、この手の本大好きで、いろいろ読んで真剣に考えていたのに、年齢と共に、おバカになっている我が身を反省。(苦笑)
  • 2007-03-24
  • 投稿者 : マリリン
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[C2102] ユダヤ人と朝鮮人

milestaさん、山本七平さんのこの本、昔読んだのを思い出しました。
当時は「大」のつくベストセラーだったように覚えてますが、
自分の脳裏には断片的にしか残っておらず、
あらためてもう一度読み返してみたくなりました。

この本以前も以降も、山本さんのように現実に徹した目で
イスラエル、もしくはユダヤ人を解読した本が、
日本には極めて少ないことに驚きます。

欧米に住む方は、特にビジネス面で必ずユダヤ人と接することになり
一面国際的に見える彼らの、実は徹底したユダヤ至上主義に
一度や二度ならず辟易した体験があるのではないかと、お察しします。
アメリカのメディア全体が、100年以上どっぷりユダヤ人社会なので、
こちらではなかなか、ユダヤ人あるいはイスラエル批判の意見や本に
お目にかからないのもあからさま過ぎて、不思議な実態ですね。

milestaさんが注目して引用された中で、特に「ユダヤ人対ドイツ人」を
「朝鮮人対日本人」と看做すのは炯眼!
ビジネスでどちらともやり取りした苦い経験があるので、
そっくり、そっくり!とうなずいてしまいました。
会話でもよく「Koreans are Asian Jews」と言われるのも尤もです。

最近の日本バッシングは、すきあらば過去の暴虐を根拠にゆすってやろう…
という「選民」どころか「賤民」根性丸出しで、
そんなゆすりたかりを国際社会の場面で展開されるのを見ると、
ユダヤ人がホロコーストを根拠に、イスラエル建国のお墨付きを
アメリカから取り付けた史実を思い出して、ぞっとします。

こういうユニークな観点の、日本には稀な本を掘り起こしてくださって
Thanks much! です。ますます読み返したくなりました。
(長くなっちゃってスミマセン!)

[C2103]

長らく不義理してしまっていて…、恐縮です。
この本、オーストラリアの図書館にもあったのですね。なるほど、milestaさんは、パロディーとしてお読みになりましたかぁ(ニヤリ)。
拙僧は、2年に1度くらいの割合で、書棚からこの本を手にとって読み返しています。今でも、うならされることが多いです。まぁそれだけ、「人間」とは謎だらけの動物なのでしょう(笑)。
  • 2007-03-24
  • 投稿者 : おしょう
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[C2104] >マリリンさん

ものすごいベストセラーになったそうですね。その頃は、ユダヤ人が書かれたとされていたのですよね。とすると、今お読みになると、新たな発見があるかもしれませんね。
私は初めて読みましたが、発見の連続でした。

[C2105] >ysbee さん

アメリカのビジネス界からすると、ユダヤと韓国が似ていると見られているのですか。どちらも一途そうなので、それででしょうかね?
山本七平氏のユダヤと日本を重ねてみるのとは違う視点で、おもしろいです。

TBと関連記事読みました。「智恵の七柱」も翻訳中なのですね。楽しみにしています。

[C2106] ふむふむ

僕はこの本のことは知りませんでしたけど
偽名で書くって面白いですね。
人間という言葉は確かによくききますね。
人間としてどうなの?とかいってますもんね。
最近の日本バッシングは歯がゆくもありますけど
ここでどう返していくか、重要な局面にきている気がします。
アベさん次第かな。
  • 2007-03-24
  • 投稿者 : ウナム
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[C2107] >おしょうさん

お忙しいところ、コメントいただきこちらこそ恐縮です。
この本、運のいいことに和書の古本屋さんで見つけ、2ドルだったので、買ってきたんです。

「パロディー」はですね、この本を批判する人たちは、そんな枝葉末節にこだわって目を三角にしていないで、楽~な気持ちでお読みになったら楽しめるのではないかな~というメッセージです。といっても、そういう方々はこんな素人ブログはご覧にならないでしょうけど。(笑)

