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『名画にみる國史の歩み』 小堀 桂一郎

名画にみる国史の歩み 名画にみる国史の歩み
小堀 桂一郎 (2000/04)
近代出版社
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この本を紹介するのは三回目になる。
今日は建国記念の日(紀元節)。
なぜこの日が建国記念の日なのか。この本には、美しい日本画と共に建国の由来が説明されている。そしてその絵は『高等小學國史上巻』の挿絵として使われていたそうだ。現在、このような歴史絵画が存在するにもかかわらず、人々の目にあまり触れないのは、とても勿体ないことだと思う。
以下は、過去に紹介した時の記事。また二回目の記事は、天皇誕生日に書いたこちら

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オーストラリアの学校では、国民の祝日・記念日の前後にはその由来や歴史的なことを学ぶ集会や授業が行われる。1月26日建国記念日の際はファーストフリート(イギリスから最初にオーストラリアに渡ってきた人たち)のことを教わり、4月25日の戦争メモリアルデイには退役軍人の方が講話してくださったり、メモリアルのシンボルであるローズマリーの小枝を胸につけて帰宅したりする。

日本では、歴史のことは歴史(社会科)の時間に、それも古代史から順に学んでいくのが一般的だ。イギリス人入植後のオーストラリアより遙かに古くから続く日本の歴史は、子供にとっては気が遠くなるほど長くて果てしない。だがどうだろう。小さいうちから歴史の中の象徴的な場面をいくつか話してやったら・・・。歴史が長いだけに、子供達の興味を引くようなエピソードには事欠かない。それをきっかけに自国の歴史に関心を持つようになり、その後の歴史の学習がうんと楽しくなるに違いない。

この『名画にみる國史の歩み』は、子供に歴史的場面を印象づけるのに打ってつけの一冊である。「名画」というだけあって一枚一枚の絵の存在感は圧倒的である。
勝海舟の待つ部屋にゆっくりと向かう西郷隆盛、水の中に半分浸かった馬の上から扇を狙う那須与一、それまでは着物姿の絵ばかりであったのに突然洋装の男女が居並ぶ帝国憲法発布。神話の時代にまで遡れば、天照大神がお隠れになった天岩屋戸の前に集まる神々。
断片的にでも、小さいうちにこれらの印象的な場面を知ることは、とても大事なことではないかと思う。実際の年号、政治的な背景、それによって日本がどう変化したのか・・・そういうことは始めから教えなくとも、興味を持てば自分から知りたくなるだろう。

小・中学校のクラスに一冊ずつこの本があって、折に触れて担任の先生がその中の一ページを読み、必要があれば解説してくだされば、歴史好きの子供が増えるに違いない。
子供達には自分の国のことに関心を持って欲しい。「知りたい。」という気持ちを持って学んで欲しい。他の国の人達がうらやましがるような長い歴史を持った国なのだから。

※この本は“新・へっぽこ時事放談”のspiralさんに教えて頂きました。大人にとっても大変読み応えがあり、絵が美しいので何度も読み返したくなります。我が家になくてはならない本になっています。ありがとうございました。
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