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[C1942] 早速

「職人」と「木の教え」、いい本を教えて頂き有難うございます。
早速購入手続きをしました。
実は私住宅建設関係の仕事なので、これは大変役に立ちそうです。先ず読んでから、社員の皆さんにも薦めようと思います。
「天皇の料理番」は昔に買っておりましたよ。

[C1943] >小楠さん

専門家でいらしたのですね。
どちらの本も、素人の私が読んでもおもしろかったので、知識のある方が読まれたら、たぶんもっとおもしろいでしょう。
『職人』には時々専門技術のことも書かれていて、意味がわかれば更に楽しめたのに・・・と思いながら読んでいました。
読まれて感想等がありましたら、教えてくださいね。

[C1945] 面白そうです

こういう日本の伝統的な職人さんの話って面白いですよね。こういう本は大好きです。
以前読んだ本(会社での回し読みだったのでタイトル・著者を失念しました)でも、宮大工さんが「昔のやり方が100%良いというわけではないが、労働基準法ができたことによって、技術は低下していると思う」という意味の事をおっしゃっていました。年季奉公という厳しい修行時代がない現在、技術の継承がとても難しくなったのだそうです。
こちらの紹介文を読んで、その本をふと思い出しました。

[C1946]

>実務経験がなく、熱意もなく、プライドばかり高い、名ばかりの技術者に対する批判は実に鋭い。

この批判は今の日本のかなりの職種に当てはまりそうですね。
もちろん、政治家や官僚にも…

それはさておき、
私自身、自分を省みることに注意しなければ…

[C1948] >asayakeさん

技術を覚えるには年季奉公が必要だというのは、とてもよくわかります。嫌になるほど同じ作業をやらなければ、体が覚えないのですよね。そして、それには若いうちに始めないとだめみたいです。この竹田さんは13歳で奉公に行ったそうです。今は高学歴社会だから、始めるのも遅いし、昔に比べると弁は立つけど根性がなくなっていますからね。

asayakeさんの会社はいろいろな本をまわし読みできていいですね。

[C1949] >刀舟さん

>この批判は今の日本のかなりの職種に当てはまりそうですね。

実は私も何人かの顔が浮かんでしまいました。熱意がないというのは、学生とか若い人にもいそうなのですが、本当はどんな仕事も「熱意」が一番大事ではないかと思います。

刀舟さんは今までのブログの更新ぶりを拝見すると、熱意の人のようですから、大丈夫でしょう。
それより私、熱意をもって家事をやっているかしら・・・?

[C1950] こんばんは

コメントをありがとうございました。さっそく遊びに来ました。

「職人とは、仕事の技術、姿勢、倫理観を伴っている人たちのことである」とか、「人は自己の職分に正しい知識があり、仕事に熱意があれば何ごとも恐れることはない」

など、いいことを聞かせて頂きました。これからもよろしくお願いします。
  • 2007-02-27
  • 投稿者 : あーりー
  • URL
  • 編集

[C1951] >あーりーさん

こんばんは。ご訪問とコメントありがとうございます。さっきも楠木兄弟のお話(半分まで)読んで笑ってきました。

こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。

[C1952]

熟練技術者を金がかかるからという理由だけで追い出す会社も多々ありますからねぇ。
零細企業なんかでは、KMどころか、我が身可愛さから、わざと技術を教えなかったり…

熟練を追い出すというのは、会社だったらそこが駄目になるだけですが、タクシー、バス、トラック業界だったら…
  • 2007-02-27
  • 投稿者 : NS大川
  • URL
  • 編集

[C1953] >NS大川さん

たしかに、その会社がダメになるだけならいいけど、他人に迷惑をかけるような職種は困りますね。
ここに書いた大工さんだってそうですよね。

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[T195] 「仁徳天皇陵」を世界遺産登録申請?!

とりあえず緊急を要する記事ですのでアップしておきます。これは本当にまずいです。仁徳天皇陵を世界遺産に 申請へ2400万円計上 堺市  堺市は16日、世界最大クラスの墳墓「伝仁徳天皇陵」を含む百舌鳥(もず)
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『職人』 竹田 米吉

職人 職人
竹田 米吉 (2003/11)
中央公論新社
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この『職人』を書かれた竹田米吉さんは、「小僧」としての奉公から経験された本物の職人である。明治生まれで、書かれたのは昭和三十三年だというのに、今読んでも古めかしくなく、すいすいと読めてしまう。江戸っ子で歯切れが良く、勉強家で書くことも達者、しかも自己の活き活きとした体験を語っていて内容がおもしろいからであろう。