本当にハッとするようなことがいろいろと書いてありました。良い本を教えてくださりありがとうございました。

[C2108] >ウナムさん

私も「どうして偽名使ったのかな?」と考えながら読みました。
①その頃、こういう論調の本を日本人が書いたら「右翼」と言われるから。
②本来はキリスト教徒(なのですって)なので、キリスト教について自由に書くためにユダヤ人ということにした。
など・・・。こういうことを考えるのもおもしろいです。

この本を読んで以来、我が家では「人間」という言葉が流行っています。何か失敗しても「人間だからね。」日本のドラマを見ては、「やっぱ最後は人間だよね~。」とか。一日中「人間」「人間」て。(笑)

ほんと安倍さんには頑張って欲しいですね。

[C2111] 日本教

なつかしい本で紹介していただきましたので一言。

僕も初版のときに、出てすぐ買って読みました。そのとき奨めてくれた人の著書も、この頃ネット上でときどき見かけます。目からウロコの思いで読んだところが沢山あった記憶があります。Milestaさんの「パロディー」という表現になるほどと感じました。気の利いた比喩とも言えそうですね。

最初はイザヤ・ベンダサンって、日本語の達者なユダヤ人だという触れ込みでしたが、そんな人に会った人もいないので、本当の著者は誰だろうという話題になりました。次に出た『日本教について』では、山本七平訳となっていたので、覆面ライターの招待に気づいた人もいたような、これは少しおぼろげな記憶です。

今考えると、新約聖書「ヨハネ黙示録」の「蒼ざめた馬」の原語(ギリシア語)がどうのこうのというのは、ユダヤ人の話題らしくはないですね。当時あまり常識的でなかった教養を背景に持っていたことも、新鮮な感じをあたえた一因だったと思います。
  • 2007-03-25
  • 投稿者 : のらりひょん
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[C2112] >のらりひょんさん

その当時の様子が窺えるコメントをありがとうございます。
この本の中に「山本書店主」という表記はありましたが、その時点でははっきりと山本七平さんのお名前がどこかにでていたわけではないのですね。

>そのとき奨めてくれた人の著書

その方も鋭い視点で本を書かれているのでしょうか。

[C2113] はじめてのカキコ致します。

とても懐かしいタイトルの書籍だったので、ついつい書き込み致している次第でございます。
実のところ、タイトルしか知りませんが、milesta さんの知的溢れ漲る文章に只々、引き込まれてしまったのです。
機会を見て、その書籍を手に入れ真剣に拝読してみたいと思います。
イザヤ・ベンダサン=山本七平氏
ということになるんですね。
イザヤ・ベンダサン・・・妙にインパクトの強い著者だなという印象もありましたね。確かに・・・・・・考えて見ますと・・・
イザヤ=実に日本的響きですよね。

もしかすると、この書籍は、文章の中に、日本の行く末を案じた暗号が記されていたなんてなってくると、ありえねぇー展開好きの私にとってはとても読み応えがありそうな書籍になりそうです。
(まぁ・・そんなことは絶対ありえないと思えますが・・・・・・)

元来、活字に慣れ親しむことが少ない私にとって、貴ブログを拝読するよう薦めた刀舟の思惑をふと読み取った気が致しました。これからも色々と勉強させて頂きます。ありがとうございます!
支離滅裂かつ長文にて大変失礼致しました。

[C2114] >お竜さん

お竜さん!ようこそいらっしゃいませ。こちらでははじめまして~。

>日本の行く末を案じた暗号が記されていたなんてなってくると

これが、あり得ない話ではないかもしれないんですよ。、暗号は文中に散りばめられていて、日本教徒の得意な「言外を読む」をしてみると解き明かされるという仕組みかも、なんて思っています。
機会があったら、ぜひお読みになってみてください。

お竜さんの記憶力と分析力にはいつも感心しております。私は忘れっぽくて、読んだ本のことを覚えておけないのでメモ代わりにこのブログを書いています。なので、独断(あれ?どこかで見たような言葉)も多々ありますが、今後ともよろしくお願いいたします。刀舟さんによろしくお伝えください。

[C2116] 懐かしい!

