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“Passage to Freedom The Sugihara Story” Ken Mochizuki (杉原千畝物語)

Passage to Freedom: The Sugihara Story Passage to Freedom: The Sugihara Story
Ken Mochizuki (2003/09)
Lee & Low Books
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子供達の学校の国語(つまり英語)のリーディング学習のシステムは、とても良くできている。一クラスが、五段階くらいのレベルに分かれ、授業でも、家でも、各段階の本を読む。本は何種類も用意されていて、それぞれの段階に色分けされたボックスにぎっしり入っている。持ち帰り用はそこから選んで借りてきて、読み終わったら別の本を借りてくる。中にはカセットテープ付きの本もあり、テープを聴いて正しく読む練習をすることもある。

町の図書館にも、このカセットつきの本のコーナーがあり、その中に日本人が主人公の本を見つけた。リトアニアの領事時代に、多くのユダヤ人の命を救った杉原千畝の物語である。

杉原千畝は、ナチスに追われポーランドから逃げてきたユダヤ人達に、ビザを発給したいと考える。日本政府に二度も“No.”と言われたにもかかわらず、またナチスからどんな報復があるかもわからないというのに、それでも個人の責任でビザにサインをすることに決めた。

それからというもの、千畝は寸暇を惜しんでビザにサインをし続けた。目がまっ赤になり、喋ることが出来なくなり、肩凝りがひどく、妻は毎晩肩もみをした。そして、千畝が疲れ切ってサインをやめたくなったときには、妻が「出来るだけ多くの人達の命を救いましょう。」と励まし続けた。転勤が決まっても、引っ越す道すがら、サインをし続けた。

後書きに書かれているが、命が助かったユダヤ人の多くが、このビザを家宝として大事に取ってあるそうだ。

オーストラリアの子供がリーディングの勉強を通じて、この物語を知ってくれたら嬉しい。
日本でも、英語の教材に杉原千畝の物語(この本かどうかは未確認)を使ったら、テストの平均点が良かったという話を聞いたことがある。感動を与える物語は、子供達の学習意欲を高める力もあるのだろうか。私は日本の英語学習については何も知らないが、日本人なら誰もが誇りに思うこのような物語は、英語学習に積極的に取り入れても良いのではないかと思っている。
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