竹田さんの父親は、徳川時代に江戸城や大名屋敷の普請をしていた大工たちの流れをくんだ棟梁だった。そこで父親の時代の職人たちの様子から書き起こされている。
そしてご自身については、まだ徳川時代のことを知っている職人たちの間で揉まれた小僧時代、工手学校で建築家としての勉強をし、駅舎や工場という大きな仕事に関わるようになり、更なる向学心から早稲田大学の建築科に入学するまでのことが書かれている。
時代は明治後半、各方面で日本の西洋化が図られ、職人の世界も大きく変わったであろう時期である。

時代の変化やそれに伴う建設業の変遷や問題点、昔の職人や建設に関わる人びとの仕事や暮らしぶりなどが実によくわかり、『職人』という簡素な題名の一冊の本からこんなに教わることがあるとは思いも寄らなかった。

一番印象深かったのは、職人たちが活き活きと楽しそうだったことだ。仕事道具を買う店に贔屓があり、仕事着の仕立てにもうるさい。ぴたっとしないだぶだぶの股引を履いていれば

「なんでえ、象の股引きみてえのはいてやがって!」

とけなされ、鉢巻きの仕方が変ならば

「梅坊主がかっぽれを踊るんじゃねえぞ!大工らしくしろ!」

と怒鳴られる。これも熟練の職人にとっては当然のことで、道具が股引きに引っかかったり、鉢巻きがずり落ちてくれば仕事にならないからで、職人の「粋」は全て仕事に関わっている。
鳶職が高いところでバランス良くひょいひょいと歩けるようにするのも、狭いところでものを運んだり、危ないときにはサッと別の足場に跳び移れるようにしておくためであり、見端を気にしているだけではない。そもそもは安全性や作業性のためなのである。

つまり、この場合の職人とは、仕事の技術、姿勢、倫理観を伴っている人たちのことである。手に入るお金は少なかったかもしれないが、仕事着、外出着二種類の半纏は支給され、食事もついていて、生活は安定していた。そして、なにより仕事に誇りを持っている。もちろん、そこまでたどり着くには小僧時代からの厳しい修業を乗り越えねばならない。

実際、職人の技能は誇るべき専門的能力であって、これを覚えるには年季奉公にゆくほかなかった。そこで相当の家庭の子弟でも、職人を志す者は他人の家に住み込んで年季をつとめる慣わしであった。

竹田さんご自身も、棟梁の息子でありながら、別の棟梁に奉公し、小僧としての下積みや先輩からのいじめなど、一通り経験している。仕事場への往復は疲れ切って、眠りながら歩いていたほどであったという。本当に実力主義の社会だったのである。

小僧の生活というのは辛いものだが、簡単に辞めてしまうような少年はあまりいなかったようだ。

また逃げたからといって、連れ戻されてひどい罰を食ったり、折檻を受けることはなかった。問題は面目にあるのだ。両親や親戚の面汚しになるという怖れが、へげたい少年の心を抑えた。この道徳観はそれほど力強いものだったのである。
※へげたい・・・逃げたい

竹田さんのすごいところは、そんな小僧時代を含め、どのような環境下でも常に何かを学び取っていることで、この本で感銘をうけたことの一つに、竹田米吉その人の生き方、職業観がある。

小僧時代に鉋ばかりかけていたことも「木心(木質)が一目で判断がつくようになった」と評価しているし、全く知らない分野の監督を命ぜられたときは、専門の人たちに教えを乞い、煉瓦積み、左官、ペンキ塗りなど、大工とは職種の違う人たちの現場のことまで詳しくなる。経理にうるさい上層部と話をするため事務の仕事を覚える。すぐれた指導者の下ではその仕事振りを観察して学んでいるのは当然として、実務経験のない上司に振り回されたときや災害にあったときでさえ「おかげで真摯に現場の人たちに教えを乞うことが出来た」「試行錯誤して斯く斯くの技術を学ぶことが出来た」などとありがたがってまでいるのだ。
こうして、現場のわかる技術者として力をつけていく。

現場のことがわかると言っても、決して馴れ合いにならず、言いつけを守らない親方に注意をして殴りかかられ乱闘になったり、仕事のわかっていない若い鳶からも殴られそうになって取り押さえたり、手荒なこともやっている。

そうした経験からくる自信が次の一文に良く表れている。

人は自己の職分に正しい知識があり、仕事に熱意があれば何ごとも恐れることはない。

この竹田さんから見た、実務経験がなく、熱意もなく、プライドばかり高い、名ばかりの技術者に対する批判は実に鋭い。文明開化で封建的な仕事のやり方が減った一方で、実力とは無関係の肩書き重視の人事や、事なかれ主義の仕事が行われ始めていたことが垣間見られる。
この本の中には「封建的なのはよくないが・・・。」と断りながらも、徒弟制度を懐かしむ竹田さんの気持ちがにじみ出ている箇所がいくつかあった。日本の近代化の裏には、失われたものも多くあったということが察せられる。