 出版された頃読んだ事があります。夏彦、七平の両山本氏が個人となった今読み返すべき本でしょうね。
『日本資本主義の精神』という非常に読みやすい一冊が光文社から出ており、これは暗記するまで読みました。中東を売り歩く日本のセールスマンを、巡礼に例えており、鋭い慧眼、石田梅岩などが分かりやすく説明されていました。
  • 2007-03-25
  • 投稿者 : hoihoihoi
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[C2118] >hoihoihoiさん

私も何故か山本七平氏と夏彦氏は、セットで考えていて、夏彦氏の著書の方が読みやすく感じて、夏彦氏ばかり読んでいました。七平氏は初めてです。が、他の著書も読みたくなりますね。

お薦めの『日本資本主義の精神』は、おもしろそうですね。石田梅岩に関心があるのですが、まだ関連著書を読んだことがないのです。

[C2131] 管理人のみ閲覧できます

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  • 2007-03-27
  • 投稿者 :
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[C2151] TB有り難うございます

山本七平氏の「空気の研究」とかは読んだことがあるのですが、「日本人とユダヤ人」は残念ながらまだ読んだことがありません。
“プールサイダー”なんて、今のテレビ界を表していますね。また、テレビを見ている視聴者もプールサイダーだったりします。
山本七平氏の日本人論はいつも的を射ていますね。

[C2154] >まささん

>山本七平氏の日本人論はいつも的を射ていますね。

私はこの本が初めてだったのですが、ハッとするようなこと、なるほどと思うことが、たくさん書いてありました。
『空気の研究』もおもしろそうですね。
  • 2007-04-01
  • 投稿者 : milesta
  • URL
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[C2172] 御無沙汰しております

大分前にTB頂いていてのですが・・・。
ようやく拝読させて頂くことが出来ました。
山本七平氏の評論は本当に面白いですよね。
この本も時間を作って読みたいと思います。
しかし、パロディーとして読む、というのはまた面白いですね。
プールサイダーなどの批判はまさしく的を射ているなぁと・・・。

実情を鑑みるに「パロディー」と安閑としておられないと云うのも・・・。
鋭い炯眼であります。
いつも良書をご紹介下さって有り難う御座います。

コメントが遅れましたご無礼をご容赦賜れれば幸いと存じます。
  • 2007-04-05
  • 投稿者 : 田舎の神主
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[C2174] >田舎の神主さん

お忙しいのに、コメントをありがとうございます。

この本を批判されているのは宗教学者らしく、専門家には太刀打ちできないので、パロディとしてみました。(笑)
「日本教徒キリスト派などという言葉はない。」と批判されても、素人の私からしたら「言葉はなくても的を射ている。」と感じたのです。

体調を崩されたとのことですが、どうかご無理なさらずお大事に。
  • 2007-04-05
  • 投稿者 : milesta
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[T220] ユダヤとアラブ・千年王国の確執

      ||| ユダヤとアラブ・千年王国の確執 |||  第一次大戦でオスマントルコ帝国から英国の支配下に、第二次大戦後は米国の後ろ盾で独立を果たしたエジプト米流時評でも昨年来おなじみの時事評論の達人、中東問題のエキスパートであるクリストファー・ディッキー
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『日本人とユダヤ人』 イザヤ・ベンダサン

日本人とユダヤ人 日本人とユダヤ人
イザヤ・ベンダサン、Isaiah Ben-Dasan 他 (1971/09)
角川書店
この商品の詳細を見る


この本は山本七平氏が亡くなる前に「自分が書いた」と奥様に仰られたそうで、角川oneテーマ21版では著者名は「山本七平」になっている。
また面倒なことに、偽名を使って出したとか内容に嘘があると指摘する批判本『にせ日本人とユダヤ人』(浅見定雄著/朝日新聞社)まで出ている。

しかし私は宗教の専門家でも比較文化の研究者でもないから、好き勝手な読み方ができる。
そこで、清水義範氏が『序文』という作品で「英語の語源は日本語である」というデタラメを書いたのと同じように、山本氏がイザヤ・ベンダサンという偽名を使って書いたパロディのようなものだとして読んでみた。なぜなら、ここが嘘、あそこが嘘、などと指摘していくには、あまりにみえみえの嘘も多いからだ。

例えば日本にあまたいる「評論家」について語るとき、次のような例を引いている。
山本書店主がプールに泳ぎに行くと、必ずどこのプールサイドにも人の泳ぎを批評する“プールサイダー”がいて、実に的確に批評するが、プールに突き落としてみるとたいていカナヅチだ、と。これはおそらく嘘だろう。
しかし、そこでワイドショーなどに出てくる有象無象の“プールサイダー”を思い浮かべてしまう。それが、このパロディの恐ろしいところだ。パロディのふりをして本質を突いている。

白眉は、日本人は皆「日本教」の信徒だという部分だ。日本には、その「日本教」に則した法外の法があるという。

では、この法外の法の基本は何であろう。面白いことに、それは日本人が使う「人間」または「人間性」という言葉の内容なのである。今のべたような「人間味あふるる判決」とか、また「人間性豊かな」「人間ができている」「本当に人間らしい」とかいう言葉、またこの逆の「人間とは思えない」「全く非人間的だ」「人間って、そんなもんじゃない」「人間性を無視している」という言葉、さらに「人間不在の政治」「人間不在の教育」「人間不在の組織」という言葉、この、どこにでも出てくるジョーカーのような「人間」という言葉の意味する内容すなわち定義が、実は、日本における最高の法であり、これに違反する決定はすべて、まるで違憲の法律として棄却されてしまうのである。

なるほど。そういえば弁護士にも「人権派」というのがいる。また日本の新聞は、この法外の法によって論じた記事が多いという。再び、なるほど。

そして、実にこまったことに、日本教の根本理念を形成する「人間」なるものの定義が、すべて言葉によらず、言外でなされていることである。

日本教においては、最も大切なことは言葉によらず言外にあるという。これは思い当たる節がある。
友人に「君が代」を英語訳して欲しいと頼まれたことがある。そしていざ訳そうとして、述語がないことに気づいた。「君が代」は、どうなるとか、どうなってほしいとか、そういうことが一切詠われていないのだ。英語では、そんなことは考えられない。しかし日本人なら誰でも(この歌の好き嫌いを問わず)「きっと続いて欲しいということだろう。」と解するであろう。しかも述語がないことに気づかないまま、ごく自然に。

言外のことを同じように読み取れる日本人は、誰しも日本教の信徒であり、キリスト教徒だと思われている人は日本教徒キリスト派で、共産主義者だと思われている人も日本教徒共産主義派なのである、と説明する。

パロディならではの、いろいろな見方を教えてくれるなぁ、愉快だなぁと思って読み進んでいたが、これだけはパロディのままであって欲しいという章『しのびよる日本人への迫害』に出くわした。

「朝鮮戦争は、日米の資本家が(もうけるため)たくらんだものである。」と平気でいう進歩的文化人がいる。ああ何と無神経な人よ。そして世間知らずのお坊ちゃんよ。「日本人もそれを認めている」となったら一体どうなるのだ。その言葉が、あなたの子をアウシュヴィッツに送らないとだれが保証してくれよう。

そして、朝鮮の日本に対する言い分と第一次世界大戦後のドイツのユダヤに対する言い分が対句のように書かれている。もちろんパロディだ。

「われわれが三十八度線で死闘して、日本をも守ってやったのに、日本はそのわれわれの犠牲の上で、自分だけがぬくぬくともうけやがった」

「われわれが西部戦線で死闘していた間、あいつらは銃後にあって、われわれに守られてぬくぬくともうけやがった」


そして後者はアウシュヴィッツに続いていった。前者は・・・こればかりはパロディのまま終わって貰わないと困る。ところが最近、「慰安婦に謝れ」「南京に謝れ」という海外でのキャンペーンが盛んになってきたのをみると、「まさか本当に日本人への迫害がしのびよっているのでは・・・?」と不安になってくる。

「嘘の書物だから」「にせのユダヤ人だから」とバカにして、

「あなたの子をアウシュヴィッツに送らないとだれが保証してくれよう。」

という警告を受け止めなかった人たちの言動や態度が、昨今の日本叩きに繋がっていると思えてならない。

パロディとして読むなんて、こんな読み方はきっと邪道なのだ。この本の支持者からは「まじめな本をパロディだなんて、ふざけている。」、批判者からは「偽物をパロディと言ってごまかすな。」とお叱りを受けるだろう。
けれど私としては、頭からペテン師だとか嘘つきだとか決めつけず、珍説があったとしても「言外に真理が書いてあるのだ。」とユーモアをもって楽しみ、警告は警告として受け止める方が、どんなにか役にたつだろうと思うのだ。