※これまでに紹介した関連書籍
『天皇の料理番』
 同時代の異業種-西洋料理の世界で、下積みから始めて第一人者まで上り詰めた料理人の伝記。貪欲に技術を習得し、どんな環境からも何かを学び取り、先見の明をもつという点で、竹田さんと通じるところがあります。また、どちらの業界も「文明開化」の波に乗り、変化の時代であったことが感じられます。
『木の教え』
 木は伐られてから「木材」としての命を与えられる。その木の命を生かすのが大工の仕事。長年の経験や伝統が、いかに木をうまく生かすことになるか。専門的なことがやさしい言葉と豊富な図で、わかりやすく書かれています。 

10件のコメント

[C1942] 早速

「職人」と「木の教え」、いい本を教えて頂き有難うございます。
早速購入手続きをしました。
実は私住宅建設関係の仕事なので、これは大変役に立ちそうです。先ず読んでから、社員の皆さんにも薦めようと思います。
「天皇の料理番」は昔に買っておりましたよ。

[C1943] >小楠さん

専門家でいらしたのですね。
どちらの本も、素人の私が読んでもおもしろかったので、知識のある方が読まれたら、たぶんもっとおもしろいでしょう。
『職人』には時々専門技術のことも書かれていて、意味がわかれば更に楽しめたのに・・・と思いながら読んでいました。
読まれて感想等がありましたら、教えてくださいね。

[C1945] 面白そうです

こういう日本の伝統的な職人さんの話って面白いですよね。こういう本は大好きです。
以前読んだ本(会社での回し読みだったのでタイトル・著者を失念しました)でも、宮大工さんが「昔のやり方が100%良いというわけではないが、労働基準法ができたことによって、技術は低下していると思う」という意味の事をおっしゃっていました。年季奉公という厳しい修行時代がない現在、技術の継承がとても難しくなったのだそうです。
こちらの紹介文を読んで、その本をふと思い出しました。

[C1946]

>実務経験がなく、熱意もなく、プライドばかり高い、名ばかりの技術者に対する批判は実に鋭い。

この批判は今の日本のかなりの職種に当てはまりそうですね。
もちろん、政治家や官僚にも…

それはさておき、
私自身、自分を省みることに注意しなければ…

[C1948] >asayakeさん

技術を覚えるには年季奉公が必要だというのは、とてもよくわかります。嫌になるほど同じ作業をやらなければ、体が覚えないのですよね。そして、それには若いうちに始めないとだめみたいです。この竹田さんは13歳で奉公に行ったそうです。今は高学歴社会だから、始めるのも遅いし、昔に比べると弁は立つけど根性がなくなっていますからね。

asayakeさんの会社はいろいろな本をまわし読みできていいですね。

[C1949] >刀舟さん

>この批判は今の日本のかなりの職種に当てはまりそうですね。

実は私も何人かの顔が浮かんでしまいました。熱意がないというのは、学生とか若い人にもいそうなのですが、本当はどんな仕事も「熱意」が一番大事ではないかと思います。

刀舟さんは今までのブログの更新ぶりを拝見すると、熱意の人のようですから、大丈夫でしょう。
それより私、熱意をもって家事をやっているかしら・・・?

[C1950] こんばんは

コメントをありがとうございました。さっそく遊びに来ました。

「職人とは、仕事の技術、姿勢、倫理観を伴っている人たちのことである」とか、「人は自己の職分に正しい知識があり、仕事に熱意があれば何ごとも恐れることはない」

など、いいことを聞かせて頂きました。これからもよろしくお願いします。
  • 2007-02-27
  • 投稿者 : あーりー
  • URL
  • 編集

[C1951] >あーりーさん

こんばんは。ご訪問とコメントありがとうございます。さっきも楠木兄弟のお話(半分まで)読んで笑ってきました。

こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。

[C1952]

熟練技術者を金がかかるからという理由だけで追い出す会社も多々ありますからねぇ。
零細企業なんかでは、KMどころか、我が身可愛さから、わざと技術を教えなかったり…

熟練を追い出すというのは、会社だったらそこが駄目になるだけですが、タクシー、バス、トラック業界だったら…
  • 2007-02-27
  • 投稿者 : NS大川
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[C1953] >NS大川さん

たしかに、その会社がダメになるだけならいいけど、他人に迷惑をかけるような職種は困りますね。
ここに書いた大工さんだってそうですよね。

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