※この本は「明日へ架ける橋」のおしょうさんに薦めていただきました。ありがとうございました。

21件のコメント

[C2097] 山本七平

出ましたね、山本七兵氏。
私はこの方の本を次々と読みたくなって、今何冊もありますが、論理展開が非常に鋭い方だなあと言う印象を持っています。
読んでいると、今までなかなか気づかない点が出できて、なるほどと思わせる部分に沢山遭遇しました。
今また読者が増えているようで、書店にも多く並んでいます。

[C2100] >小楠さん

私は山本夏彦氏はよく読むのですが、七平氏の方は初めてでした。本当に鋭い方ですね。この本では、日本人が一斉に統一行動をとるのは、日本人のほとんどが農民だったからだ、というのにもなるほどと思いました。だから健康番組を見て、納豆やヨーグルトやココアに殺到しちゃうんですね。(笑)

本書に例の『日暮硯』、恩田木工がでてきていました。

[C2101] 若い頃

初版で話題になった時に読みましたが、内容はほとんど覚えていませんでした。
忘れかけていた本だったので、milesta さんの記事、とても興味深く読ませて頂きました。
どこかにあると思うので、出してきて読み直してみます。
若い頃は、この手の本大好きで、いろいろ読んで真剣に考えていたのに、年齢と共に、おバカになっている我が身を反省。(苦笑)
  • 2007-03-24
  • 投稿者 : マリリン
  • URL
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[C2102] ユダヤ人と朝鮮人

milestaさん、山本七平さんのこの本、昔読んだのを思い出しました。
当時は「大」のつくベストセラーだったように覚えてますが、
自分の脳裏には断片的にしか残っておらず、
あらためてもう一度読み返してみたくなりました。

この本以前も以降も、山本さんのように現実に徹した目で
イスラエル、もしくはユダヤ人を解読した本が、
日本には極めて少ないことに驚きます。

欧米に住む方は、特にビジネス面で必ずユダヤ人と接することになり
一面国際的に見える彼らの、実は徹底したユダヤ至上主義に
一度や二度ならず辟易した体験があるのではないかと、お察しします。
アメリカのメディア全体が、100年以上どっぷりユダヤ人社会なので、
こちらではなかなか、ユダヤ人あるいはイスラエル批判の意見や本に
お目にかからないのもあからさま過ぎて、不思議な実態ですね。

milestaさんが注目して引用された中で、特に「ユダヤ人対ドイツ人」を
「朝鮮人対日本人」と看做すのは炯眼!
ビジネスでどちらともやり取りした苦い経験があるので、
そっくり、そっくり!とうなずいてしまいました。
会話でもよく「Koreans are Asian Jews」と言われるのも尤もです。

最近の日本バッシングは、すきあらば過去の暴虐を根拠にゆすってやろう…
という「選民」どころか「賤民」根性丸出しで、
そんなゆすりたかりを国際社会の場面で展開されるのを見ると、
ユダヤ人がホロコーストを根拠に、イスラエル建国のお墨付きを
アメリカから取り付けた史実を思い出して、ぞっとします。

こういうユニークな観点の、日本には稀な本を掘り起こしてくださって
Thanks much! です。ますます読み返したくなりました。
(長くなっちゃってスミマセン!)

[C2103]

長らく不義理してしまっていて…、恐縮です。
この本、オーストラリアの図書館にもあったのですね。なるほど、milestaさんは、パロディーとしてお読みになりましたかぁ(ニヤリ)。
拙僧は、2年に1度くらいの割合で、書棚からこの本を手にとって読み返しています。今でも、うならされることが多いです。まぁそれだけ、「人間」とは謎だらけの動物なのでしょう(笑)。
  • 2007-03-24
  • 投稿者 : おしょう
  • URL
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[C2104] >マリリンさん

ものすごいベストセラーになったそうですね。その頃は、ユダヤ人が書かれたとされていたのですよね。とすると、今お読みになると、新たな発見があるかもしれませんね。
私は初めて読みましたが、発見の連続でした。

[C2105] >ysbee さん

アメリカのビジネス界からすると、ユダヤと韓国が似ていると見られているのですか。どちらも一途そうなので、それででしょうかね?
山本七平氏のユダヤと日本を重ねてみるのとは違う視点で、おもしろいです。

TBと関連記事読みました。「智恵の七柱」も翻訳中なのですね。楽しみにしています。

[C2106] ふむふむ

僕はこの本のことは知りませんでしたけど
偽名で書くって面白いですね。
人間という言葉は確かによくききますね。
人間としてどうなの?とかいってますもんね。
最近の日本バッシングは歯がゆくもありますけど
ここでどう返していくか、重要な局面にきている気がします。
アベさん次第かな。
  • 2007-03-24
  • 投稿者 : ウナム
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[C2107] >おしょうさん

お忙しいところ、コメントいただきこちらこそ恐縮です。
この本、運のいいことに和書の古本屋さんで見つけ、2ドルだったので、買ってきたんです。

「パロディー」はですね、この本を批判する人たちは、そんな枝葉末節にこだわって目を三角にしていないで、楽~な気持ちでお読みになったら楽しめるのではないかな~というメッセージです。といっても、そういう方々はこんな素人ブログはご覧にならないでしょうけど。(笑)

本当にハッとするようなことがいろいろと書いてありました。良い本を教えてくださりありがとうございました。

[C2108] >ウナムさん

私も「どうして偽名使ったのかな?」と考えながら読みました。
①その頃、こういう論調の本を日本人が書いたら「右翼」と言われるから。
②本来はキリスト教徒(なのですって)なので、キリスト教について自由に書くためにユダヤ人ということにした。
など・・・。こういうことを考えるのもおもしろいです。

この本を読んで以来、我が家では「人間」という言葉が流行っています。何か失敗しても「人間だからね。」日本のドラマを見ては、「やっぱ最後は人間だよね~。」とか。一日中「人間」「人間」て。(笑)

ほんと安倍さんには頑張って欲しいですね。

[C2111] 日本教

なつかしい本で紹介していただきましたので一言。

僕も初版のときに、出てすぐ買って読みました。そのとき奨めてくれた人の著書も、この頃ネット上でときどき見かけます。目からウロコの思いで読んだところが沢山あった記憶があります。Milestaさんの「パロディー」という表現になるほどと感じました。気の利いた比喩とも言えそうですね。

最初はイザヤ・ベンダサンって、日本語の達者なユダヤ人だという触れ込みでしたが、そんな人に会った人もいないので、本当の著者は誰だろうという話題になりました。次に出た『日本教について』では、山本七平訳となっていたので、覆面ライターの招待に気づいた人もいたような、これは少しおぼろげな記憶です。

今考えると、新約聖書「ヨハネ黙示録」の「蒼ざめた馬」の原語(ギリシア語)がどうのこうのというのは、ユダヤ人の話題らしくはないですね。当時あまり常識的でなかった教養を背景に持っていたことも、新鮮な感じをあたえた一因だったと思います。
  • 2007-03-25
  • 投稿者 : のらりひょん
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[C2112] >のらりひょんさん

その当時の様子が窺えるコメントをありがとうございます。
この本の中に「山本書店主」という表記はありましたが、その時点でははっきりと山本七平さんのお名前がどこかにでていたわけではないのですね。

>そのとき奨めてくれた人の著書

その方も鋭い視点で本を書かれているのでしょうか。

[C2113] はじめてのカキコ致します。

とても懐かしいタイトルの書籍だったので、ついつい書き込み致している次第でございます。
実のところ、タイトルしか知りませんが、milesta さんの知的溢れ漲る文章に只々、引き込まれてしまったのです。
機会を見て、その書籍を手に入れ真剣に拝読してみたいと思います。
イザヤ・ベンダサン=山本七平氏
ということになるんですね。
イザヤ・ベンダサン・・・妙にインパクトの強い著者だなという印象もありましたね。確かに・・・・・・考えて見ますと・・・
イザヤ=実に日本的響きですよね。

もしかすると、この書籍は、文章の中に、日本の行く末を案じた暗号が記されていたなんてなってくると、ありえねぇー展開好きの私にとってはとても読み応えがありそうな書籍になりそうです。
(まぁ・・そんなことは絶対ありえないと思えますが・・・・・・)

元来、活字に慣れ親しむことが少ない私にとって、貴ブログを拝読するよう薦めた刀舟の思惑をふと読み取った気が致しました。これからも色々と勉強させて頂きます。ありがとうございます!
支離滅裂かつ長文にて大変失礼致しました。

[C2114] >お竜さん

お竜さん!ようこそいらっしゃいませ。こちらでははじめまして~。

>日本の行く末を案じた暗号が記されていたなんてなってくると

これが、あり得ない話ではないかもしれないんですよ。、暗号は文中に散りばめられていて、日本教徒の得意な「言外を読む」をしてみると解き明かされるという仕組みかも、なんて思っています。
機会があったら、ぜひお読みになってみてください。

お竜さんの記憶力と分析力にはいつも感心しております。私は忘れっぽくて、読んだ本のことを覚えておけないのでメモ代わりにこのブログを書いています。なので、独断(あれ?どこかで見たような言葉)も多々ありますが、今後ともよろしくお願いいたします。刀舟さんによろしくお伝えください。

[C2116] 懐かしい!

 出版された頃読んだ事があります。夏彦、七平の両山本氏が個人となった今読み返すべき本でしょうね。
『日本資本主義の精神』という非常に読みやすい一冊が光文社から出ており、これは暗記するまで読みました。中東を売り歩く日本のセールスマンを、巡礼に例えており、鋭い慧眼、石田梅岩などが分かりやすく説明されていました。
  • 2007-03-25
  • 投稿者 : hoihoihoi
  • URL
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[C2118] >hoihoihoiさん

私も何故か山本七平氏と夏彦氏は、セットで考えていて、夏彦氏の著書の方が読みやすく感じて、夏彦氏ばかり読んでいました。七平氏は初めてです。が、他の著書も読みたくなりますね。

お薦めの『日本資本主義の精神』は、おもしろそうですね。石田梅岩に関心があるのですが、まだ関連著書を読んだことがないのです。

[C2131] 管理人のみ閲覧できます

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  • 2007-03-27
  • 投稿者 :
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[C2151] TB有り難うございます

山本七平氏の「空気の研究」とかは読んだことがあるのですが、「日本人とユダヤ人」は残念ながらまだ読んだことがありません。
“プールサイダー”なんて、今のテレビ界を表していますね。また、テレビを見ている視聴者もプールサイダーだったりします。
山本七平氏の日本人論はいつも的を射ていますね。

[C2154] >まささん

>山本七平氏の日本人論はいつも的を射ていますね。

私はこの本が初めてだったのですが、ハッとするようなこと、なるほどと思うことが、たくさん書いてありました。
『空気の研究』もおもしろそうですね。
  • 2007-04-01
  • 投稿者 : milesta
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[C2172] 御無沙汰しております

大分前にTB頂いていてのですが・・・。
ようやく拝読させて頂くことが出来ました。
山本七平氏の評論は本当に面白いですよね。
この本も時間を作って読みたいと思います。
しかし、パロディーとして読む、というのはまた面白いですね。
プールサイダーなどの批判はまさしく的を射ているなぁと・・・。

実情を鑑みるに「パロディー」と安閑としておられないと云うのも・・・。
鋭い炯眼であります。
いつも良書をご紹介下さって有り難う御座います。

コメントが遅れましたご無礼をご容赦賜れれば幸いと存じます。
  • 2007-04-05
  • 投稿者 : 田舎の神主
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[C2174] >田舎の神主さん

お忙しいのに、コメントをありがとうございます。

この本を批判されているのは宗教学者らしく、専門家には太刀打ちできないので、パロディとしてみました。(笑)
「日本教徒キリスト派などという言葉はない。」と批判されても、素人の私からしたら「言葉はなくても的を射ている。」と感じたのです。

体調を崩されたとのことですが、どうかご無理なさらずお大事に。
  • 2007-04-05
  • 投稿者 : milesta
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[T220] ユダヤとアラブ・千年王国の確執

      ||| ユダヤとアラブ・千年王国の確執 |||  第一次大戦でオスマントルコ帝国から英国の支配下に、第二次大戦後は米国の後ろ盾で独立を果たしたエジプト米流時評でも昨年来おなじみの時事評論の達人、中東問題のエキスパートであるクリストファー・ディッキー
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